近年では機能拡張が進み、設置当初に比べ割引きっぷや普通乗車券など色々なきっぷが買えるようになりました。
私も短距離乗車券をクレジットカードで買うために普段から便利に使っています。
最近になって、普通回数券も買えるようになった。
という情報を得て、20日に秋葉原駅に寄った際に試してみる事にしました。
もしや回数券は当駅(設置駅発)しか買えないかも?
とも思ったものの・・・
回数券→他の駅発→50音表から発駅の頭文字を選び、駅名を選択→50音表から着駅の頭文字を選び、駅名を選択
という乗車券のみを買う時と同様の手順で購入できました。
ただ有効開始日を選択する事は出来ず、自動的に「購入当日から有効」になるようです。

最後に表示される確認画面

カードサイズの回数券11枚と表紙・クレジットカード利用控えが発行されます。
ということで、無事にJR東日本の秋葉原駅でJR東海線内完結である、御殿場線の松田~東山北の回数券を買うことが出来ました。
従来回数券は購入は「両端の駅どちらかに限る」となっていて、以前に大井町駅窓口で『品川~横浜』の回数券を求めたら、「『大井町~横浜『しか売れない。値段が同じでも『品川~横浜』は無理」と断られた事がありました。
それを考えると、購入駅とは無関係の区間でしかも他JR社内完結の回数券が買えるというのは画期的だと思います。
注:
「両端の駅どちらかでのみ発売」
というのは無人駅などが絡む場合は例外で、その場合は近隣の駅でも買えるようです。
また以前に国府津駅窓口で国府津発着でない御殿場線内完結の回数券を買ったことがあります。
今回買った回数券を見ていて気になったのが、券面下部に表示される10239-4のような一連番号の振り方
今回買った分を良く見ると
10239-1 欠番
10239-2 表紙
10239-3 カード利用控え
10239-4~-14 回数券本体
で-1が欠番になっています。
以前に松田駅で買った回数券を見ると
?????-1 欠番
?????-2~-12 回数券本体
?????-13 欠番
?????-14 カード利用控え
で今回秋葉原で買ったものとは番号の振り方が異なります。
欠番があるのも謎です。
また今回買ったものは横長の【表紙】がついていますが、
これには
途中で下車した時は、前途無効です。
券面表示区間外を乗車されたときは、別にその区間の普通旅客運賃をいただきます。
本券(表紙)では、ご乗車できません。
という案内事項が書かれています。
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それにしても、JR東日本はこの「指定席券売機」こと「MV機」のお陰で、随分便利になりました。
JR東日本は特に他の大手私鉄に比べ低サービス・ダメダメのように言われ、実際そう感じる面も多々ありますが、この「MV機」に関しては素晴らしいサービス向上です。
近年まれに見るサービス向上策だと思います。
お陰で窓口の行列に並ぶ手間も接客の悪いJR東日本の窓口係員を相手にする必要もありません。
(実際、いい人もいるんでしょうが・・・・)
短距離乗車券でも気兼ねなく、一般クレジットカードで買えるようになりました。
ただ惜しむ事は、前回の記事でも書きましたが「JR~小田急など私鉄への連絡乗車券」などMV機で買えないきっぷが未だあること。
また最近はMV機に行列が出来てすぐ買えない時があります。
機能拡張と更なる設置台数増をして欲しいものです。
ついでに書くと「指定席券売機」という名前は企画券や定期券・回数券が買える多機能な実態にあっていないので、なにか適切な分かりやすい名前をつけて欲しいですね。
「MV」というのは専門用語すぎますが、いっそここは「MV君=マルチ券売機のびゅう君」とか・・ははは
浸透しなさそうな感が

08/5/21 2:55UP