(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

再びつくばに行ってきたよ(前編)

さて11月最初の3連休はつくばに行ってきました。

つくばといえば、6月にいったばかりですが、まだまだ見ていない展示館も多数。
国土地理院の地図に関する展示館など興味あるところも多く、是非再訪したいと思っていました。

しかし、一口につくばといっても、つくば市の面積は東京23区の半分ほどだそうです。
その広大なエリアに色々な施設が点在している状態。

つくばエクスプレスの駅があるつくばセンターまで出ても、公共交通で訪問しようと思うとその先がタイヘン。
一応研究都市内を各所を結ぶバス便があるとはいえ本数は少なく、そもそも何処をどう走っているのかもよく分からない状態。

しか~し調べてみると、なんと土休日限定で「サイエンスツアー」バスなる、展示館や施設を回る巡回バスがあるようです。
これを使えばアクセスの心配なく各施設を回れそうです。

という事で行程を考えて11月2日・日曜に早速つくばに行く事に。

つくばまでは今回もTX(つくばエクスプレス)ではなく高速バスを利用。
「回数券(残1枚)を持っているから」
なんですが、最初の訪問地は高速バスの途中停留所から至近。
と行程的にも高速バスが都合がよいのです。


さて新松田から小田急線に乗車。
まずは高速バスの出る東京駅(八重洲口)に行くわけですが、

1・代々木上原から千代田線で二重橋前下車。そこから徒歩
2・海老名から横浜に。横浜からJRで東京に。
3・新宿まで出て、中央線で東京。

と3パターンの経路が候補に上がりましたが、結局乗換えが少なく歩く距離も短そうな3の新宿経由で行く事に。

それにしても寒い。小田急の車内は暖房が効いているものの、吹き込む風が寒い。
天気予報で20度まで上がると聞いて、薄着で着たのが失敗だったか・・

この調子じゃ寒くて最悪。とても1日回ってられないので、降りて家に戻って後日で直すべきか・・・。
いやいや、寒いのは朝だから・・。日中になれば暖かくなるはず・・。

と迷いながらも、ついに新宿に到着。


さて新宿からは中央線で東京に。
ここでなんとビックリ。流石にもう乗れないだろうと思っていた201系に乗れました



編成番号は「4」
残念ながら車両番号を控えるのを忘れてしまいました。


東京駅八重洲口のバスターミナルに着くと、1本前8時40分発のつくば行高速バスにギリギリ間に合うタイミング。
しかし今回は行程の関係でちゃんと昼食が食べれるか分からないので、朝食をしっかり食べておきたいところ。
次の9時発の便に乗ることにして地下街へ。

最初に見つけた店「プロント」のモーニングセットにしようと思い、カウンターで注文すると・・
なんとセットの飲み物で選べるのがホットはコーヒーだけ。
冷たくてもいいならアイスティーがあるものの、

寒いので暖かいものが飲みたい。+コーヒーはイマイチな体調。

なので止めて、店を出て次に見つけたエクセルシオールカフェに。



エクセルシオールカフェのモーニングセット 380円ぐらい

「クロックムッシュ」なるもので、溶けたチーズが載った食パンの間にハムが挟んであります。
時間が無いので飲み物(ロイヤルミルクティー)は持ち帰り出来る容器に入れてもらいました。

急いでパンを食べて、飲み物は熱いので数口だけ飲んで店を後に。



発車5分前ぐらいに再び乗場に。
「つくば号・筑波大学」行きですが、なんと前回と同じバスです。
ほぼ同じ時間に出る「鹿島号」はほぼ満席でしたが、こちらは私も含めて6人とガラガラと対照的。

進行方向右側の窓側席に座り、ミニテーブルについているカップホルダーに持ち帰りしたミルクティーを載せるとしますが、これが後で大変なことになろうとは・・・。

車内放送では日本語に加え英語放送も流れますが、興味深いのは「筑波大学」を「ツクバユニバーシティ」とかではなく「ツクバダイガク」と放送している点です。


さて東京駅を出発して前回同様に宝町ランプから首都高へ。今回は休日ということもあって空いていて快調に走ります・・・が、カーブを通過して大きく振られた瞬間。
なんとミルクティーのカップがホルダーから飛び出し、左列の座席下と通路の間の段差辺りに落下。
蓋付のカップとはいえ、もはや蓋も役立たず中身が全て通路に流れ出します。

カップが射出される瞬間、「うげぇ」みたいな、文字では表現できない声が出ました
左横の席が空席だったのが不幸中の幸いなのか・・・。

席を立ち手持ちのポケットティッシュでふき取るものの、所詮はティッシュごときで完全にふき取れるものでもなく・・。1個全部使った辺りで、砂糖入りロイヤルミルクティーだったのが幸いなのか、ほどなく凝固しました。

この間ももちろん首都高走行中。
カーブで左右に振られる上に、高架橋の継ぎ目で上下に揺れたり、ちゃんと座っていないと怖さを感じるぐらいです。
まだ少ししか飲んでいない上に結構美味しかっただけに、なんとも残念というか・・。まさに「覆水盆に返らず」です。

常磐道に入りようやく揺れが収まり、予定より5分早い9時55分に降車する「並木2丁目」に到着。
降りる時に運転士に「お茶をひっくり返してしまい・・・すみません」と申し出るものの、特に怒られる事もなく「いえいえ」という感じ。
非常に申し訳ない気分です。




並木2丁目で降りるとすぐに、今回最初の目的地「地質標本館」の標柱があります。
この「地質標本館」は地学専門の博物館で、地球の成り立ちや構造などに関する展示があるそうです。
サイエンスツアーバスの案内を見ていたら、なんとなく気になり来てみることにしました。


ちなみに標本館自体は、左奥に見えるテントの更に先。
産総研(産業総合技術研究所)という広大な敷地を有する施設の中の一角にあります。

テントのところには警備員がいて、入場チェック。
警備員「見学の方ですか?」
きよ「地質標本館に行きたいんですが」
警備員「ここをまっすぐいって・・・」
という感じでチェックをパス。
でかい大学の構内のような雰囲気のイチョウ並木を400mほど歩いてようやく到着です。
入場無料で台帳に記帳(人数と居住県)するだけで入れます。



館内ではこの「アイミュレット」という装置を使い展示解説が聞けます。
館内各所の天井に赤色LEDが並んだアンテナのようなものがあり、本体の黒い部分をその光に当てると、右下の小さな穴から音声解説が流れる仕組みです。
万博のグローバルハウス・オレンジで似たようなものが・・・と思ったら、解説チラシによると
「地質標本館では、産総研が開発し愛地球博で使用したアイミュレットを展示解説として設置・・・」
との記述が・・。

実際使ってみると、送信機との角度が結構繊細で展示物に近づこうとするとずれて聞こえなかったり。少々イマイチな。
音声はケーブル付イヤホン等で聞くようになっていれば送信機との角度を保ちつつある程度移動できそうに・・という感じです。



富士箱根火山の立体模型。ボタン操作で富士山や箱根連山の断面が見れるようになっています。
ついつい自分の家のある辺りを探しちゃいますね。




こちらは「デスモスチルス」というおよそ1500万年前の地球上に住んでいた哺乳類の骨格標本

古代の生物の姿を今に伝える生物「生きている化石」のコーナーがあり、カブトガニやオウムガイの動画が見れますが、なんと「イチョウ」もこの「生きている化石」の一つとして紹介されています。
何処ででも見れる身近な木だけにちょっと驚き。
だから敷地内には銀杏並木が??



鉱石や化石類の展示が豊富で色々な種類が展示してあります。
石の種類はよく分かりませんが、キラキラ光っていたり、珍しい形だったり見ているだけで楽しめます。

地学について分かったような、難しくてよく分からないような、よく分からない気分で時間になり次に移動します。

ちなみに隣には「サイエンススクエアつくば」という展示館があり、こちらでは色々な先端技術に関する展示がある模様。万博で登場した赤ちゃんアザラシ型ロボット「パロ」の展示もあるとか。
産総研は愛地球博に色々出展していたそうなので、万博の展示品なども見れるかもですね。
しかし今回は時間の都合もあり断念。次回に期待です。

ちなみに後述するサイエンスツアーバスだと、産総研の中まで入り「地質標本館」や「サイエンススクエア」のすぐ前で乗降出来るようです。

次回に続く

******
産総研in愛地球博
http://www.aist.go.jp/pr/expo/index.html

地質標本館
http://www.gsj.jp/Muse/
館内の撮影は承諾を得ています。

つくばサイエンスツアーバス
http://www.i-step.org/tour/bustour/index.htm

08/11/5 1:45UP

コメント一覧

きよぴ
こんばんは~
おぉ~なんとこの辺りの御出身なんですか!!
宇宙センターも見学できるようですよ。しかも事前に申し込むと、通常では見れないものも案内付で見せてもらえるようで。
次につくばに行く時は是非いきたいものですね。

無料で見学できる施設が多いのも嬉しいですね^^
もちこ
http://yaplog.jp/naotaka8787/
きよぴさん、こんばんわ{スマイル}~☆
この辺で生まれ育ったんですが、こんな博物館があるなんで知りませんでした!理科関係の研究施設が多いので、まだまだ面白いスポットはありそうですね。つくば、オクが深い{キラリ}
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「おでかけ・旅行記(travel diary)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事