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2010年9月台湾の旅(その19・都市内高速バスを体験)9/12

前回から続く

4日目・2010年9月12日・日曜日

いよいよ4日目。最終日は帰るだけなので、1日いれるのは今日が最後。
なんですが、7時頃に起きて9時出発というノンビリさ。時間が決まっている予定がないとなかなか早く出れませんね。

まずは朝食。
ホテル近くの「米加珈琲」というカフェに入るとします。



微笑早餐なるセット。60元。
飲み物はアイスコーヒー
注文した時に、トーストに塗るのは何がいい?と聞かれたものの分からず「??」になっていたら、メニューを挿しながら1種類ずつ読み上げてくれました。で「花生」(ピーナッツ)にしました。
ピーナッツバターは日本で普段食べるのより美味しかった

のんびりと出発してゆっくりと朝食を食べて、ようやく移動開始

まずは例のごとく西門駅に。
悠遊卡の残高が少なくなってきたので、まずは200元チャージ・・・
しようにも自動チャージ機は500元札を入れようにもなぜか受け付けてくれないので窓口に。
500元出して「200~」といってチャージしてもらいお釣りをもらうことに。
考えてみると今日1日+αの分で200元は多すぎたかな?

日本と台湾の物価の差もありますが、交通費は他の物価に較べても安いので、100元(約300円)でかなり乗れるのは凄い
とはいえ食費と交通費が他の物価の較べて安いというのは、格差社会化の裏返しのような感もするので複雑な気がします。


さて、今日の目的地は北部の海沿いの街・淡水。

ですがその前に寄り道をするとします。まずは板南線で市政府に。
市政府駅に来るのは2度目ですが、今回は101見物ではなくバスに乗換えです。



ホームドアの設置工事中。
今のところ、新交通システムタイプの路線以外は、台北車站や忠孝復興など主要駅にしかホームドアがないようですが、設置を進める方針なのでしょうか?

日本の一般的な腰高のホームドアよりもガラスの面積が広くて見通しが良くて良いですね。
日本ではホームドア設置で見通しが悪くなった為、壁面広告の広告主が減ったり車体ラッピング広告に影響が出ているそうですが、この台北タイプのホームドアならその問題は少なさそう。



ここにも「市府轉運站」なる新しいバスターミナルが出来ていました。
ここは1階のみで名古屋のオアシス21のバスターミナルのような雰囲気ですね。

ただ案内掲示によればここから発車するのは高速バス。
私が乗るのは一般の路線バスなので、ここから発車するわけでは無さそう。



台北101と台北市政府
ガイド本によれば、台北市政府の中には「台北探索館」なる展示館があるそうで気になりますが、今回は時間の都合で諦めます。昨日の午後に行ってれば良かったかな

下にMRTが走っている忠孝東路上に「捷運市政府站」というバス停を発見。



今回、目当ての路線は647系統・中正橋頭行
「信義快速道路」という高速道路のようなものを経由して新店方面に向かう都市内高速路線です。

運転間隔はラッシュ時は10~15分間隔・その他は15~20分間隔だそうです。

同じような路線は他にもいくつかありますが、後述する理由あって647にします。
ちなみに隣の650は同じ行先ですが、高速を経由しないでずっと一般道の路線。
ただ経路がかなり違うからか、停留所数としてはあまり変らない様子ですね。



待つこと10分強で647のバスが到着。

こちらのバスは香港と同じく乗るときに手を上げないといけないので、こういう写真が撮りづらいです
今回は他のお客さんが手を上げてくれたので大丈夫でした

それにしても、「来たバスに乗るのが自分だけ」の時は自分が手を上げるしかないですが、乗る人が何人もいる時は誰が上げるんでしょうね。
やはり、せっかちな人や私のような人が代表で手を上げるのかな?



日曜の午前の都心方面行。ということでかなり利用されているのか満員近い状態で到着。
ほとんどの人が降ります。

この路線を含めバス路線表の図によれば、台北のバスは終点側は明確な終着バス停というものが存在せずに、3~4停留所程度の小さなループで回って始発点側に戻る路線が多い様子。
なので終点側ではこれから乗る人と乗ってきた人が混在するようです。

降車客が終わってようやく乗車。カードをタッチしてから乗ります。
ちなみにここから乗った人は3人+既に乗っていた人と、次のバス停からの1人ずつで合計5人。

車内にはLED表示機がありますが宣伝や決まり文句が流れるだけで、次停留所名の表示はなし。
自動放送もなく案内は運転手の肉声のみ。というあまり嬉しくない状態。
降りる時が心配ですが、まぁ今は気にしないで

しかしこうLED表示機に「祝・旅途愉快」と表示されるのは違和感を感じますね。
要は日本に例えれば「ご乗車ありがとうございました」ぐらいのニュアンスなのかもですが、高速バスならともかく市街路線バスで「旅途愉快」と言われても・・というかなんというか。
そう思ってしまうのは、私が中国語を日本語に訳して解釈しているからで、まだまだ語学力がダメダメ。ということなのでしょうが・・。


さて、2~3つ停留所を過ぎていよいよ「信義快速道路」に。
101の展望台から見ると、101ビルのすぐ近くから、長いトンネルで山越えする姿が印象的で気になっていました。
上からの写真を撮ってないのが残念

まずは延長1キロの象山隧道に突入



トンネルの合間に壁(換気設備か何か?)に「信義快速道路」の文字が。
すぐに延長1.4キロの分山隧道に。

印象としては万博八草駅付近から藤岡駐車場方面に向かう愛知県の「猿投グリーンロード」を思い出すような。

長いトンネル2つを快走で抜けて快速道路は終点。

信義快速道路を出てすぐに、最初に停車した「捷運木柵站」のバス停に。
ここで市政府から12分。ちなみにMRTだと忠孝復興から木柵までで19分かかるので、トンネルのショートカット効果は凄い。

ここからは乗ってくる人がいますが、既に中ドア乗車(降車時払い)に切り替わっています。



立ち木が南国らしい雰囲気??

途中で信号停車した際に、丁度お葬式をやっている横に止まってしまいました。
見て嬉しい光景ではないとはいえ、日本と似ているようでだいぶ違うような光景が気になります。
参列者が緑色ぽい?上着を纏っているので、日本のお葬式と較べてあんまり暗い雰囲気を感じなような。


所々バス停で降りる人もいますが、降車ボタンを押すと「ピロリロリロリロリン」みたいな玄関チャイムのような音がするのが面白いような

ところで、そもそもなんで私がこの647系統のバスに乗っているかといえば、
去年6月に、「新店市中興路二段」の住所のJJSという会社に台湾アイドルの杜小比ちゃん宛のファンレターを出したのです
でその際にgooglemap等で色々探っていたら、この路線の存在を知ったわけなのです。



中興路二段辺りの風景。たぶんこの辺りかな~と思いますが、良く分かりません。
というか通りのどっち側かも判らない。

「中興路二段」という次停留所名の案内放送は聞き取れました
「ふむふむ~こんな感じの場所だったのか~」とか思いながら通過。
この辺りで降りてもMRTの新店市公所か七張の駅に歩けそうですが、このまま乗って行きます。

MRTの新店駅が見えてきたので、この辺りで降りることに。
ボタンを押してから、前に移動して下りる準備を・・・。

停車する直前にカードをリーダにタッチして、ドアが開いたら降ります。
他のお客さんが降りる光景を見ていると、停車する前からカードをタッチしている人を良く見るので真似して
降りたら「碧潭」というバス停。
一つ前の「新店」で降りようかと思っていたので、行き過ぎた感じだけど場所的にはこっちの方が近そう

市政府からは44分で到着。
ちなみにMRTだと台北車站から20分。市政府から30分(+乗換時間)
さすがにここまで来ると一般道に降りてからの距離が長いので、速達効果も薄いようです。
とはいえ先ほどの中興路2段のように駅からだと歩くような場所なら、バスの方が便利かもですね。


市政府から乗っていた人は木柵の少し先で降りてしまい、ここまで粘ったのは私だけ。
他にお客さんは10人弱ぐらい乗っていましたが、みんな途中の一般道区間になって乗った人でした。


次回に続く

2010/11/8 5:07
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