(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

富士山須走口五合目に行ってきたよ

先日10月10日(旧体育の日)に家族で富士山に行ってきました。

世界遺産認定でいま富士山が大ブーム。テレビなどでもよく登場して頂上までの登山を目指す人も多く時には混雑する時もあるそう。

富士山は五合目(概ね標高2000~2400m)まで車で登れてそこからは徒歩で登るのですが、その登山口が河口湖(吉田)口、富士宮口、御殿場口、須走口の4つ。
富士登山のシーズンは概ね7月上旬~9月上旬ですが、シーズン前後の春~秋も五合目まで車で登れて、周辺を散策することが出来るそう。

頂上まで登るのは準備や体力も大変ですが、今回は気軽に富士山を楽しめる五合目周辺の散策に行きます。

今回向かったのは4つの登山口の中で一番マイナーでかつ、私の家(神奈川県)からは一番近い須走口。
車で出発します。

国道246号線で静岡県に入り小山町内の「道の駅ふじおやま」に。ここの道の駅は規模が大きく、農産物や物産品の直売コーナーも一見の価値が。墓参用の花も揃っているので近くの冨士霊園墓参の際もお勧め・・・。
道の駅で時間を潰しすぎても・・・なんで先に進みます。

道の駅の観光案内所で教えてもらったところ、ここから須走浅間神社まで約15分、浅間神社から五合目までが15~20分。
道の駅から246号を線をちょっと戻る感じで菅沼の交差点から須走(冨士霊園・スピードウェイ)方面に向かい、途中で霊園・スピードウェイへの道と分かれて更に山の中に。

と山の中を走っていくと突然ひらけて住宅地などがある須走の街に。
246号から結構山の中に入ったところで突然住宅地が現れるのもちょっとビックりかも??

東富士道路の脇から「ふじあさみライン」という須走口五合目に向かう自動車用の登山道に入ります。

最初は長い直線区間で自衛隊の演習場?のようなところの間を抜けて行きますが、既に結構な上り坂。
カーブが続く本格的?な登山道に入りぐいぐい登っていきます。

本当は写真で紹介できるといいのですが、行きは私が運転していたので写真はなしです。

上りでいえば、カーブが続きますが結構な坂なので、そもそも速度があまり出ません。なので慎重に中央線からはみ出さないように走れば、あまり運転に慣れていない私でもそんなに難しくないカナ??

谷側は凄い崖!という区間も見かけなかったので怖くはないかな??
むしろ自然にスピードが出ちゃう下りの方が要注意。(下りは私は運転してないので

途中から一段と道幅が狭くなり・・・新松田駅から須走口五合目のバスは小型車な日が多いけど、大型車だったら運転が大変かも??


くねくねと山を登って五合目に到着



須走口五合目は標高2000m

ふじあざみライン、五合目駐車場ともに無料。
ただし夏の登山シーズンは週末を中心にマイカー規制が行われ、麓の須走の臨時駐車場からシャトルバスに乗り換えになるそうなので要注意。ちなみに5月中旬~10月下旬は御殿場駅から。夏季は新松田駅からの路線バスあるよう。



五合目のお店(山小屋)は写真手前の菊屋、奥の東富士山荘の2つ。
この場所はテレビなどで時々登場しますね。

この辺りのお手洗いはバイオトイレで公衆トイレも有料(200円)、お店で買物などをすると無料で使えるようなので、トイレに行きたい人はついでに買物を済ませた方がいいかと。(詳細は確認してください)



私はモリゾーを抱いていたので目立つのかお店の人から声をかけられたり
標高が100m上がると気温が0.6度さがるそうで、単純計算で私の家辺りと較べて10度強気温が低いことになります。やはり明らかに肌寒さを感じますね厚着をしてきて良かった。

須走口五合目周辺の散策コースとしては「小富士」と「幻の滝」の滝の2つ。小富士の方が簡単で初心者向けのようなので、小富士コースに向かいます。



山小屋の前から先に進むと山頂までの登山道が。
「通行禁止」の看板が出ていますが柵に隙間が出来ていて、この時期でも登山する人もちょくちょくいるよう。
この先は「準備と覚悟がある人が登ってね」と自己責任で登るような形になっていますね。
登山シーズン外にここから先に登るなら「登山計画書」を出した方がいいのカナ??

後で降りてきた人に聞いたら、この時期は8合目辺りでやっている山小屋もあって、その辺りまでなら日帰りで登る人も結構いるよう。
私が聞いたリピーターの女性は「10時前にスタートで15時半に戻ってくる」ようなスケジュールだそうで
6合目まで行くと景色がいいそうですが、初めてだと結構大変で片道約1時間コースとのこと。次回は準備してもっと早い時間に6合目まで行くのも手かも??

ちなみに初めての時はポイント間の距離感が掴めないので、心理的に結構きついんだとか。



山頂までの登山道の脇からひっそりと小富士遊歩道の入口が。こちらに向かいます



樹林地帯の遊歩道を歩くと麓まで徒歩で降りる登山道との分岐が。ここから須走浅間神社まで8.5キロだそう。
ガイドロープで塞がれているのでくぐっていく形になっています。サイトなどによるとこちらのコースは地図やコンパスが必須の中級者向けのよう。

柵やロープを意識して超えないと、中級者以上向けの道に進めないようになっているのはいい工夫ですね。初心者が「道を間違えて難しいルートに入っちゃった」ということがないので。



途中で何箇所か道のようなものが横切っていますが、これは道ではなく川跡。
雨量が多い時は川になるんでしょうね。
ずっとガイドロープが張ってあるので、ロープを確認しながら間違えなく進みましょう。



ずっと樹林地帯の中を進みます。富士山では五合目の標高2000~2500mぐらいが森林限界。この辺りの標高がこういう樹林地帯としてはギリギリの高度のようですね。



遊歩道入口から25分弱で樹林を抜けて拓けた場所に出ます。
砂地を少し登って石が積み上げてある山が。
更にその先砂地を進むと祠が



この祠の辺りが小富士の山頂なんだそう。
「小富士山頂」を示す石柱があるそうですが分かりませんでした。



天気が良ければこの辺りから山中湖などが一望できるそうなんですが・・・この日は霧が出ていて全くダメ。
雲が流れる間から一瞬富士山が見えた程度ですが、写真を撮るまもなく一瞬。

もっと先まで道があるようでしたが・・・この辺りで引き返すことに。

霧が風に流されてきて、時々霧に囲まれて本当に真っ白に
そうなると10m先も見えなくなりますね。見えない時はむやみに動かない方が良さそう



持参した気圧高度計を見ると、標高は1900~2000m、840hpa。(古い気圧計なので誤差があるかと)
台風の中心よりも低い気圧ですね

待っていれば霧が晴れるかもですが、既に15時近く。風も冷たいので戻るとします。

帰りは来た道を戻る形で。この小富士山頂と五合目は標高差が殆どなし。なので途中のルートも高低差が少なく歩きやすいです。気軽に森の中の散策と山登りの気分が味わえて楽しいですね。
こうあるいていると山登りも楽しいかもと思えてきます。


さて五合目に戻ってきてお店で休憩するとします。須走口の富士山五合目ではきのこ料理が名物のよう。
東富士山荘の方に入り、弟はきのこカレーを注文。私はあんまりお腹が空いてなかったので、お試しに300円のきのこごはんを注文。お腹が空いているなら1300円のきのこ鍋セットが美味しそう・・



「きのこご飯」300円なのでご飯茶碗程度だと思っていたら・・・結構な量が出てきてビックり。
オフシーズンのサービスかもですが、これは凄い



「小田急高速バス・富士急行バス乗車券売場」というのが気になります。ここで高速バスのきっぷを買ったらどんなきっぷが出てくるのか気になります。試しに買ってみたいですが御殿場駅発だけカナ??

この山小屋ではシーズン終了間近の在庫処分か、お菓子などお土産品も安くなっていて色々お得でした。しかもクレジットカードやsuicaなども使えるなど先進的
クレジットカードが使えるのは本当に有難いですね。さすが世界遺産



更に隣の山小屋で350円ぐらいのコケモモソフトクリームも注文。コケモモも五合目の名物だそうで。
気温が低いのでソフトは厳しいかもだけど、せっかく来たので

2軒両方とも山小屋の人も色々親切でよかったです。


ちなみに五合目の山小屋でも宿泊することが出来るよう。山小屋なので設備は・・かもですが、ここを足場に周辺の散策や7~8合目まで行って戻ってくるのも手かも??

私は子供のころに父親と富士山に登ったことがありましたが、頂上から御殿場口五合目に降りてきた時点で既に暗くなって、家まで帰るのには厳しい時間に。
当時は川崎に住んでいたこともあって、その夜、五合目の山小屋に泊まったことがありましたが、山小屋の人にも色々親切にしてもらった思い出があるものです。

当時私は狸のぬいぐるみを大事にしていて、背負いながら登ったそうで



麓の須走の街まで戻ってきて、最後に須走富士浅間神社にお参りします。
本当は行きにお参りをするのが本当かもだけど、午後スタートなので先に五合目に行っておきたかったもので。

富士山というと夏の登山シーズンに頂上まで登って・・というのが一般的だと思いますが、今回のように空いてる時期に車で行ける五合目まで行って周辺を散策。というのも気軽に楽しめてお勧めです

ただ夏の登山シーズン中は登山客で混雑したりマイカー規制などもあるので、五合目観光はお勧めできないかも。また五合目の山小屋の営業は例年4月下旬~11月中旬のようで営業日に注意です。


五合目周辺の散策コース(小富士・幻の滝)の詳細はこちらのサイトに
ふじさんぽ>須走口 幻の滝と小富士ハイキングコース案内
http://www.fujisanpo.com/route/subashiri-hiking.html

初心者向けとはいえ多少は起伏がある山道なので、サンダル等は不向き。
普段のバッグで行きましたが、サブバックなど手が塞がるものはない方がいいです。
リュックのようなのを用意した方がいいかも。
モリゾーを落とさないようにするのが結構気を使いました


注:26年10月時点で富士山山麓、小山町・御殿場市・裾野市・富士宮市(+山梨県側も)では野生きのこから基準値100bq/kg以上の放射性セシウムの検出により出荷自粛されています。
野生のきのこを見つけても手を出さない方が良さそうです。
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-380/yaseikinoko.html
(静岡県公式サイト)

【PR】amazon.co.jpで「富士山 須走」を検索

2014/10/27 00:36(JST)

コメント一覧

八草きよぴ(kiyop)
http://yaplog.jp/kiyop/
富士宮口五合目は他の登山口の五合目に較べて一番標高が高いらしいですね。
私が子供の頃に登った時は当時は川崎在住だったので、行きは河口湖口、帰りは御殿場口でした。
御殿場口の砂走りが楽しかったのを覚えていますよ。
弟は登った事がないので今回五合目に行って頂上までの踏破も興味が出てきたみたいで・・
私は今から頂上は結構厳しいような・・・丹沢の山に登ったり練習しておいた方がいいのかな??
丹沢の山には登ったことはないんですよ

夏の登山シーズンの新松田駅は神奈川県内の駅なのに
河口湖口五合目と須走口五合目の両方の五合目にバスが出てる珍しい駅なもかも。

足柄のカメ
もう10年以上経ちますけど職場の仲間と富士登山しましたね当時マイカー規制が五月蠅くない時でも学校が夏休みだと結構駐車場混みました。
距離が短いが早く山頂に着ける急な上りの富士宮口から頂上で高山病で頭痛になりながらお鉢周りしたのは良い思い出です。※確か曇り気味でご来光拝めなかった(^^ゞ
須走口はちょっとウォーキングするには良い距離ですね。いざ山頂だと富士宮以上に距離有るんですが緩やかに登るので御殿場口ほどで無いにしろ高山病になりにくいかも?
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「おでかけ・旅行記(travel diary)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事