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茨城の旅(水郡線に乗る・5/5)その6

勝田から水戸線直通の小山行にのって水戸に16時9分に到着します。次は水郡線ですが、ここで一旦水戸駅南口のホテルにチェックインをするとします。次に乗る水郡線は16:49発なので40分しかないので少々いそぎます。
徒歩で6~7分ぐらいの場所でしたが、フロントも空いていたのでスムーズにチェクインが出来て部屋で少し荷物を整理してから水戸駅に戻ります。


水戸駅南口です。ペデストリアンデッキが整備されています。
再開発が進み、シネコンなどの大きなビルもありました。


水郡線ホームへのエスカレーターは通常時は下り運転ですが、列車到着時は上り運転になるという、珍しいタイプです。エスカレーターの入口にゲートがあり(自動改札のものよりももっと大きい)運転方向が切り替わる際はゲートを閉じて通行を遮断する仕組みのようです。
時間帯で運転方向が変わるエスカレーターは時々ありますが、毎時1~2本の列車到着にあわせて切り替わるのは興味深いですね。
1台しかない時は上りを優先する箇所が多い中で、「通常時は下り」というのもポイントですね(足への負担は下りの方が大きいとの話)


16:49発常陸太田行の水郡線です。側面の固定の連続窓やプラグドアは、大洗鹿島線の6000型と較べて新世代という感じがします。


車内の様子です(常陸太田到着時)
このキハ110系列の1+2クロス配置って正直なんとかならないのかと・・・。収容力やワンマン運転時の車内の移動性確保なのでしょうが、
写真手前のデッキ部のロングシート部よりも通路が広いというアンバランスさ。
1人がけクロスを採用したことで、着席定員がロングシートよりも少なくなる点。
また車内中央部につり革がないので折角のスペースを生かしきれなそうな点。
など設計の中途半端さ。というかローカル線での使用を前提とした車両として問題を感じますね。
(+個人的には4人ボックスに1~2人座ってるところに座るよりも2人ボックスに1人座ってるところに座るほうが座りにくい。+1人席だと空いている時に荷物の置き場に困る)

立席スペースを増やすことでラッシュ時間帯に最小の車両で最大の収容を可能に・・。という点も考えているのでしょうが、そもそも絶対的な本数が少ない地方路線で、都心の混雑列車並みの混雑が発生するのが問題ですし、「混雑」や「座れない事」が、鉄道利用の敬遠要素になることを考えて欲しいものです。
まぁ701系とあわせて、JR東日本が発足から一段落して、上場や完全民営化に向けて悪い意味でガツガツしていた頃の設計というところでしょうか。

バス形ワンマン運用車での2+2配置は前出の鹿島臨海鉄道をはじめ、キハ110以降に登場したJR東海313系やキハ75・JR九州など枚挙に暇がない。

(今日の瀬戸愛知県館)
私はただ御殿場線313系がキハ110や125系や815・817系でなくて良かったと思うだけです。(あくまで座席数で)


(写真上)常陸太田行の行先表示

16:49発は3両編成で座席の7~8割程度埋まるぐらいで発車。水郡線というと水戸と郡山を結ぶ長大ローカル線?的なイメージがありますが、さすが水戸口は毎時1~2本あるだけに沿線は住宅も多く近郊路線的な雰囲気です。途中の駅には自動券売機が設置されているのがよいですね(食券などの販売機を転用したようにもみえる)
御殿場線も自動券売機を設置するべきですね。まったくJR倒壊め

途中駅の掲示を見ると連休期間等に早朝に水戸でひたちに接続する臨時列車運転がある模様。

さて上菅谷から常陸大子方面分かれて常陸太田を目指します。(上菅谷で常陸大子方面の接続はなし)沿線には田畑が増えたものの、相変わらず平坦な郊外区間を走ります。
多くの駅で駅の出入口が先頭側にあって降りる人がホームから運転士に定期などを見せて降りているのが興味深いところです。

さて2分ほど遅れて17時21分頃に常陸太田に着きます。
そのまま17:25発の折返し列車で戻る予定ですが一旦下車してホームや車両の写真を色々撮るとします。
さて改札から一旦出て駅舎でも撮ろうかなと思って改札から出ると、直後にすれ違いに高校生の男の子がダッシュで改札を入って乗車していきました。

あれれ~と思って時計を見ると既に「17:25」
慌てて乗車すると私が乗るのを待ってドアが閉まるような状態でした。危ない危ない・・・ふぅ

帰路は上菅谷行で上菅谷では1番線に到着。
常陸太田方面からの線路が本線かのような配線が興味深いです。

水戸行に乗り換えるために今は珍しい遮断機のないタイプの構内踏切を渡り水戸行の到着する3番線に向かいます。
3分乗換えのはずですが、水戸行がなかなか到着しないであれれ。と思っていると放送で「線路に自転車が放置されていたので安全を確認したため10分ほど遅れ」と流れます。
夜に会う予定にBちゃんに電話して待ち合わせの連絡をしつつ待つと、17:52分に水戸行が10分強の遅れで到着。4両編成で、座席の半分ぐらいが埋まる乗車率だったので、らくらく座れて水戸に戻りました。

5/10 2:17 UP

コメント一覧

きよぴ
キハ110
>座席の良し悪しと運用の良し悪しを混同した議論

確かにこのような混同した議論は良くありませんが、私としてはこの車両の1+2配置はローカル線運用車としては失格な設計だと考えますね。
確か路線によっては2+2配置もあったような・・・
キハ110系列自体は私はデザインなどはいいとおもいますが・・

701系に関しては投入当初ロングシートであることなどを含め問題視されましたが、「ロングシート配置にして詰め込み仕様にしないと裁ききれない両数しか投入しなかった」こと、言い換えてみれば「まず投入両数ありきで設計がされた」点が問題の根源ではないのかなと思いますね。
キハ110と同様、立ち席前提の設計がローカル線運用車としてどうなのか?ということでし立ち席前提の設計の車両で充分な着席数を確保する両数で運行するのは得策なのか?ということでし実際の運用はどうなのか。ということです

水郡線新型車デザイン
水戸駅などでポスターを見かけました。8種類ぐらいあるようですね。いっそフレッシュひたちのように全種類をすこしずつ投入すればいいのに・・・とも思いますが、もしかしたら、明らかな不評なデザインがあるか調べるために意見募集してるのかも??
きよぴ
エスカレータ
非常に面白いシステムだと思いました。
ついでに手すりのことをハンドレールというのは知りませんでした。
本当は上下1本ずつあるのが理想ですが、場所やその他の事情でそうもいかない時にはよいシステムですよね。ぜひもっと普及してほしいですね

都心直通
ここに限らずマイカーとの競合が厳しい地方路線は「遠くに行くときの足」という役割が強くなってくるので、そういう面を強化するような施策をぜひ実施するべきだと思いますね。都心まで乗り換えなしの特急というのは「便利になった」というインパクトを与えられますね。
みさき
>エスカレータ
登場の頃、話題になったと思います。鉄道雑誌にも紹介されていました。限られた予算の中で「頭を使いました」といのが感じられ動作等も練られていて良いシステムだと思います。
 
>水郡線
大子や大田営業所あたりまでは関東支社の傘下という会社も多そうです。都心との流動もそれなりにあるのではないかと推測しハイブリット特急車って無理かなぁ・・。ひたちから電気もらって蓄えて大田まで行くとか(妄想)。断面が許せばパンタもつければ良いのかな。
 
JR東の車両設計思想もようやく完成の域にきたのかなと感じます。209/701初期の頃から改良を重ね、現行の231類やこの新型はだいぶ好感触で見ています。
 
>>キハ110
座席の良し悪しと運用の良し悪しを混同した議論を良く見ます。ちょうど座席が埋まるくらいだと充分快適で良い車両ですよ。座席の問題というより両数や本数の問題かな>110/701。
110は挟まれた運転台の半室が開放され、カーテンも下ろせるのが良いですね^^。
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