喫煙を考える

「喫煙」という行為について共に考えましょう。
タバコで苦しむのは、喫煙者本人だけではありません。

書評紹介 ~『働くもののいのちと健康』2020年夏号~

2020-09-03 22:41:23 | 書籍

【出典:『働くもののいのちと健康』2020年夏号「本の紹介」】


7月、『しんぶん赤旗』の金曜エッセイ「タバコよもやま話」の5回の連載を
拙著2冊を出版したあけび書房の久保則之代表が
あけび書房に所縁ある皆さんに、メールで紹介してくださいました。
久保代表は、拙著2冊のうち『私がタバコをやめた理由(ワケ)――タバコ百害問答』の
エピソード5に実名で登場されています。
メールではそれについても触れてくださり
おそらくメールを受け取った皆さんは
久保代表のエピソードにも、大いに興味を持たれたことと思います。
久保さん、ありがとうございました


久保代表のメールの宣伝効果で、『働くもののいのちと健康』の編集に携わっておられる
宮沢さかえ氏が、『働くもののいのちと健康』2020年夏号「本の紹介」欄に
書評を書いてくださいました。
宮沢氏は、ご自身が発行するウェブマガジン・のたるの編集長でもいらっしゃいます。
宮沢氏の率直な筆致にすがすがしさを感じた私は
当ブログへの書評掲載の許可を久保代表から宮沢氏に打診してもらいました。
ありがたいことに、宮沢氏はブログへの書評掲載を快諾してくださいました。


書評中には
「タバコを吸わず、どちらかと言えば煙が苦手で副流煙の危険を知っている私には、『たばこと喫煙者への理解を深める』という表現に少し抵抗を感じました」(原文ママ)
とあります。
受動喫煙に遭っている方のほどんどは
「タバコと喫煙者への理解を深める」ことに
「少し」どころか、「大いに」抵抗があると思います。
しかし、タバコや喫煙者に対する理解を深めることは
タバコや喫煙を無条件に許容することや寛容になることと同義ではありません。
私には愚かな父がいたために、喫煙の病態がニコチン依存症であり
よほどの条件下でない限り喫煙者は受動喫煙(三次喫煙)の加害者であり
それと同時に、日本の国策であるタバコ政策とニコチン依存ビジネスの被害者でもある
ということを理解することができました。
その点についても、宮沢氏は上記引用文に続き
「荻野さんはお父さんの体験から、タバコそのものの害とタバコをやめられないのも病気、とわかったからこその考えを知り、納得しました」
と触れてくださっています。


宮沢さん、すばらしい書評を書いてくださり、ありがとうございました


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