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12年5月・シンガポールと香港の旅(その15・インド寺院を見物)5/10

前回から続く

3日目・平成24年5月10日木曜日

さてシンガポール実質2日目です。
朝は7時30分頃に起床。
昨夜は部屋のシャンプー髪を洗ったら、予想通り髪の毛がゴワゴワでまずい状態。
良く見たら部屋の床に髪の毛が結構落ちているような・・・これ、まさか私の毛かと・・やばやば

朝食は折角なので、昨日に引続きホテルの無料朝食を食べに隣りのインドレストランに。



昨日はすぐ出てきたんだけど、今日は少し待ってこれが出てきました。
上はクレープ上の薄いナンのようなもの。焼たてで美味しかったです。
が・・、昨日以上に量が少ないんだけど

朝食の後は部屋に戻る前にホテル近くの"Serangoon Road"対面にあるインド寺院を見学するとします。



スリ・ヴィラマカリアンマン寺院という名前でリトルインディアのシンボル的な存在なんだそうで。
この細かい装飾で埋め尽くされている屋根が凄いですね。

ガイド本等によれば、「男性のみの参拝時間があり、その時間帯は女性の入場は不可」とありますが、
インド系の女性が出入りしているので大丈夫そう。
ちなみにインド寺院を見物するのは初めて。

入口で履物を脱いでさらに併設の足洗い場で足を洗ってから入場するようです。

中に入ると、色鮮やかで手や足が沢山ある神様やゾウの神様の像などみたことがない神様の像が。

日本の仏教の仏像はインド宗教の影響を受けている。と小耳にしたことがありますが、
そう思ってみると確かに共通点はあるかも??という感も。特に大仏とか

本当は写真で紹介したいのですが、中にいる人は熱心にお参りしていてかなり厳粛な雰囲気。
写真を撮るのも憚れるような様子以前に見物者の私がいるのもどうなのか?という雰囲気だったので
内部では撮影しませんでした。

中央に金属製の柵で通路が作っていて、そこをお坊さんが通りながら、
順々に柵の周囲で手をあわせてお祈りしている人の額に白い粉を塗っています。
分かりやすそうなイメージでいえば牛丼の吉野家のU字カウンターのような感じというか・・・

私もお坊さんに額に粉を塗ってもらえましたが、単なる見物者なのにちょっと申し訳ない感も。

ビクビクしていただけで良く分からなかった感もありますが、
初めてのインド寺院の内部を垣間見れて良かったです。


一度部屋に戻ってから準備をして出発です。
このホテルは今日でチェックアウトアウト
思っていたよりいい部屋だったし値段も安いので4泊ここでも良かったかも。

後半戦のホテル「パルク ソブリン ホテル」は昨夜夕食を食べたテッカセンターのとこから駅とは反対側方向に行った辺り。
ここからだと1キロ弱ぐらい。コロコロのカートもあるのでタクシーで行こうかと思って地図を調べていたら、
周辺の道路は尽く一方通行路が目的地と反対方向に向いているような状態。
お金結構かかりそうというか、歩いた方がよっぽど早そうなので歩いていくことに。

メインのSerangoon Road沿いは歩道が狭くてコロコロを引きながらでは歩きづらいので、裏道を通りながら向います。まだ朝の10時前、閉まっているお店も多く静かな雰囲気です。


さて、後半戦のホテルは本当は高いホテルに割安な料金で予約出来た状態なので見るからに高級感が・・
(詳細は後で部屋紹介の記事で)
建物に入りフロントで、予約確認証を提示して「今夜予約しているけど荷物預かって欲しい」的なことを言うと
どうも今チェックイン手続きをする様子。

記載用紙に私が書く欄(住所・電話番号・メールアドレス・署名)に小さい×印をつけて説明を受けます。
前半戦のホテルもそうですが、こっちでは目印に×印を付けるのカナ?

電話番号欄は尋ねたら自宅でもシンガポールの携帯でもどっちでもいいそうで・・・。

でなんとデポジットが必要だと・・・・ということでクレジットカードを提示。
シンガポールの次に行く都市を聞かれてhongkongだと答えたら、航空券を提示して欲しいと・・。
本当は高いホテルはチェックイン手続きも複雑ですね。デポジット徴収されるとは・・・
そんなにいいホテルなのかちょっと期待感が。


チェックイン時刻は午後3時で・・・なんとかかんとかとか言われて、3時以降に部屋に入れるよ。という意味かな?と思ったら、言葉が通じてない様子を見て、なんとスマートフォンの翻訳アプリのようなもので日本語訳を表示して見せてくれました。
本当は午後3時だけど午後1時に部屋は用意出来ますよ。の意味の直訳的な文章でしたが
やはり国際的な都市は違いますな。

荷物預けは外のカウンターのところのベルボーイに。ということで、
カウンターでベルボーイのあんちゃんに「荷物を預かって欲しい」と言うと
荷札に名前を書いて引換券を受け取ります。

宿泊者かどうかとか確認されなかったけど、フロントから連絡がいったのかな??


とりあえず手続きを済ませて荷物を預かってもらえば一安心。出かけることに。
今日はまずシンガポール公共ギャラリーの1つ「The HDB Gallery」
要はシンガポールの住宅公団の展示館に行くとします。

「The HDB Gallery」の所在地はMRTのNS線のtoa payoh駅。

toa payohまではMRTだと乗換えになるので、バスで行けないものか・・とスマホのgoogle mapで
バス停をクリックすると系統番号が表示されるので、そこから路線表で行先を調べていたら、
Tekka Centre前のバス停から139系統で行けることが判明



今回は普通の平屋バスです。
運行会社はSBS Transit。MRTもバスもSBS TransitとSMRTの2つの陣営があるようです。

シンガポールのバスロケシステムとしてSMSで「74744」に「バス停番号」(スペース)「路線番号」を送ると、
到着予想時間が返信される。と読んでいたので試してみたものの・・・返信が来ない

到着予想時間自体はスマホアプリやgoogle mapでも表示されますがSMSのを試したかったので・・・。



こちらは車内の様子。
大きな一枚窓でデザインが良くて格好いいですね。
日本のバスもこういう格好いいバスだったらいいのに。

ノンステップ車で日本のと同じように前~中ドア間の座席は少な目。
中ドア以降は段になっていて2人掛け席です。

ちなみに次停留所の案内はありません。終点まで乗車で良かった

このバスでは車内で携帯電話で話している人が結構多い・・・
しかもマナーモードにする必要もないのか、あちこちから着信音が聞こえてきて賑やかな状態。
私も西野カナの着うたで対抗だと思うもののそう都合よく電話はかかってこないもので。

昨日のバスでも携帯電話で話している人はいたものの手短な感じだったので、、
日本と同じで建前上は通話はお断りなのかとも思ったのですが、そうではないみたい。

シンガポールはゴミのポイ捨て禁止など公共ルールに厳しいことで有名ですが、
電車やバス内での携帯電話の通話が自由なのはちょっと驚きです。
日本の常識は世界の常識に非ず。と言ってしまえばそれまでですが、
例えばゴミのポイ捨てに高額の罰金を課す代りにゴミ箱は街中に結構設置されています。
一方で日本ではゴミの持ち帰りを提唱してゴミ箱が少なく捨てる場所に困ることも。
「シンガポールは社会主義国だから公共ルールに厳しい」とか「モラルの高低」
とか一概に語れないように思います。


私としては携帯電話で通話OKなのは嬉しいけど、MRTも含め飲食完全禁止なのはマイナスですね。
もっともMRTは乗車時間が短いけど・・。




Serangoon Road沿いのモスク
こういう変った?車窓風景を楽しめるのがバスのいいところですね。
もっともスマホに掛かりきりだと意味が無いので気をつけないと

途中で私の隣席には高校生風の女の子が・・。
テキストのようなものをパラパラ見たりして、やはり着信音が鳴って電話で話したりという感じ。
話している言葉は英語ぽい・・。

隣席の彼女はもう学校に行ってきて一仕事した風ですが、まだ私はようやく移動開始したような状態
やっぱりもっと朝早く起きないと貴重な時間が・・・ですね。夜もっと早く寝るべきか。



シンガポールらしい?住宅団地エリアに。
建設年代が古めな雰囲気ですね。

旅行前の想像では香港の郊外の高層住宅とシンガポールの住宅団地は同じような雰囲気だと思っていましたが、
シンガポールの方が敷地内にずっと緑が多いこと以外に、建物の形も結構違う印象です。



これは住宅団地地区内のバス停
斜めを向いたベンチは座りながら目的のバスの到着がわかるいい工夫ですね。
こういうちゃんと整備されたバス停は今回の旅行中シンガポール内では当たり前に見かけました。

バス停屋根の whampor Dr はバス停名ではなく通りの名前。
B01は一定範囲のエリア内毎のバス停の整理番号のようなもの

香港や台湾も同じでしたが、シンガポールも住所は通りの名前を基準に決まっているからか
バスも路線図や路線表にバス停が所在する通りの名前が併記されていて、
地図と見較べながら、何処を通るのかとか結構分かりやすい感がします。

こちらも住宅地区は樹木が生い茂っていていい環境になっています。
そんな中をうねうね走り終点のtoa payohに到着ですが・・・・



なんとここにも巨大なバスターミナルが。
toa payoh bus interchange と称しているようですが、
名古屋のオアシス21を思わせる屋内ターミナルです。

Tekka Centreから7.6キロで所要30分。表定速度を計算すると15.2km/h
半高速バス状態だった昨日のジュロンイースト行きバスには叶いませんが、
都電荒川線の表定速度13.8km/hよりも速いです。
ちなみに都営バスの平均は11.3km/h程度なので東京のバスよりも結構速いことになります。



内側はホームドア式になっていて、バスに乗車出来る時間になるまでは屋内で並ぶ仕組みのよう。
まるで高速バスのターミナルのようですね。
常夏で雨も良く降る場所柄・・とはいえ、市街路線バスでこの設備はやっぱり行政が力を入れている感が。

ちなみに降車客は脇にある専用の扉から内側に入る形です。



配布されていた路線ごとの案内チラシ
経由停留所のコード番号・道路名・名称・距離が書いてあります。
私が乗った路線はBukit Merah interchiangeから全線17.0キロの路線。
市街路線バスとしては結構距離があるような・・
そもそもBukit Merahが何処なのかさっぱり分からないので見当がつかないです。

運転時間帯は5:30~24:00
運転間隔はToapayoh行で日中は8~16分間隔
流石に運転間隔が10~15分を超えてくると時刻表がないのは不便ですね。

一方通行路が多いので同じ系統でも往路と復路(DIRECTION1/2のように表現)では、
通る道が結構違うので、事実上は別路線のようなもの。往復利用する際は注意した方が良さそう。


次停留所名の案内があるのと、時刻表があるのと、車内飲食が禁止でないのと
1000円以下ならお釣りがもらえるのは日本のバスの良いところか・・・。
逆に言えばそれ以外に日本のバスの良いところが思いつかないけど。

次回に続く

2012/6/12 2:20(JST)

コメント一覧

MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんにちは。

シンガポールの139路市内公交汽車、デザインはヨーロッパ風で、見た目だけなら、ハンドルと扉配置を別とすれば中国の大陸本土などでも走っていそうな雰囲気がする車両ですが、見栄えは日本の新型国産路線車より上等ですね。

ただ側面固定1枚窓は、一時都営バスで導入した事例などがありますが、窓が開閉できない=完全空調前提となりますので、常夏状態で常に冷房使用のシンガポールなら良いかもしれませんが、季節によって寒暖の差があり、空調は使わずとも外気を取り入れたい時には不都合ですので、日本の路線バスでは使い難いかと思います。

とはいえ最近の逆T字窓は、開閉できる部分のガラスをサッシに直接はめ込んだモノが多く、これだと経年劣化でサッシとガラスの間にあるゴムが硬化して開閉し難くなりますので、余り感心できないものです。
(この点西日本車体工業製のバスはしっかりしており、さすがユーザー視点に立ったバスを製造しているメーカーと感じますが、同社がバス車体製造を取り止めてしまったのは惜しい限りです)

日本で見た目と展望性、そして実用性も兼ね備えたバスとなると、側面窓は一時横浜市営バスなどが導入した引き違い式が、個人的には最も妥当かと思いますが、この手のバスは少数派なのは惜しい限りです。

前面窓も1枚窓だと、展望性や見栄えは良いものの、破損交換時のコストが馬鹿にならず、いすゞがキュービックを発売していた頃は、この車両の大きな1枚窓を嫌い、わざわざいすゞ車は富士重工製や西日本車体工業製車体で導入した会社もあった程ですので、民営独立採算が大半の日本では、これも厳しいかと思います。
(中には桜島の降灰対策で、前面2枚窓が標準の車両で敢えて特注1枚窓の車両を多数運行している、鹿児島市営バスの様な例外もありますが…)

とはいえ最近日本では標準化や車種整理、メーカー減少が進み、最近の大型路線車は、大半がニューエアロスターかエルガのどちらかと言う有様ですので、観光バスの如く外国勢の進出で国内メーカーに刺激も…とは感じています。
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