能面ヴィオラ

最近、能面教室に通い始めました。能面とヴィオラにはいろいろ意外な共通点が!

新年の練習

2022年01月03日 | ヴィオラ
昨年は練習時間が格段に増えたこともあって少し進歩が見られた。
今年はもっと効率の良い練習をして、体の力を抜いて、それでいてきちんと音が出るようにしていきたい。

さて、今日の練習のメモ

弦を押さえる場所。

バイオリン道場チャンネルでのを見て、あ、そうか、それでもいいんだと思った。

つまり
ド真ん中でなくて、わずかに左(自分から見て低弦側)に指を着地させる。


実はこれまでも柔らかい音を出したい時に無意識のうちにやっていたかもしれない。
たまたま最近本棚から取り出した、プリムローズのヴィオラの演奏技法という本にも同様のことが書いてあった。

そんなこともあって今日の練習で意識したことは次の通り

指を指板に打ち下ろす場所を、わずかに左にずらす。C線1本分の幅程度。
弦の感触は、これまでより若干指の腹寄りの部分で感じる。

もちろん、発音した瞬間からは、左指は押さえつけず脱力して、響を感じ取る。

この感覚、けっこうハマってしまった。これまでなんとなく弾いていた箇所も、このことを意識して、感覚を味わいながら弾いてみた。いい感じ。
それからこれはプリムローズの本に書いてあったことだけど、この指の置き方だと、指を離すときに弦を若干弾く、ピチカートをすることが可能。
これは、次の音が同じ弦の開放弦の時に、今押さえている指を離す際に
指で弦をはじくようにする。次の開放弦の音をはっきりと出すのに役立つようだ。トボ6の4楽章のヴィオラがもろ裸になる、たった1小節のところで使えそうだ。

この、開放弦をスムーズに発音させる小技は、ロイヤルフィルのチェロのノーマンさんのレッスンに立ち会った時にもそんなことを言っていたことを思い出した。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿