(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

2017年9月香港の旅(その27・LRT撮影から西鉄線に)

前回から続く

さて元朗中心部でLRTの走行風景などを撮影しましたが、18時過ぎてさて暗くなってきて撮影も難しくなってきたので康楽路駅からLRTに乗って屯門方面に戻るとします。



その前にもう少し元朗屯門地区のLRTの解説を
編成両数としては1両編成と2両編成の2種類があります。2両編成は通常の車両を2両連結にした車両が多いですが、たまに増結用の運転台なし車両を連結している編成もあります。
Twitterの香港MTRの運行情報やダイヤ変更情報を随時ツイートしている@mtrupdateアカウントを見ていると、2両編成の運用は大体決まっているように見受けられます。元朗側では日中は761Pが2両。610・614・615は1両で運行される列車が多いような印象ですね。

香港島トラムの時みたいに発着状況調査をやればダイヤや運用が見えてきそうなので今後の課題ですね。やるとしたら何処でやるのがいいカナ??路線数が多い場所ということで兆康が良さそうだけど、1人で同時に全方向見るのは不可能なので・・

さて610に乗ったら1両編成で座れない

前の記事で書きましたが、新界LRTは座席数が少な目なので着席率が低いのが難点で・・。また最高70kmまで出すとはいえ各駅停車なので意外に時間がかかる・・。乗換えが必要な区間だと尚更で。なのでこう座れない時着席率が高くて結構飛ばすバスの方が快適かも?と・・・
まぁバスを探すのも手間だし折角なのでLRTに乗ります。

兆康駅近くでようやく座れました



ということで屯門地区まで戻ってきて軽鉄車廠駅で下車



名前の通りLRTの車両基地があるのですが、外からは車両の姿は見えないです。
夜中は全車両ここに戻ってくるのか、元朗や天水圍地区などで夜間滞泊(基地に戻らず夜明かし)があるのか気になります。基地から元朗まで約40分かかるので、滞泊無しだと無駄な回送が多くなったりで効率悪そうですが・・。

早朝深夜やラッシュ時間帯の入出庫がどうなっているのかも気になるところですね。今思えば2006年に天水圍に泊った時に実地で調べれば良かった・・。



車両基地自体は1998年に初訪問の際に車両の姿が見えないので鉄道的には面白くない。というのが判明したのですが、上のローカルなショッピングモールがなんとなく味があって来たくなります

地上部分がLRTの車両基地、その上がショッピングモール(商場)その上にタワーマンションという複合構造ですね。ここに来るのも11年ぶり。初めて来た1998年や11年前2006年はローカルな文房具店や雑貨店、茶餐店とかあって、ローカルな掘り出し物もあったものですが、今やチェーン系のお店が並びお洒落な雰囲気に様変わりしてます。

屯門界隈は、空港~屯門を結ぶ橋を建設中でそれを見越して不動産相場が2倍に上がっているという話なので、以前のようなローカルな個人経営ぽいお店はやっていけないのかな・・・寂しさがありますね



そんな新屯門中心で見つけた「ご注文、毎日新鮮て出来上がります!」なかなかの面白日本語ですが、きっと日本には面白英語が沢山ありそうですね

ここのワトソンズ(ドラッグストア)で買物をしたら、会計の時になにか言われて困って「English」と言ったらお店の人も困ったようで・・・ふと思いついて自分の名札についているマークを指さして・・どうやら「当店のポイントカードをお持ちですか?」的な意味だったようで
何か言われたのはポイントカードの名称みたいで・・、よく見ると名札のところにはカードのイラストがあって会員募集中的のような文言が

一回りして駅に戻ると、駅では係員が数人出て下車客に対して検札をしていました。「LRTで抜き打ち検札がある」と話には聞いていたものの、実際にやっている姿を見たのは初めて。
私は無敵の一日券(屯門南昌全日通)を持っていますが、乗車客に対してはやらないようで声をかけられませんでしたが・・・。

香港新界のLRTは開業時に「東アジア初の完全信用乗車制」と謳っている記事を見たことがありますが、私が買った「屯門南昌全日通」などは、ICリーダへのタッチも必要なし。なので端から見れば乗車券類を所持しているのかそうでないのかわかりません。なので「乗客同士の相互監視」を利用したシステムではない完全信用乗車制です。

ちなみにオクトパスカード導入前は定期券など各種あったという話ですね。

さて既に19時過ぎているのでそろそろ旺角に戻るとします。1日券で南昌までの西鉄線に乗れるので帰りは屯門から西鉄で帰ろうかなと・・。とりあえず屯門嗎頭ターミナルまで行って乗換えですね。



屯門嗎頭ターミナルで乗換え。
元朗ターミナルと同じような終端ターミナルですが、ここは東西両方向から来た列車がそれぞれ折り返していくというちょっと複雑な構造です。配線図持ってはいるのでそれで紹介できればいいんだけど・・

西方向(軽鉄車廠)方面からは一度降車ホームに停車してから早々に出発ホームに移動します。
降車ホームでは降りなくてもいいので降車確認などないので、停車して「終点だ・・よいしょ・・」ってな感じでのんびりやってると閉まるドアに挟まれそうになるので注意ですね

ここの見せ場に上下線を入れ替える平面クロスとかあるんですが、結局翌日も来たので、詳しくは明日(9/26)の部で紹介します。



28分発はギリギリだから次の29分発の614に・・という感じで深く考えずに乗ってしまいます
とりあえず乗ってから、ドア上の路線図で「これ614だから・・え~と」とみていると、市中心駅の先で右折して杯渡に向かい屯門駅にはいかないパターンだ・・

「兆康まで行くと時間かかりそう・・」「市中心駅で乗り換えか??」「市中心駅は方向別ホームだから階段移動になるからその前の安定駅で乗換えかな??」と考えていたら・・・

乗客の若夫婦風な2人組に英語で「何処に行きたいの??」と聞かれてしまいます。
「toung mung station」と2回ぐらい言ったら通じて、「2つ先で降りなさい」(after 2 stop)と・・・
2つ先は市中心だけどまぁ、言われたとおりに市中心で降りるとします。

「toung mung MTR station」と言った方が良かったかな??

「街中で英語で話しかけられる」というのも以前ではあまりなかったような・・やはり英語の通用度が上がっているような・・。そもそも私が香港の人から見て「私が何人に見えているか?」というのもありますが・・・

香港では日本のギャル系ブランドぽい服を着ている人とか日本よりみない感じなので、服装的に浮いて見えてるのかも??ちなみにこの日の服装は
http://yaplog.jp/kiyop/archive/2123
電車の中は冷えるからカーディガン着てます



ということで市中心で降ります。市中心は4面4線の方向別ホーム。一見すると追い越し可能ぽい配線です
折角教えてもらったので??騙されたと思って?ここから屯門駅まで歩くとします。



市中心から屯門駅まではショッピングセンターでつながっているので屋内を歩きます。
思いかえせば2006年の頃はここもローカルなショッピングセンターで、中国直送!みたいなぬいぐるみショップ(それこそ横流しのモリゾーを売ってそうな)とかあったのですが、今はイオンとかお洒落なモールになっていますね。



ということでようやく屯門駅に到着



「屯門南昌全日通」のICカードの方を使って西鉄線に乗るとします。
フルスクリーンドアなので車両の写真が撮れないのが残念・・・。
他で撮った写真を持っているとはいえ、西鉄線のSP1900形は前面デザインが近未来的で格好いいので

夜なので景色も見えないので元朗辺りから少し寝ていくことに・・・。
西鉄線は郊外部と中心部を130km運転で結ぶ、香港の「つくばエクスプレス」みたいな路線ですね。



旺角に行くので例のごとく美孚で乗換えです。乗換え遠いのはわかるけど仕方がない・・・。



開業時は西鉄線はKCR(九広鉄道)とMTRは別事業者で改札外乗換えだったのを、統合で改札内乗換えにした名残で、乗換え通路が無理に仕切ってあるのがわかりますね手持ちの「屯門南昌全日通」が使えるのはここまで。一度改札を出て入りなおします
別乗車券やオクトパスカードとは併用できないようなことが台紙の説明に書いてあったので・・・

西鉄線は九龍半島に入ると荃湾西・美孚・南昌、柯士甸、尖東といった感じで、並行するMTR荃湾線や東涌線よりも長い駅間距離で駅が設置されています。半蔵門線押上側のように駅間を長くとって実質的な快速運転を行うスタイルですね。

次回に続く

【PR】楽天市場で「香港 電車」を検索

2018/1/11 14:00(JST)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「香港・シンガポール(旅行)関連の話(hongkong/singapore)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事