(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

12年5月・シンガポールと香港の旅(その10・シンガポールシティギャラリーに)

前回から続く

さてOutram Park行の区間列車に釣られて下車駅のTanjong Pagarを1駅行き過ぎた訳ですが・・
反対方向の列車で戻ろうかなと・・。

シンガポールMRTは入場から出場までの時間制限があり初乗りだと20分程度と厳しいというのは有名ですが、
時間制限がある→複乗は問題ないはずだと思うも、あくまで推測なので確証がないのと、
いちいち改札を出るのも面倒・・・反対方向の電車は5分ぐらい待ち。
ということで目的地の「シティギャラリー」のもう1つの最寄り駅「china town」に行くことに。
「china town」はNE線ですが、ここはNE線との乗換駅なので丁度良く・・。

ということでNE線ホームに向かうも乗換えが遠い判断を誤ったカナ?
と思いながらも数百メートルは歩いてNE線のホームに。
こっちの電車は最初に乗ったのと同じく新型車。

一番最初に「Little India→Clarke Quay」で乗ったのと同じ路線ですが、
この時点では路線が全然把握できてないので良く分からなくて・・。

さて1駅乗って「china town」に。



中国語駅名は牛車水。
「china town」なのになんで牛車水?と思ったものの、どうもこのエリアは元々「牛車水」という地名のよう。
それにしても簡体字は読みづらいので勘弁して欲しいですね。



それらしい方向の出口から出ると、なんとチャイナタウンの真ん中。
図らずともチャイナタウン見物が出来てラッキーな

日本の横浜の中華街はメインはレストラン街ですが、こちらは土産物屋など物販店が中心の印象。
土産物屋を覗いたら安い
さっきマーライオンの近くのお店で2個10SGドルのキーホルダーやストラップが1個1~2SGドルな世界。
絵葉書も1枚1.2とか1.5SGドルだったのが、こっちは0.7SGドルとか。
安くて嬉しいというよりもやっちまった感が・・・。

ちなみにホテル近くのインド人街の土産物屋も同様に安かったです。
行く時に覗いておけばよかったと後でまた後悔を


まずったことに私が印刷して用意したシティギャラリーの地図は道路の名前の文字が潰れて分からない・・。
シンガポールも小さい通りにも名前が付いていて、目的の場所が所在する道路名が分かれば、
場所が分かるのですが肝心の道路名が分からないとどうにも・・。

どこか落ち着いた所でスマホで検索せねば・・ということで、昼食食べに何処かお店に入るか・・・
と、探していると庶民的なラーメン屋のような蘭州拉麺というお店を発見。

このお店ガイドブックに取り上げられているようで、店先に「るるぶ」とかの表紙の写真が貼ってあります。
日本のガイドブックに載ってます系の店はどうも嫌な予感が・・と思いながらも貼ってあるメニュー表を見たら、
そう悪い値段でもなかったので取りあえず入ることに。

お店に入って注文を聞きに来たおばちゃんは「ジャージャー麺か?」と・・・
「小龍包は??飲み物は??」と売り込みが激しい・・・。



レモンジュースと注文していないお通しのようなもの。
蕗の煮付けようなものにピーナッツの粉らしきものがかかっていて甘かったです



ガイド本推薦のじゃーじゃー麺ではなく、水餃子麺
量が少なくてビックりなんかやられた感が。

メニュー表記によれば両方で8SGドルぐらい。
10ドル出してお釣りもらうか・・・と思ったら、なんと10.8SGドルと
ドリンクと一緒に出てきたあれはお通しというかチャージのようなものだったのか。
これで670円か・・・とまぁ

ガイドブックは飲食店等お店から掲載料をもらって成立つビジネスモデルだと聞いたことがありますが、
やはり掲載店→掲載料を払う→観光地価格。ということなのか・・・

とはいえ目的の場所は確認出来たので気を取り直して向かうことに。



チャイナタウンなのにインド寺院を発見。装飾たっぷりな塔が凄いですね。

途中に大きなフードコートのようなところを発見。食事はこっちで食べればよかった・・・。
後で確認したら「マックスウェル・フードセンター」なる有名どころのようで。

フードセンターの先にCity Galleryが入るURA Centreなるビルを発見。



ビルに入るとひときわ目立つのが木製の巨大模型
どうもmarina bay地区の開発に関する展示のよう。

さっき行ったマーライオンパークを探してみたりします
駅の場所には札が付いていて分かるようになっているものの、模型が大きすぎて中央の辺りは良く見えない・・



展示のメインは2~3階。受付の記帳用紙に来訪国と人数を書いて入場します。なんと入場料は無料。

シンガポールの都市計画や街の発展の歴史に関する展示館ですが、
如何せん展示解説は英語なので、英語が苦手な私には良く分からないというか・・・。
映像展示もありましたが、登場する人が喋っているのは英語で字幕なし!
これが香港や台湾なら繁体中文の字幕とかあって私でも多少は・・・と言いたいところですが英語の字幕すらなし。まるで日本みたいですね。
やはり英語公用化語政策が関係しているんだろうか・・とも思います。




2001年のCONSEPT PLAN



驚いたのはこの”CONSEPT PLAN”の解説の「next 40 to 50 years」の部分
40~50年後といえば2040~2050年頃

小さい都市国家の島国だから無秩序に開発を進めていたらどうにもならなくなるのでしょうが、
40年50年後を見据えた都市計画を考えている。というのは国が主導で都市計画出来る社会主義国ならではなのかも?
写真とかで見る限り同じ社会主義国の平壌とかモスクワの街並みって結構綺麗な感が。



2008年のMASTER PLAN
こちらは"next 10 to 15 years"

上のCONSEPT PLANと較べると島の形が違う箇所があるのは埋め立て計画??

シンガポールは巨大ビルと高層住宅の国のイメージですが、
私が泊まったリトルインディアの辺りそして来る途中のチャイナタウン周辺は
共に古いショップハウスが立ち並び、下町のような雰囲気になっています。
これは自然的にそうなったのではなく、このエリアはヘリテージエリアで行きます。
と決めた上でそうなっているようですね。





ショップハウスに関する展示。
1900年頃は商人の邸宅。1950年代は貧民のスラム街。現代はリノベーションされモダンなデザイナーなんとか。

定点観測写真のようなものがいくつも展示されていて、最初に歩いたsingapore rive沿いのオープンテラスのレストランが並んでいた辺りも40~50年前は「おしゃれな・・」とはとてもいい難い街並みだったようで。
シンガポール独立後に急激に街が発展した様子が分かったような??



1階のものより更に広い範囲を作ってある都市模型



中央奥がマリーナベイサンズ
ビルの形まで良く分かるように精密に作ってあって圧倒されますね。
大まかですが位置関係や街の雰囲気が分かったような気も・・・・

Raffles Place駅辺りの高層ビル群のところはcityと呼ばれる中心商業地区のようで。

島じゅう市街地のようなイメージがありますが、意外に中心部近くにも
広い緑地というか公園のような場所があったり、こういうところが計画都市なのか。と思ったり・・・。

ビル内には模型製作工房のようなものもあって、
外からガラス越しで製作風景が少し見れるようになっていました。

ということで分かったのか良く分かってないのか分からないような見学になってしまいましたが、
多少なりとも位置関係や街の歴史のようなものも感じ取れたカナ?


次回に続く


Singapore City Gallery
http://www.singaporeedu.gov.sg/jp/htm/cor/cor04f.htm


2012/6/5 18:30(JST)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「香港・シンガポール(旅行)関連の話(hongkong/singapore)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事