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2015年4月・放送大学に入学(学士入学)したよ

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2015年04月18日 17時33分32秒

さてさてこんにちは、実は大学生の八草きよぴです

瀬戸大学が放送大学が提携協定を締結

私はTwitterやmixiなどSNS上では、瀬戸大学という想像上の大学に在籍して通っている設定になっています。

この「瀬戸大学」なる大学は・・・そもそも森の妖精「モリゾー」の教育機関として成立。愛・地球博を機に人間の学生の受け入れも開始。万博の理念を継承し主に自然や環境に関する学問や技術を探求、またモリゾーキッコロに関して学術的な探究も行っている研究・教育機関で、海上の森に存在しています（という設定）

さて今年2015年で万博から10年の節目。

私ももっと自然や環境に関して理解を深めよう。ということで、愛地球博出展団体の社叢学会に入会した話を以前に書きましたが、更に実際の大学に入学して理解や学問を深める事にしました。

ということで現実に存在している大学の中で「放送大学」に入学することにしました。

放送大学は一般的な通学制の大学とは異なる通信制大学。

よく「日本の大学は入るのは難しいけど、入ってしまえば出るのは簡単」「米国などの大学は入るのは割と簡単だけど出るのが難しい」と言われますが、放送大学など通信制大学は後者の「入るのは簡単・出るのが難しいシステム」

また社会人学生が多いこともあって必ずしも「4年で卒業する事を前提としていない」のも特徴かも。

これらの点は万年単位で生きるモリゾーの教育機関として成立した瀬戸大学の理念とも合致しますね。

ということで瀬戸大学から放送大学に一方的に提携協定を要求して結ばれた・・という設定で

ちなみに通常の大学で通信課程を併設している大学も探すとちょくちょくあるよう。

入学する人は私のような生涯学習や趣味目的の他に、教員や保育士など大学の専門課程を修了することが取得の条件、もしくは試験で有利になる資格の取得目的で入学する人も多いという話ですね。

私は独学で勉強するという事が苦手で。過去にとある資格試験受験で独学で勉強したら3回落ちたのに、試験対策講座に通って受験したら上位の級に一発で合格したことも。

なので本当は大学も講義で勉強したいところですが・・・

放送大学は放送講義というテレビ番組やラジオ放送での講義が主体なのが特徴なので、まだ実際に講義を受ける雰囲気に多少は近いかなと期待を

放送大学の大まかなシステム

さて放送大学の入学区分としては・・・

大学の正式な学生となり卒業すれば4大の卒業資格を得られる「全科履修生」(通常入学で最長10年)

聴講生のような形になる「選科履修生」(1年)と「科目履修生」(半年)

の3つ。(期間は入学金有効期間のような意味)

「選科」や「科目」は1～2科目だけ。とか短期に集中してやりたい人向けかなと。

私は過去に横浜の大学を卒業しているので、放送大学での卒業に拘る必要はないものの、入学金が有効になる期間を考えると、初期費用が高めでも結局全科履修生が一番お得。また後述する学割適用も考えるとやはり「全科」がいいかなと。

一度大学を卒業していると「学士入学(3年次編入)」という形で、一般的な大学でいうところの3年生として入学できるので、これで入学する事にしました。

卒業に必要な124単位のうち最大で62単位は過去に卒業(退学も)した大学の単位が認定されるそう。ただ実際何単位認定されるかなど詳細は審査に時間がかかるので5～6月頃に別途通知される模様。

横浜の大学では必要な卒業単位をだいぶ超える単位数を取ったのでそれが生きてくればいいんだけど

(落とした時の為の保険というか値段が一緒なら取らなきゃ損精神というか)

放送大学卒業には拘らないといっても、卒業できれば嬉しいので

全科履修生の在籍年限(入学金有効期間の意味)は最長10年ですが、3年次入学だと最長6年。この点はちょっと損かも？？・・・ちなみに在籍年限中に卒業できなかった場合も過去に取得した単位は引き継いで再入学することも出来るので、多忙な人でも時間をかけて少しずつ進めれば、最終的には大学卒業資格を得ることが出来るそうです。

実のところ、放送大学の大学院(修士課程)も考えたのですが、流石に大学院はハードそうで無理がありすぎるか・・と自信が無かったのと、大学院は4月入学で前年夏頃に出願が締め切られてしまうので、とりあえず今回は無難に学部に入学する事にしました

大学院は来年度以降に様子をみて考えます

ちなみに大学院は入試もあるそうなので

実際の入学手続きの経過

放送大学は1学期・2学期それぞれで講義を選択して単位が決定する仕組みなので、入学時期は4月と10月の年2回。

出願（申し込み）期間は今回の2015年4月入学では、第1次募集が2014年12月1日～2015年2月28日、第2次募集が2015年3月1日～3月20日。

私は2次募集の締め切り3月20日の少し前、17日頃にWebで出願しました。

Web出願も可能ですが、全科履修生の場合は高校の卒業証明書(通常の入学)か前に在籍していた大学の成績証明(3年次編入など)が必要なので結局郵送も必要でした。

Webで完結しないので要注意。

書類の送付期限も同じく3月20日なので、ぎりぎりで出願する場合は要注意ですね。特に証明書類は高校や大学に書類を取りに行っても即日発行とは限られないので。

ちなみにWeb出願時に学生証用顔写真の登録も出来るので、証明写真の画像データを用意しておくと後の手続きが楽です。

また出願時に放送授業の講義を最低1科目選択する必要があるので取る科目を事前に決めておく必要も。

1科目2単位で11000円するのですが、私は資金の都合で1科目だけ選択。

もう1科目取るか迷ったのですが・・実際学習を始めると思ったより難しいので1科目でよかった印象です。最初から飛ばして手に負えなくなって失敗してもよくないので、特に仕事と兼業なら最初は控え目の方がいいかも・・。

さて、基本的には書類の不備などがなければ試験なしで「合格」となり、合格通知書とともに授業料の払い込み用紙が送付。郵便局・銀行の他にコンビニ払いも可能なものの、支払期限は2次募集で4月8日。

入学金＋授業料1科目分の35000円を支払いました。

私は「3月17日にWeb出願(＋写真登録)→18日に書類発送→31日に払い込み用紙到着→4月1日にコンビニ払い→4日に渋谷の入学者の集いで学生証受領(詳細は別記事で)→7日に教科書など発送」のスケジュールでした。

ちなみに私はちょっとイレギュラーな手続きがあったため、出願後に放送大学からメールで不備連絡→電話で相談＆FAXで追加書類を送信。したので、イレギュラーケースなどの場合は事前に問い合わせて相談しておいた方がいいかも。

さてさて大学生になるということで気になるのは学割

映画館や博物館の類を初めラーメン屋などの飲食店、携帯電話、世には学割こと大学生料金があります。

通信制の大学といえども国の認可を受けた正規の大学。しかも放送大学は実質的には国立大学

なので当然に適用になる（はず）

いくつか確認してみましたが、放送大学では学生割引の対象になるのは聴講の類ではなく、正式な学生の扱いになる「全科履修生のみ」のところが多いような印象。

上記で入学区分の話を書きましたが「せっかくならば学割も活用」の点からも、全科履修生で入学するのが結果的に得なのかなと。

ネットで検索すると学習目的は全くなく、学割の為だけに放送大学に入る人もいるといいますが・・

全科履修生で入学時の納付金は最低でも「入学金＋放送授業料1教科分で35000円」。これに書類の郵送代など細々とした手間や費用を考えると、学割と通常料金の差額分で40000円分ぐらい浮かせてようやく「実感・帳簿上共に節約できた」となるのかなと。

また例えば学割(大学生料金の設定)ではメジャーな映画館の観賞料金。大人に較べて200円程度安かったりしますが・・・、しかしレイトショー・レディース・メンズディーなどの割引、前売り券・チケットショップの鑑賞券・・・etcと大学生料金よりも更に安い値段で観賞出来る手段も多いので、学割の意味が薄いことも多々。

学割をどこまで活用するか、出来るかは人それぞれですが、これらを考えると

「学習したいという目的があった上で、学割を活用した分だけ間接的に授業料が割引になる」

という本来の学割の趣旨で考えた方が無難なのかな思います。

（と書いている私も大学の公開講座のようなものも検討しながらも、結局放送大学にしたのは学割目当ても一つですが

）

ちなみに鉄道の学割としては放送大学では一部の通信制大学とは異なり一般的な通学定期の購入は出来ない模様。しか～し、放送大学用の通学回数券なるものが存在。

「通学回数券」はかなりレアな存在で、きっぷ収集としても期待感が高まります

他に普通の大学と同様の101km以上でJR運賃が2割引になる学割も。

ただしこれらに関しては購入には証明書が必要で、発行も学習・講義受講や試験受験目的などに限られ「いつでも好きな区間」を買えるわけではないようですが・・詳細は今後別記事で。

また交通機関の学生割引では、一部鉄道のフリーきっぷや高速バスなど、学生であれば目的関係なく学生証の提示のみで利用できるものも存在するよう。こちらも実際に利用した際などに別記事で紹介しようと思います。

といったことで長くなったので今回はこの辺りで・・・。次回に続きます

＜次回・放送大学入学者の集い(渋谷)に参加したよ＞