北々日記

北々工房の日々を ファインダーを通して綴っています

立春に届いた年賀状

2024年02月11日 09時32分31秒 | 日記 Diary

昨年暮れに亡くなられた方のお嬢さまから、ハガキとお手紙を頂く。

 お手紙には

『母は、年末には北川さんに年賀状をお送りするのを楽しみにしていたので、

コメントを書き添えることは叶いませんでしたが、

よろしければ受け取っていただけると幸いです。』との事。

 

改めてハガキを見直し、色の鮮やかさに故人らしい元気な笑顔が真っ先に思い浮かぶ。

人影をガン見し、寄り添い方の可愛らしさと この瞬間を納めた撮り手の愛情を思いしばし見惚れる。

お手紙の内容から、まだまだ一緒に居たかったというお嬢さまの寂しさがひしひしと伝わり胸に迫る。

 

啓市も、工房奥でひっそりと泣いたらしい。

私はここ数年、なにかと理由付けし

年賀状を始め人付き合いを蔑ろにしてきたので、

今回頂いたお便りで 己が恥ずかしくなる。

 

渡邉徳子さま

温かな思い出をありがとうございます。

手をかけた贈り物や丁寧な暮らしぶりと家族への愛。お手本とします。

 

花川瑞穂さま

写真を通して、愛に包まれたお話しを聞かせて頂きありがとうございます。

お手紙とブログ掲載へのご承諾 感謝いたします。

 

改めて

徳子さまのご冥福をお祈りいたします。

今更だが 見習って、自分を変えたい。

 -B

 

 


雪よけ道具を洗う

2023年03月14日 11時29分55秒 | 日記 Diary

日々変化する草木の芽吹きと残雪の景色。

工房まわりもすっかり雪が消えました。

日差しが良いうちに除雪グッズを洗って片付けます。さすがに屋根からの危険な落雪の心配もないだろうしスノーダンプも使わないでしょう…

ただ車のスタットレスタイヤはまだまだ外せません。平湯峠、ひるがの高原、数河峠はゴールデンウィークまでドカ雪の可能性もありますから。

交通マヒのない程度のなごり雪ならチラッと降って欲しいかな。

-B

 


野うさぎの瞳をおもう

2023年03月03日 09時25分30秒 | 日記 Diary

本日も冷んやりした空気と降り注ぐ太陽光が気持ち良いです。

キラキラ光る雪景色をつい長時間眺めてしまったので目が痛む…スキー教室後に体験した”雪目”を思い出します。

ネットで検索すると雪眼炎とありました。「雪眼」や「電気性眼炎」と呼称されることもある病気で、眼に生じたやけどとも捉えることがでるとの事。 

老眼に飛蚊症、緑内障・白内障…気をつける事がたくさんです。

目をいたわりつつ さあ、今日も元気に仕事をしますか!

-B


the day my heart was washed

2023年02月12日 09時55分10秒 | 日記 Diary

昨日は心の洗濯デー。マスクあってよかった。

映画を観てあふれ出る涙が全部隠せました…たぶん。高山市民文化会館・小ホール内、時々起こる笑い声と控えめな感嘆の声。会場内の皆さんと一体になれた感じがしました。(映画って本当にいいもんですね。さよならさよなら)主催者さんはじめ参加者さん皆さんありがとう。

山から降りたついでに美味しいコーヒーを飲みに”ノックノック"さんへ。

灯す展ですと?

あー、素敵な絵に出会ってしまいました。

なんて日だー。仕事頑張りたくなる力が湧いてくるじゃないですか笑

今日(2023/02/12)が最終日だそうです。

👆撮影許可を頂いて撮っています。

-B

 


足跡の正体

2023年02月12日 08時49分52秒 | 日記 Diary

先日の際(きわ)を攻めた足跡は、日本カモシカでした。

上の画像を撮った直後にスマホを落とし、あらゆる機器穴に雪が入り込み意気消沈。

早々家に引き返しブログupもウダウダためらっていましたが、今朝は可愛い足跡を見つけたので一緒にあげてみます。👇

自分が履いている25cmの長靴と比べてみました。

くるくると丸を描いた小さな足跡。

新作絵本を手にした時のようにワクワクした気持ちになりました。

-B


木取り(きどり)してます

2023年02月09日 15時48分19秒 | 作品 Work

今年は、例年に比べ積雪が少ない工房まわり。

除雪に時間が取られず仕事がサクサクはかどり、工房内は通路を塞ぐ部材の山。

獣らも雪降り日が少なくて歩きやすいらしく、向かいの山にはたくさんの足跡。

川を覗きながら歩いたのか、渡ろうとしたのか妙に気になります。

明日は、これをたどって散歩しようと小さな目標ができました。

-B

 


Beginner bird watcher

2023年02月02日 14時01分14秒 | 日記 Diary

視力も落ちたので野鳥観察はじめました。

撮影の腕がなく写真中に鳥はいません。

収穫は、鳥の鳴き声と雪上の可愛い足跡と生きてる気配。

100mほど離れたご近所さんの渋柿を3個わざわざ運んで食べた模様。

小動物を見習い、歳だとか寒いとか言い訳をせず働かなければのう(反省)

-B


i am a painter

2023年01月29日 15時48分36秒 | 作品 Work

仕上げ塗装をしていると幸せホルモンが出るので、自分は塗装職人。

けっしてお菓子に見えるからでは無い。…よな?

啓一が作る箱物は最高。

身内を褒めちぎる裏方は最高…かな?

-B

 


2023年寒中お見舞い申し上げます

2023年01月23日 16時48分07秒 | 日記 Diary

春節の方が新年を感じる裏方。前世は日本人では無いかもと妄想中…今年もどうぞよろしくお願い致しますm(-B-)m

私が作ったベタな伝統の雪ウサギに対抗し、トトロ風の雪ウサギをインスタupした啓市。思ったほど反響が少なかったと嘆いておりました笑

私は見事なデフォルメ感、評価してますよ。しょげ具合が可笑しかったので、あえて写真をあげておきます。

今年に入って、工房裏手の山林一部を譲り受けたので犬散歩の代わりに散歩しています。腰にはナタと手鋸。手ぶらで散歩ができない二人は根っからの貧乏性です。

kitakita shopお向かいでは『酒粕』の看板が上がっています。新酒シーズンならでは。

明日は商店街にて二十四日市が開催されます。だいたい吹雪く日が多いですが、みなさん準備に余念なく活気が溢れています。

吹雪いても風情があって良いんですが(笑)天候に恵まれますように。

ーB

 

 

 

 

 

 

 

 

 


いい枯れ具合

2022年12月23日 09時35分28秒 | 裏方のつぶやき

店で使った花を持ち帰り、散るまでわが家の台所に飾る。

若芽の成長過程を眺めるのも楽しいが、

枯れるさまを観察するのもまた楽しい。

“枯れ専”?…間違いない

-B


布張りスツール

2022年12月18日 14時13分36秒 | 作品 Work

主要道路に15cm以上の積雪で除雪車出動…感謝しかないです。

工房内も冷え切っていますが、優しい色合いと温かみのある厚地の織物。

手織りゆえ作家さんへの感情が働くからか…明るい気持ちにさせてもらっています。

ただいま着々と椅子化しています。

特注分を含めて、可愛い組み合わせに仕上がりました。

地味に時計ばりと格闘してる私にも作って欲しい…笑

-B


【あさイチ】内で探してね

2022年12月14日 20時53分33秒 | 作品 Work

♪ボルダリングさせたままでのエンディング、最高の演出でしたー笑笑♪

以下当日👇

本日いよいよ。放送時間は9:24am頃だそうです。

今朝は雪が舞い寒さになれている私でも震える朝…この気候で早朝から働く方々を身近に意識しています。まさにTV放映って氷山の一角なんですね。

https://www.nhk.jp/p/asaichi/ts/KV93JMQRY8/episode/te/V7KP9L6KNP/

以下昨日👇

明日、2022年12月15日 NHK総合9:30amあたりの生中継で

上記『森の端(は)オフィス』さんを中心に飛騨市・広葉樹活用の取り組みが取り上げられるとのこと。北々工房の時計と木製フレームが出るやも知れませぬ…

フレーム内には企画展示会でコラボした【井田亜矢】氏の作品もあります。お時間の都合つく方は是非チェックしてみて下さい。

私ら地味にあさイチのファン…自宅と工房が隣接してるので、平日はほぼ毎日【朝ドラ】と【NHKあさイチ8:15am】で華大さんと鈴木アナの朝ドラ受けコメントを聞いてから出勤する啓市と裏方。見逃さないよう連ドラ予約もしているのです。

明日はテレビ前で正座して一瞬を逃さないようチェックしたいと思います。

じいじとばあばにも知らせとこう。

-B


さぁ来い雪2022年

2022年12月14日 19時22分05秒 | 日記 Diary

積雪に備え、建物と植物の雪囲いを終えました。

いつ大雪が積もっても、山水が消雪を補助してくれます。

白熱すると帽子がずれ上がり必ず右耳が出てくる啓市↓

最近は植物との対峙が癒しのようです。犬ロス徐々に昇華中。

そんな中、市役所・河合振興事務所のカウンターで良い本を見つけました。河合町内にある籾糠山と天生湿原の植物写真が一年を通して載っています。著者の中吉正治氏には、今の工房の建物を紹介してもらいました。書籍のどの写真もきれいで、改めて中吉氏の河合町・地元愛を認識しました。

籾糠山を登る時には、前もって植物を調べるのに良さそうです。

【北飛騨の森 天生へのいざない】著者:中吉正治 発行:(株)岐阜新聞社 ¥2273+税

天生湿原では熊の爪痕とブナの原生林にしか興味がなかった裏方ですが、植物、きのこの名前を覚えるのに使いたいと思います。

-B

 

 


葉っぱ狩り

2022年11月12日 14時45分43秒 | 裏方のつぶやき

街路樹の色づきが美しいです。

shopの朝の仕事はハナノキの落葉掃除から。

恐竜の足跡に似た葉っぱが赤や黄色とにぎやかです。

裏方は冬山の来る前に葉狩り…笹に朴の葉、モミノキ、月桂樹…

いつも全てを活用しきれず、春に焚き付けと共に燃やすパターンが多いのに勿体ない気分で集めてしまう。

 

毎年この時期は、笠地蔵のお爺さんお婆さんが憑依したように得体の知れぬいにしえの遺伝子に操られているような行動をとる私。娘もチラッとその要素あり👇

凍えから身を守ろうとする行為は生き物としての必然か…。

雨風凌ぐ屋内にて、物作りが続られるこの環境に感謝。

-B


また逢いましょう『井田亜矢展』で

2022年11月08日 17時32分28秒 | 展示会 Exhibion

ご来場の皆さま、ありがとうございました。

無断標本製造所(仮)・井田亜矢展 in 飛騨高山、無事閉幕です。

今の心境はこちらです👆

井田さんと次回のお約束ができたので

新たな喜びを心に留め置き進みます。

今回、見逃したという方は〈 Twitter @idaayada  〉か

2023年以降の神戸、名古屋、沖縄、京都にてご覧下さいね。

kitakita shopは、11月10日(木)より年末年始モードに切り替です。

ーB