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最近見た映画(スーサイドスクワット2・竜とそばかすの姫)

先週は見たい映画が2本重なったので1週間に2本の映画を見てきました。今回はその感想を書きたいと思います。

☆「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」
元々興味はなかったものの、サメを擬人化したサメ男がでるというのでサメ映画界?で話題のようで、それならば・・と見ることに。サメ映画を作りたいと思ってるので色々見ておきたいもので😌 



ストーリーとしては刑期の10年短縮と引換えに刑務所の極悪人?の囚人に極秘任務「最近にクーデターによる政変が起きた政情不安定な中米の小国に潜入し『米国が秘密裏に旧政権に研究させていたスターフィッシュ計画の痕跡をすべて消す』という生還率ゼロ近いような危険な任務」をさせるというもの。

この決死部隊の一員に加わったのがサメ男ことキングシャークの「ナナウエ」サメ男「ナナウエ」は作中では知能が低く頭が悪そうに描かれています。
サメは血に飢えた殺し屋のようなイメージが強いですが、近年の研究では仲間と狩りをしたり社会性をもって暮らしていることなどもわかってきています。
映画ではもっとサメならではの特殊能力を生かして敵を倒すような描写が欲しかったなと思いますね。
まぁ皮膚が分厚くてショットガンを連射された程度では死なないというのはありましたが・・。ちなみにキングシャークの声はシルベスター・スタローンだそう。意外なところで有名人が活躍していますね。

ラスボスのヒトデの怪獣のようなスターフィッシュはまるで巨大化・凶悪化したポケモン。放った幼体が人間の顔に取り付いて人間を支配するシーンはかなりグロテスク。ただポケモンをイメージするところにポケモン人気を伺わせるような?
全体的に映画としては戦闘で死者がどんどん出たりグロ&ギャグコメディという雰囲気ですね。サメ映画として考えるとサメがヒーロー軍団の一員&ラストでもサメが死なないという面では特筆的かなと思います。



横浜駅東口地下街にスーサイドスクワッドのグッズショップができていました。もしかして決死部隊のチームのメンバーは他でもいろいろ活躍してる有名人?みたいですね??


キングシャークのTシャツとかグッズがないかと探したものの・・・ない。フィギュアを4種類買えばおまけパーツでキングシャークが完成するそうで・・。なんか結構な抱き合わせ販売のような。

☆竜とそばかすの姫
こちらは20日の「猫の恩返し」の金曜ロードショーの後にやっていた竜とそばかすの姫のPRをやっていて、そこで聞いた歌がなんか愛知万博ぽいな・・?と思って気になって見に行くことに。



シネコンの隣のナムコで半券提示でクリアファイルをもらえました。映画の余韻を楽しみたいので嬉しかったです。ただUFOキャッチャーのサメに挑戦したものの取れなかった・・😨 

映画のストーリーとしては高知県の過疎地に住む高校生の鈴は子供のころに事故で母親を亡くして以来、好きだった歌も歌えず消極的な毎日を送るような生活。
ある日、友人のヒロの誘いで全世界50億人以上が参加するというインターネット上の仮想空間VRコミュニティである「U」に参加。そこでは鈴は絶世の歌姫Belleとして絶大な人気を集めるものの、ある日開かれたコンサートに謎の竜が乱入しライブは滅茶苦茶。竜は「U」の世界の荒くれものので嫌われ者なもののBelleは竜に興味を持ち・・といった内容。

「現代パート」と「U」の世界の中で繰り広げられる「Uパート」が並行して話が進むわけですが、「U」でのBelleと竜のかかわりはまるで「美女と野獣」のよう。「U」の世界の近未来的な描写の美しさやBelleの歌はとても良かったものの、現代パートの方は今一つ消化不良。合唱団の大人たちの役割今一つ見えてこないというか。

特に終盤は駆け足感があって終わり方も中途半端のような印象を受けました。それこそエンディングロール後の短い後日談でもいいから欲しかったような。
「U」の世界の荒くれものだった竜を平和的に解決したBelleはヒーローとなったのか、一方で自主警察気取りで目的のためには第三者の犠牲も厭わないようなジャスティンは・・などもですね
またBelleの歌はよかったのでもっとライブシーンなどを取り入れて欲しかったなと思います。それにしてもすっかり令和時代の歌だなと思いました。

ネットの中というと、現実(リアル)とネットは別、とかネット民やらツイッター民やらインスタ民やらネットとリアルは別世界的に捉えているものが多く辟易しますが、この「U」の世界は耳に取り付けるデバイスから個人の生態情報を読み取り生身の自分の隠された能力がAsといわれるアバターとして再現されるという、現実社会の延長線上にあるのが「U」の世界。そういった意味では「ネットはアングラ」の時代はすでに終わり新しい今の時代を表しているのかなと。

(私としてはツイッター民やらインスタ民という表現やら定義はちゃんちゃらおかしいものだと思っていますが・・、そもそも一人の人が複数のSNS、アプリを使うのが当たり前なので)

現代パートの鈴が住む山間の家は「思い出のマーニー」の北海道の大岩家を思い出すような印象でした。「思い出のマーニー」では札幌から遠く離れた過疎地に住む大岩夫妻が郊外のロードサイド店舗に買い出しに行くという「現代の田舎の生活」が描かれましたが、この「竜とそばかすの姫」では山間の過疎地でありながら、都会と変わらないようなネット環境の元、全世界規模の仮想現実空間にアクセスしてヒーローになるという思い出のマーニーとは別の面での「現代の田舎の生活」が表現されていたのも特筆点としたいです。

ちなみに私は1日に2本以上映画を見るのは好きではないので・・体調が心配なのと余韻を楽しみたいので、それぞれ別の日に見に行きました。

映画の余韻を楽しむという面では、シネコン時代の前の小田原の映画館では映画のチラシをラミネートしたものを特製下敷きとして200円か250円ぐらいで売っていたのはよかったなと思い出します。


2021/8/29 23:53(JST)
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