(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

仙台・松島に行ってきたよ(塩釜編)

前回から続く

さて松島からの遊覧船で塩釜マリンゲートという港に到着します。



こちらが松島から乗ってきた船



松島の乗場は「大きい遊覧船乗場!」という雰囲気でしたが、こちらは遊覧船の他に奥松島の島々に行く定期船も出ることもあってか、ターミナルな雰囲気。レストランや土産物売り場も併設しています。といっても、到着したのは16時近く。既に逆方向の松島行きの船は終わっていて閑散としているような。

次の目的地は塩釜神社。マリンゲートからは徒歩20分強程度のようですが、この猛暑。3人なのでタクシーを利用することに。隣にイオンモールがあるので、そこで飲み物を買って休憩しつつタクシーを捕まえようかと・・。



Bic super market と書いてあるのがイオンモール。イオンモールに入っているスーパーがbicという名前のようで

塩釜港(マリンゲート)の隣がイオンモール、その隣が本塩釜駅という位置関係で本塩釜駅(仙石線)までは徒歩10分弱程度。塩釜神社は駅から更に内陸側に徒歩15分ぐらい。




塩釜港からイオンモールに行く途中にモリゾー系ショップを発見!モーリー
お休みのようで店主のモリゾー氏の姿は見えませんね。

それにしてもこの塩釜港の近く、周囲の建物がみんな新しい。まるで開発当初の新興住宅地のような・・。もしかして津波で流されたのを再建したのだろうか・・?と考えてしまいます。




イオンの店内にも避難場所の案内看板が。
最初に見た時は、次は塩釜神社に行く予定のだったので「おぉ店の中にも案内看板が出ていて親切だ」と思いましたまぁ塩釜神社にはここからタクシーで行く予定ですが・・。

イオンでポカリスエットを買って水分補給。更にミニフードコート?のようなところでアイスコーヒーを飲んで一休み。なんだかんだイオンに30分ぐらいはいたような。松島からの船も風があったので暑くはなかったとはいえ、喉がかわいてかわいて・・

さてイオンのタクシー乗場に行くと1台タクシーが出たところ。近くにいた警備員さんに聞くと「待ってればすぐに次のが来る」という話だったので待つことに。弟に「田舎のイオンにはタクシーがいるんよ」とかいいながら10分弱ぐらい待つと次のタクシーが来たので乗り込むことに。

早速乗り込んで塩釜神社まで行ってもらいます。



海岸の堤防の脇にドラゴンボートのようなもの?が係留されているのを発見。イベント用??



高架線を走る仙石線の電車。この辺りの仙石線は国鉄時代末期に高架化されたそう。

このあたりも震災の津波に呑まれたのかとか、気になるものの運転手氏に悪いようで聞き出せなかったら、うちの母が「震災の時はこの辺りも津波が来たんですか?」のような話を。
運転手氏は神社までの10分弱の間、熱心に色々と話してくれてとても印象的でした。



塩釜中心部のビル。1階は完全に津波に呑まれて、震災後数ヶ月間は泥のかきだし作業に追われて、日常業務にはならなかったそう。

地震発生時、運転手氏はイオンで客待ち中だったものの、車がひっくり返るかと思うぐらいの激しい揺れに襲われたそう。本当に津波が来るかは半信半疑だったものの、「大きな地震が来たからとりあえず逃げよう」と塩釜神社に避難して難を逃れたそう。
津波到達予報が「地震発生後20分」と言われていたのが、実際に大きな津波が来たのは40分後。一度避難したものの家などに荷物を取りに戻って、津波に呑まれて亡くなった人もいる。といった話も。

塩釜は松島湾の奥で津波が弱まったそうですが、実際に塩釜市では30名強が亡くなっているそうで。

塩釜神社は小高い山の上にあって、表参道から長い石段を登っていくのが正面。のようですが、熱中症気味の中で長い石段には不安もあったので、タクシーで上まで行ってもらうことに。事前に塩釜神社のサイトを見たところ、タクシーなら上の社務所近くまでアクセス出来るように書いてあったので

マリンゲート近くのイオンから乗って、初乗りから1回上がって730円で塩釜神社の社務所付近に到着です。
3人なのでバス代ぐらい??もっとも田舎のバスは近距離は(都市部の均一料金バスよりも)意外に安いんだけど



塩釜神社の「左右宮拝殿」。左宮と右宮と2つあるのが特徴的ですね。



海の神様らしく??境内には船の碇が

既に17時過ぎで参拝する人も殆どいなくて境内は静か。神社の若い神職氏(係員)が何人もお酒の便を運んでいました。お祭りが近いのカナ??

さて簡単にですが塩釜神社を参拝して駅に戻ることに。
タクシーに待っててもらった方が良かったんじゃないか?という気もしますが・・



帰りは表参道の階段に挑戦します。しかしこうして上から見ると怖い
本当は行きは階段の方が良かったかもですが、流石に神社にはタクシーはいないし・・

私とママは手すりに掴りながら一段一段降りますが、流石に弟は元気があるのか度胸があるのか、手すりを使わずにさっさと降りて行きますね
ちなみに下3分の1ぐらいは傾斜角度が緩やかになるので、そこまできてしまえば安心?



頑張って??下に到着
ここから本塩釜駅までは15分ほどの歩き。暑さでバテているのでこの駅までの歩きもタイヘン。
流しのタクシーはいなさそうだし、バスの一応あるようですが本数(丁度いい便)がない



途中で発見した「東日本震災時の津波到達地点」の碑。



本塩釜駅からは仙石線に乗って仙台に戻るとします



仙台まで乗った仙石線はデュアルシート車。夕方だからか片側ロングシート状態になっています。隣の東塩釜駅始発なのでガラガラ・・
この車両はデュアルシート車なので関係ないけど、たまにある1+2列クロスシート車ならば、1列側はクロスじゃなくてロングシートにしてくれた方が座席数も多いし好きですね。

次回に続く

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2015/8/16 23:36(JST)

コメント一覧

八草きよぴ
たれぱんだぁ~さんは高校の先生だったんですね(^^;;
あの階段はヒールがあるサンザルをはいていたのもあって、降りるだけでも怖かったですよ{汗}
やはり高校生は体力がありますね!!

塩釜で偶然に乗ったタクシーの運転手さんから震災の時の話が聞けたのはよかったです。
普段1人旅だと割高になるのでタクシーには乗らないんだけど、運転手さんから地元ならではな話が聞けるのもタクシーの魅力なのかも??と思いました。
しかしマリンゲートやイオンから神社まで結構距離があるので、地震発生後に津波の到達時刻によるけどいざ避難するとなると結構大変というか一刻を争いそうだ・・・と思います。
建物火災にしろなんにしろ「他の人が逃げるのを見て逃げるようでは遅い」とはいいますが・・・

今月になって御殿場線の赤道が結構閉鎖されたので、何か動きがあったのか気になります
もしかしたら身延線で子供が線路に入って・・な事故があったのでその影響なのかも??
たれぱんだぁ~
 塩釜の街並み、懐かしいですね。

 かつて学生時代に、仙台にいたのですが、その頃、塩釜の高校で、教えていました。その高校では運動部の連中が、塩釜神社の表参道の階段を何往復もしていました。すごい体力だと思いましたが......。

 塩釜では津波で、本塩釜の駅前は完全に水没し、私が教えていた当時の教え子にも亡くなった方がいるそうです。

 いつだったか、授業中の雑談で、「千年に一度ぐらい塩釜神社の表参道の下の近くまで津波が来るような地震があるから.......」と言っていたのですが、生きているうちに来るとは思っていませんでした。

 あの雑談を覚えていて、逃げてくれた教え子が1人でもいたら、とは思うのですが......。

 それから、1つ前に書かれています、東北線と仙石線の連絡線の近くにある赤道らしきものですが、私が仙台にいた当時、あの付近を通ると列車は警笛を鳴らしていましたし、渡っている人を見たことがありますので、赤道だったと思います。ただ、今はどうかわかりませんが。
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