さて新北投まで往復して再び北投駅に戻ってきました。
朝出るのが遅かったこともあって、既にこの時点で14時過ぎ。
思ったよりも遅くなってしまいましたが、MRTの北側の終点の淡水を目指すとします。
先頭車に乗ったら立っている人が各ドアに4~5人という感じ座れな~い。
北投駅を発車して車両基地への出入庫線の分岐を眺めた辺りで地上降ります。
大きな車両基地の横を走りながら、次の復興崗駅に到着。
地上駅の相対式2面2線で片方のホーム上に駅舎があって跨線橋で結んでいるような、郊外電車の小駅のような構造。
この先淡水までの途中駅はみんなこの構造。
複線ですが(高架線でなく)地上を走り、MRT化される前のローカル線時代が偲ばれるような雰囲気??
といっても、その当時どんなだったかは全く知らないですが・・・。
關渡駅の先で川沿いの区間に。
川といっても水量が多そうで幅が広い
地図によるとこの辺りまでが台北市で、この先は淡水鎮になるようです。
北投から15分ほどで終点淡水に到着です。
途中の駅で少しずつ降りる人がいたものの、結局座れませんでした。
が、なんと淡水駅の出口は前より。
知ってれば後方の車両に乗ったんだけど。
改札口のところには「混むので帰りの切符は先に買って・・」のような掲示を発見。
淡水駅の駅舎
この写真は東側(川とは反対側)から。
反対側はすぐ川(というか海)のそば・。
景観に配慮しているのか、シックな感じがして良いデザインですね。
淡水は台北近郊の有名な観光地の一つ
なので、猛暑中とはいえかなりの人手。
道を歩くのもタイヘンなぐらいです。
これだけの人出があるんじゃ、帰りのMRTも混みそうで座れるか心配な・・。と考えてしまいます。
喉が渇いたのでジュース屋さんで1000cc入りのスイカジュース(西瓜汁)を買うとします。
値段は忘れましたが50元ぐらいだったような??
見ているとミキサーに西瓜の切り身を入れてかき混ぜた後に、茶漉しのようなものにかけて漉して出来上がり。
種はどうなっているのかな?
スイカ100%の本当の意味でもジュースですね。
Suicaはあまり好きではないですが西瓜は好きなので
こういうの日本ではなかなか飲めないかいい値段するのが残念。
夏ばて気味で食欲がなくても、こういうジュースを飲めば栄養が取れていいかも??
駅で見た地図によれば、「淡水清水祖師廟」なる廟があるそうなので行ってみるとします。
海沿いの混雑する通りから内陸側の裏通りに入ると人通りも少なく静かです。
清水街という通りに出てこの辺りかな?と思うも見つからず。
中山路という車が行きかうバス通りまで出たところでこの看板を発見
近くではあるようですが・・・。
ウロウロとしていたら、通りの店の一家のような人たちに「何処に行きたいんだい?」と声をかけられてしまいました。
「私は中国語分かりません」って中国語でなんて言うんだったっけ?とちょっと考えてしまいましたが、
上の写真をデジカメのモニターで見せたら、手で少しまっすぐ行って右。
のような感じで教えてもらえました。
「なんとしてもこの人に道を教えるんだ」のような雰囲気を感じまして、なんとも親切な方たちですね。
これは横から。
正面にある舞台では中秋節のイベントのようなことをやっていて、
廟の正面のステージでのど自慢大会のようなことや踊りなどを披露しています。
沢山の見物客の合間を縫って廟の建物の中に入ります。
せっかくなのでお参りをしていくことに。
外とは対照的に建物の中はお参りしている人も少なく静かです。
台湾のお寺は参拝者が多くて混んでて活気が・・というイメージなので逆に意外な感じも。
今までに訪問した廟は参拝手順が複雑でしたが、ここは香炉が2つあるだけで、掲示してある説明も簡単。
早速線香を手に取りお参りをします。
最後に他の人に習って給茶機のようなものから取って、甘いお茶のようなものを飲むとします。
その後は再び海沿いの道に。
遊覧船があるので乗ってみるとします。
「魚人碼頭」と「八里左岸」行の両方があるようですが、 魚人碼頭行きに乗ってみることに。
悠遊卡で払おうとしたら、係員氏は先に「魚人碼頭 全票50元」とシールが貼られたカードをリーダーにタッチして設定?してから、私にカードをタッチするように促します。
こういう使い方も出来るなんて、知らなかったです。
淡水~魚人碼頭のチケット。片道50元
往復もありましたが単純に片道X2の100元
なぜか乗場は切符売場から100mほど先。
切符を手に持って歩いていたら、船会社のパーカーを来た人たちが「あっちだよ」と教えてくれます。
乗場に行くとここもすごい混雑。
「魚人碼頭」と「八里左岸」の行先に分かれて並ぶところが違うようで、整理している係員に切符を見せて並ぶところを教えてもらい並ぶとします。
一応看板が出てますが、人が多くて分かりづらいかも?
しか~しあまりの人数になかなか列が進まない・・・。
見ていると「八里左岸」の方は大きめの船が来てどんどん人を載せるので、列の進みも早い。
しか~しこちらは乗降に時間がかかっていて、一度に乗れる人数も限られているようでなかなか・・・。
「八里左岸」の方にすればよかったかな?と少し思います。
良く見ると西洋人など観光客風の外国人が結構いるような。
「魚人碼頭」行きの船が止まる桟橋は一つしかないようで、良く見ると桟橋の周辺や沖合いに3隻ぐらい乗客を乗せたまま沖合いに待機しているという微妙な状態・・・。
20分ぐらい並んでようやく乗れます。
アップすぎてよく分からないですが、クルーザーのような感じの高速船タイプの船です。
<次回に続く>
2010/11/13 22:07
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