まんじろう日記

まんじろう(ボストンテリア、2009年8月1日生まれ)とのんびり更新しています。

丹波焼 立杭「陶(すえ)の里」

2010年04月17日 | 日記
兵庫県は篠山市今田の立杭「陶の里」(すえのさと)へ行ってまいりました。

800年以上にわたり受け継がれてきた丹波焼の故郷です。

入り口には丹波焼で作られたオブジェが並んでいました。
「陶の里」には陶芸教室や窯元横町があり、立杭の窯元の作品が展示即売されています。
すぐ近くの「兵庫陶芸美術館」では「北大路魯山人展」が開催されています。

800年以上にわたり受け継がれてきた丹波焼は瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに日本六古窯に数えられています。



窯元をのんびり訪問しながらの散策コースです。

「のぼり窯」が最初に出迎えてくれます。


細い路地を抜けていきます。


焼き物が無造作に並べてあるのも窯元らしく、いい感じです。



窯元では職人さん達が、ろくろをまわして焼き物作っています。
それぞれの窯元さんの前には作品が並べられています。


何百年も受け継がれてきた「丹波立杭焼」、山々に囲まれたこの地で路地をのんびり歩きながら歴史の流れを感じてみるのもよいものです。


加藤 廣著の「信長の棺」(文春文庫)の中では、この地が豊臣秀吉の出身地とされています。
丹波、山の民の地。
京を追われた貴族たちが身を隠した土地。
明智光秀が苦しめられた土地。
丹波は大変興味深い土地だと思いませんか。


アクセスは舞鶴若狭自動車道「丹南篠山口インター」から車で20分。
京都縦貫道「園部IC」、「丹波IC」より篠山方面へ約1時間。
デカンショ街道(国道372号)を行くのがお勧めです。

ゴールデンウィークには第4回やきものの里「春ものがたり」というイベントがあります。
少し足をのばして丹波へお越しください。