20分間隔なのであまり時間を気にせずバス停に戻ったら約10分強待ち。
ここまでは寒さをあまり感じなかったのですが15時を過ぎ風が冷たくなって来たようで、だんだん寒くなってきたので待ち時間はきついです。
時間になってもバスが到着せず「そういえば来る時も少し遅れてたな～」と思っていると、バスがやってきました。最初に乗ったのとは色違いです。
仙台駅から来る時に乗ってきた便は私達のほかは2人ぐらいと空いてましたが、今度のバスは満席近い混み具合。随分混んでるな～と思うも降りる人も多く楽々座れました。
広瀬川を2回渡り次の「博物館・国際センター前」に。ここには仙台市立博物館があり1日券のパンフレットによると伊達家関連資料などが揃っているようですが、ここを見ると仙台城址に行く時間がなくなってしまうので諦めます。
博物館の横を過ぎると山道に入り、一山上ったような感じのところで「仙台城跡」に到着。
車内放送で「最終便は16時22分発なのでお気をつけを・・」と案内がありますが、「オイオイそんなに早いのか」というところ。1時間ほどしかありません。
沿線の見学施設は17時ごろまでやっているところもあるので、後1本・20～30分遅くまで運転して欲しいものです。
伊達政宗像。書物やパンフレットで頻出するので有名ですね。
仙台城址といっても天守閣があるわけでもなく、往時を忍ぶものは石垣の土台があるだけなのは少々残念。
と言いたいところですが、これを書くために調べていたらそもそも天主台はあるものの、政宗は天守閣を築かなかったそうです。
城跡からの仙台市内の眺望。
ビルが建ち並ぶ姿はさすが東北一の都市。ですね。
高い建物がなかった往時はかなり遠くまで見通せたのでしょう。
仙台（青葉）城は山城の要塞として築かれたためとはいえ既に夕方近く。山の上なので風も強く寒いです。
ちなみに仙台の街が発展した後年は、政宗も平野部に若林城というのを築き、そちらを居城としたそうです。
政宗像の近くにある昭忠碑なる日清・日露戦争の犠牲者を弔う碑
城跡には「宮城県護国神社」という神社があり、戦艦大和の100分の1模型があるという展示館もありましたが、冬季の平日は閉館とな・・・。
青葉城資料展示館なる施設も隣接していて、大画面シアターではＣＧで再現された往時の仙台城の姿などを見る事が出来るそうですが、時間がなく見学できず。仙台城見聞館という無料で見れる小さい展示館の方だけ見学しました。
さてバスの時間も近づいたのでバス停に戻り待ちますが、まだ16時30分前というのに薄暗くなってきてマジ寒い。早くバスが来てくれ～。と震えながら待ちました。
数分遅れでやってきてなんとか座れました。
仙台城跡バス停を出ると東北大学内のキャンパスに入ります。
以前一般の路線バスでここを通過したら、○○学部前とかキャンパス内にいくつもバス停があり驚いたものですが、るーぷるバスは急行運転なので、「理学部自然史標本館前」というところだけ停車。それにしてもキャンパスの敷地の広さに驚かされます。
学生は昼食とか敷地内の移動だけで一苦労じゃないのか？と想像してしまいます（私の通っていた大学はそう大きくはなかったので・・・）
気がついたら寝ていて目が覚めたら、定禅寺通なる並木道の上下線の中央に遊歩道のようなものがある広い通りを走行中。
その後は渋滞中の仙台の街中を走り10分ほどの遅れで仙台駅に戻ってきました。
周囲はすっかり真っ暗。とはいえまだ17時。夕食には早すぎるので1日乗車券のパンフレットで見つけた駅近くの「アエル」なるビルに行く事に。ここの最上階31階には無料の展望テラスがあるそうなので夜景を見よう。という次第です。
「アエル」のクリスマス仕様のライトアップ。
31階建のオフィス棟と低層のショッピング棟があり、ショッピング棟の方には、東北一の規模の書店という丸善などがありました。
さてエレベータで31階に上ってみると・・。
展望テラスと言ってもビルの全周にあるわけではなく、長方形のビルの短い方の両辺部分（写真の水色部分）にちょっとあるだけの小規模なもので、私達のほかにはカップルが両方に各一組いるだけ。
しかもオープンタイプになっているので寒い寒い。
図の左側の広いスーペースは「聘珍樓 」という、入口からして豪華な雰囲気で高そうな中華料理店が占めていました。
西側（中心部方向）の夜景
東側（仙石線方面）の夜景
仙台駅が見えるかな～と思っていたのですが、駅は展望テラスの無い側（南側）なので見れませんでした。
寒いので数分ずつぐらいいて写真を撮って退散。
弟君が少し本を見て行きたいというので20分ほど後に待ち合わせることにしてしばし別行動。
2～3階の服を売っているエリアをまわったもののイマイチ収穫はなし。
といったところで、まだ時間も早いですが次は夕食・仙台名物の牛タンを賞味です。
＜その5に続く＞
07/1/7 2：31ＵＰ
