天変のいと大きなるものに逢ひさらに寂しき心となりぬ
与謝野晶子 『瑠璃光』
関東大震災直後に詠まれた歌。
日露戦争にあたって「君死にたもうことなかれ」を敢然と詠った晶子も、
「さらに寂しき心となりぬ」とため息をつく。
完成間近だった『新新訳源氏物語』の原稿も、震災で灰になってしまった。
与謝野晶子 『瑠璃光』
関東大震災直後に詠まれた歌。
日露戦争にあたって「君死にたもうことなかれ」を敢然と詠った晶子も、
「さらに寂しき心となりぬ」とため息をつく。
完成間近だった『新新訳源氏物語』の原稿も、震災で灰になってしまった。