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東北新幹線-E5系やまびこ号に乗ったよ

さてさて3月15日~16日で仙台に行ってきました。
今回は普通の旅行ではないので旅行記はかけないのが残念ですが、新幹線や食事など紹介できる部分をピックアップして紹介していきたいと思います。

今回は往復とも東北新幹線利用で行くことに。
往路はちょうどいい時間にE5系の列車があったのであわせていくことにしました。



今回乗車したのは東京9時40分発のやまびこ55号。10両編成
1月下旬頃からE5系での運用になっているようです。
こまち車両併結だと思っていたけど見間違えだったようで。

「E5系はやぶさ」ならぬ「E5系やまびこ」ですね




こちらが先頭部分。ちゃんと見るのは初めてのような
ちなみに第2編成のU2編成です



E2系の先頭部分と較べると明らかに鼻が長いですね




1号車は普通車ながら1両でたった30席しかないという豪華な車両になっています。
折角なので1号車に乗りたいところですが、1号車は自由席。
今回は指定席なので指定の6号車に乗ります。



側面の行先表示機
E526-302に乗車です




E5系の座席
他の車両と較べて明らかに違うのが上下に可動式の枕のようなものがついているところ。
座席間隔も東海道新幹線並に広くなっているので、足元に荷物を置きやすいですね。

3人席の座席の背もたれは直立した状態なので、やはり座る時は少し倒した方が良い感じですね。



テーブル裏面の注意書き
東海道新幹線は編成の案内になっていますが、こちらは案内はなしです



窓側の足元にはコンセントが設置されています。
同道者は「盗電になるからヤバい」と言っていましたが、
ここは拝借してスマートフォンの充電に活用しました。



車端部の仕切りと案内表示装置



こうしてみると結構窓が小さく見えます

東京から1時間57分で仙台に到着
東京から宇都宮までで50分。宇都宮から仙台で1時間7分と、思ったよりも東京から宇都宮は遠い!と言いたくなる状況ですね
E5系列車でも「はやぶさ」号以外は320キロ運転は行わないらしいのが残念


新幹線の仙台駅は震災の時に天井が崩れ落ちたりかなり被害があったそうですが・・・
見た感じその後修復したからか天井が新しいような
鉄骨構造で崩れそうには見えないけど、修復した時に構造を変えたのカナ??

ちなみに震災時は東北新幹線では、仙台駅近くを走行していたE2系の試運転列車が時速70キロで走行中、15キロまで減速したものの脱線したそうですが、大事には至らなかったそうで・・・。


帰路はE2系でしたが行きにE5系に乗ってしまうと、座席といい車体の揺れといい明らかに見劣りがしてしまいますね。乗ったのは八戸開業向けの増備車の大窓車だったので、窓が大きくて景色が見やすいぐらいしかE2系の取り得がないような。


2階建て新幹線のE4系は東北新幹線から撤退して全編成上越新幹線の運用に。
東北新幹線はゆくゆくはE2系も撤退して、ミニ新幹線車両以外はE5系に統一されるそうです。
E5系は10両編成といっても1・10号車は実質2両で1両分なので、座席数は結構減ることになります。
その分は、こまち型車両などミニ新幹線車両の連結列車を増やして凌ぐのかもですが・・・

2階建てのE4系は新幹線通勤の需要増で混雑緩和のため。という名目で投入されたそうですが、特にその辺りの座席数減少はどうなるのか気になるところですね。不景気の影響や湘南新宿ラインの拡充・宇都宮線へのグリーン車連結の影響で、一頃に較べて新幹線通勤者が結構減ったという噂も聞きますが・・・

また座席数減少の影響なのか、E4系の1階指定席の空席対策とも言われていた「驚きだ値」など格安フリープランも以前に較べると徐々に値上がっている感もあります。
最近は震災からの観光業復興で東北方面への旅行キャンペーンもよく聞きますが、観光旅行客は「旅行に行かない」という選択も含めて、国内各地域や近距離海外との旅行客の取り合いな状況。新幹線の実勢価格の値上げは観光客誘致に直結して影響します。この辺りも今後どうなるのかも気になるところです。



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2013/3/19 20:05(JST)

コメント一覧

MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんばんは。

E5系グランクラス料金は、グリーン料金+5000円という価格設定になっていますので、仙台と言う東京~新青森間の中間程度の所で乗降するのは…と感じてしまいますが、シートのみでもう少し料金が安いor利用率不振を見越してびゅう商品などで実質値下げなどをすれば…と感じ、グランクラスの陰に隠れ、意外と注目度が薄いと感じられるE5系グリーン車は利用価値ありと感じます。

個人的にはグランクラス利用は700kmを少し切り、特急料金も全区間乗り通しより安くなる上に、一部区間在来線利用でのデメリット(運行本数や所要時間)も少ない新青森~大宮間で、旅行商品設定も限られる北海道方面への鉄道利用時(普通運賃か企画乗車券利用)がイチオシと感じています。

あと中国版E2系(CRH2)の寝台車編成は、こちらは乗車した事はないものの、姿を目撃した事はあり、食堂車を除く中間車が寝台(一般的な2段ベッド)になっています。

寝台車は窓割も異なり、一目で他のCRH2と識別できる程ですが、この車両はあまり有効活用されているとは言い難く、北京(北京南)から上海を経由し、福建省(福州)まで延々と2000km以上の距離を走る昼行D列車(動車組列車の中では格下:新幹線ひかり・こだま号の様な存在)も存在しています。

車両断面の関係で、夜行で使うには客車軟臥より空間が狭く、昼寝利用では座り心地が劣るなど、現状では中途半端な車両という感もあります。

また「ぼやぼやしていると日本もそのうち抜かされるんじゃないかと」という事に関してですが、既にネットワークの充実度や駅設備などは、既にCRHは日本の新幹線を遥かに凌いでおり、世界最大の高速鉄道大国になっています。

後発だけあって設備面では今後の発展性も考慮しているなど、どう頑張っても人口や国土の規模が違いすぎ、量的な面では日本は到底太刀打ちできないと言わざるを得ないのが現状ですが、定時運行や技術的完成度などはまだまだというのが本音です。

あと乗車券発売窓口や乗務員など服務員の接遇も、日本の感覚に慣れていると、ありえないと感じる事もしばしばですが…
八草きよぴ
E5系やまびこの列車で、仙台16時12分発東京行は白石蔵王のみ通過。東京まで2時間32分という凄い列車ですよ。グランクラスやグリーンのお試しならこの列車がお勧めかも??
今回、帰りはこの列車にしようかと思ったのですが、仙台発が早すぎるのと同道者から「帰りは早めに帰りたい」という希望があったもので、帰りはE2系列車になりました。

中国版E2系といえば、寝台車になっている車両もあるようで、ちらっと写真でみただけですが、車内は個室になっていてなかなか快適そうです。これなら1日乗り通しとかでも苦にならなそうな感が。
ぼやぼやしていると日本もそのうち抜かされるんじゃないかと。
MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんばんは。

E5系でもはやぶさ以外の320km運転は…というのは、はやぶさだけのぞみの様な割高な料金を適用しており、高速運転で消費電力量増大などコスト増になる事も考えると、致し方ない気がします。

JRE側としては、今後はやぶさを増発したいと思った時に、必要な数を揃えて余裕を確保&上越新幹線古参車淘汰用玉突き転用するE2系転出分の補充を兼ねて、はやて以下の列車でも運用している状況かと思います。

こちらはまだやまびこのE5系は乗車した事がなく、はやぶさ1回とはやて2回だけですが、余程の急ぎでなければ、むしろ少し割安な料金でE5系に乗車できるはやての方が…と感じた程で、グランクラス試乗を目論んだ際も、安さ+敢えて乗車時間の長い列車で乗り心地を堪能という事で、はやてを選んだ程でした。

またE2系はE5系に比べると…というのも、JRE側が中国に車両を送り出せた要因かと思いますが、メリットは同一両数で座席数が多く確保(シートピッチ6cm詰め→1両当り座席数1列増加)できる程度と言う気がします。

それでも乗り心地が悪く、車内も狭いE4系などに比べれば遥かに快適ですし、中国で走っている編成に関しては、輸送力確保が至上課題といえる現地事情を踏まえると、座席数の多さは大きな強みなのですが…
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