松大かわティ ブログ

松本大学の学生からの質問回答です。心理学、発達心理学、生徒指導概論、教育相談の受講生の皆さんからです・

質問と回答:20151204 質問が少ないのでまとめて回答(心理学、教育相談、発達心理学)レポートから

2015-12-05 20:38:10 | 日記

1. 川島先生は何か習い事をしていましたか?長く続いた習い事があれば、それはどうしてだと思いますか?
   答:小学生の頃、その頃、男子ではめずらしくピアノを習っていました。一応、バイエルを終わってツェルニーまで入りました。でも中学生になってやめてしまいました。その反省もあって、自分の子どもには、高校生を卒業するまでピアノをノルマのひとつにしました。習い事は、なかなか長続きしないですね。それは、やはり他の面白いことに目移りするのと、飽きてしまうからでしょうね。その意味では親がしっかりと、やるべきことを決めて指導することが必要かもしれません。、

2. 読解力をつけるにはどうしたらいいですか。
   答:本を読むこと、できれば声を出して読むことですが、なかなか、実践できないですね。それと、多読(早くとか沢山とか読もうと)をしないで、一冊をじっくり読むことだと思います。私は、本を読むのが遅くていつも、本を持っていて読んでいます。新聞に書かれているような「速読」は、あまり賛成しません。知識は、沢山あっても生活に生かせなければ意味がありません。


3. 夜遅くまで勉強するのと、朝早く起きて勉強するとではどっちのほうがいいですか。
   答:どっちというのはわかりません。でも、私は、朝起きて勉強したことはありませんが、夜は、興奮状態にあるのか、徹夜でも勉強することができます。それに、朝起きて勉強しようと思っても寝坊してしまうことが多かったので、夜のうちに勉強しようと考えるようになりました。

4. これは観たほうが良いという映画を教えてください!ジャンルは問いません!
   答:観たほうがいいというのはわかりません。でも、好きな映画はあります。私は、明るい映画が好きで感動系は好きでありません。好きな映画で何度も観たのは、「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」、(3歳くらいのカラが最高!)、「世界で一番パパが好き!」(この映画のおじいさん役のジョージ・カーリンのまねをして髭はやすようになりました)、トムクルーズの「カクテル」(音楽が大好き・エリザベスシューがいい))、「魔女の宅急便」、「千と千尋の神隠し」、「となりのトトロ」、「ローマの休日」、「天使にラブソングを Ⅱ」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー 」、「プリティ・プリンセス1&2」(アン・ハザウェイは最高!)、・・うーん、思い出せない。


5. 最後に質問です。川島先生は、教授という職業以外でなってみたいと思っていたものはありますか?また、子どものころどんな人生を歩みたいと思い描いていましたか?その夢を後押ししてくれたものや妨げたものがあれば、あわせてお聞ききしたいです。
   答:私は、父親が幼稚園をやっていて園長になるように言われていましたが、その為に発達心理学を勉強しているうちに学問のほうが好きになり、今の仕事に至っています。でも、小学生の頃は弁護士に、中学生の頃はお笑い芸人になりたいと書いていました(笑い)。

6. 毎日やらなければならないこと(レポート、練習など)がたくさんあって大変です。どのように過ごせば、全てをうまくこなせるでしょうか?
   答:私は、仕事は一生懸命はやりません。だらだらとやります。気が向いたらと仕事をします。でも、仕事があることは忘れないようにして、遊びを優先して終わったら仕事をします。とりあえず、締め切りのくれないように、早めにだらだらやるのがいいと思います。

7. モンテッソーリの幼児教育を取り入れている幼稚園、または保育園があると書いてあったのですが日本にはどれくらいの数がありますか?
  答:最近は調べていないので、わかりませんが、幼稚園・保育園の段階なら、日本にも300くらいはあると思います。授業でも、話しますが、モンテッソーリは、幼児だけでなく、小学生、中学生も同じ理論的な立場からの教育法を考えています。しかし、幼児期の段階は、システムとして取り入れやすいので幼児期だけになってしまうことが多いようです。

8. アルバイト先でのクレームに対してどんなに理不尽なものであっても謝るべきなのか、それとも聞いてもらえなくともしっかりと説明するべきなのか何が正しいのでしょうか。
  答:難しい質問ですね。というのは、私が、あなたの立場にあったとしても、その時の文句を言う人や状況によると思うからです。少なくでも、どんな理不尽であってもというのは無いと思いますが・・・現在の日本では、”お客様は神様”という観念が浸透しているので、ほとんどの場合、どんな時でも店の側が誤ることが多いようですが、それもおかしいと思います。アメリカやヨーロッパの多くの国では、店はその人(店員)の家と同じなので、買う人も神様でなく、対等であるという意識があり、入るときには、こんにちは(ボンジョルノ・ボンジュール・ハーイ)などと言って入り、何も買わなくても、見せてもらったということで、お礼(グラッチェ・メルシー・サンキュー)などと言って出るのが原則です。それを言わずに、なぜ、あいさつをしないのかと問われた学生(一緒に旅行に行った)がいました。言葉がわからす焦っていました・・・旅行に行くときは、挨拶だけは覚えてゆきましょう。


9. なぜ自分で決めて子供を産んだはずなのに、幼児虐待が起きてしまうのですか。親は何に苦しんでいるのだと先生は思いますか。
  答:それがですねえ・・・まず、自分が決めて産んだといういう人ばかりではないのですよ。産まなければよかったと思う親もたくさんいるのです。それに、虐待をする親だって、それぞれが苦しんでいるのですよ。ほとんどの虐待する親は、虐待をしてしまってから、後悔をするのです。でも、子どもは小さいので、カッとなってついつい手が出てしまうというのが多くのケースなのです。まあ、大人もみんな頑張って苦しんで生きているのですよ。若い時にはわかりにくいかもしれませんが、歳をとるとわかりますよ。お父さんやお母さんだってストレスがあるし、私だって、ストレスのたまることはたくさんあるのですから・・・・