能面ヴィオラ

最近、能面教室に通い始めました。能面とヴィオラにはいろいろ意外な共通点が!

音楽練習サポートアプリ(Tonic Music)を使ってみた

2024年03月28日 | ヴィオラ

Tonic Musicという音楽(楽器)個人練習サポートアプリを使ってみました。

どんなことができるかというと、
自分の(仮想)練習スタジオをリアルタイムで全世界に公開(音だけ)できます。逆に、現在公開している他人の練習スタジオに自由に出入りして、誰がどのような練習をしているかを聴くことができ、その場でコメントやチャットをすることができます。

練習の種類や曲をあらかじめ指定することで、どんな練習をどれだけの時間練習したかや、累積時間などを記録として残すことができます(下図)。

(一日平均3時間半も練習してる!!)

 

その他特定のテーマのルームを作って、メンバー同士交流することができます。若手ホープの世界的バイオリニストRay Chenも参加しているようです。

4日間ほど使ってみました。午前、午後、夜間など、いずれの時間帯も、世界の何処かで200人くらいが練習スタジオを公開していました。

私も、この4日間、楽器を取り出したらすぐにスタジオを公開するということを繰り返してみました。
実際世界の各地から、チラホラと(毎回、2、3人ですが)やってきました。


きょうは、そろそろやめようかというときにリラックスしてモーツァルトの協奏交響曲をなんとなく弾いていたら、韓国の若者(バイオリン)が、日本語で「何の歌ですか?」「日本語がヘタでごめんなさい」などとチャットしてきました。私の方からは、声(英語)で応答しましたがちゃんと伝わったようです。

その他ポーランドの人からもメッセージをもらいました。みなさん結構積極的にメッセージを送ってくるのだなと感じました。私は簡単な英語も躊躇して、単にいいね(ハートアイコン)を送ることしかできていません。

使ってみて感じたのは、(というか使う前から意図したことでもありますが)、いつ誰が聴きに来るかわからないので、最初のスケール練習からエチュードや曲など、一つひとつの音をおろそかにしないという意識が強くなったように感じます。そのぶん練習の密度が高まるというメリットがあります。

もっとも、他のSNS同様、「いいね!」を稼ぐための練習になってしまったら本末転倒なのでその点は注意(自戒)しないといけませんね。

自分が取り組んでいるものと同じエチュードや曲を練習している人もいたりして、結構刺激になります。中には、レッスン中の音声を公開している人や、自分の子どもの練習を公開している人もいました。(倫理的にどうこうというのは別にして…)

このアプリのオフィシャルサイト「Tonic Music | The new way to practice」はこちらです。
 ↓ ↓
https://www.jointonic.com/



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