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KIRAKUjin~ Let's enjoy "Photo" together ~

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☆光と影の魔術師☆

ミノルタのカメラ

2007-06-04 00:30:49 | 銀塩写真・カメラ
 ミノルタはコニカと合併し、コニカミノルタとして企業としては今も存在する。しかしカメラ事業はもう止めてしまっている。以前も書いたが、どちらも写真に関わることにけてはいわゆる老舗であり、この2社の名前がカメラ界から消えてしまったことに、今更ながら驚嘆を禁じ得ないのは、私だけではないだろう。
 デジタル一眼としてはコニカミノルタから、α-7デジタルと、α-sweetデジタルという2機種を発売したが、よくよく考えると、ミノルタ単独としては、デジタル一眼は出なかったのだな、としみじみと思う。
 ただ救いだったのは、今にして思えば、ミノルタの最後の銀塩一眼レフとして、α-9、α-7、そしてα-sweetII(海外では5)のあたりの機種は、他のメーカーを上回る程の素晴らしい名機の数々であったといえる。

 カメラメーカーとしては珍しく、戦前から大阪の地に発したミノルタだが、いわゆるナニワの商人(あきんど)的なギラギラしたどぎつさはなく、どことなく粋で洗練された雰囲気があったと記憶している。
 コニカもそうだったが、どちらかというと民生的な雰囲気があり、戦前から軍需産業として戦艦大和の測距機まで作り上げた日本光学(ニコン)などとは、対照的なメーカーであるといえよう。
 東京から離れ、また、さまざまな点で制約があったと思うが、ミノルタというメーカーは、常にエポックメイキングで、皆をアッといわせるような奇跡を起こしてくれた。ちょっと前に流行った、プロジェクトX的なネタが満載、なのである。

 例えば、今やコンパクトデジカメにも絞り優先、シャッター優先という機能がついているが、これをひとつにカメラに両方つけたのは、ミノルタXDが最初である。ちなみにミノルタは自動露出を取り入れた頃からSRシリーズからXシリーズに変わり、両優先のデュアルオートのDから、XDは名付けられた。
 当時の小型軽量の影響を受けて、非常に取り回しがしやすい、優れた名機であった。なにを隠そう、この気楽人が最初に自分で所有したカメラである。これがスタンダードになり、その後キヤノンA-1、ニコンFGやFAなどが発売されたのである。

 さらに、システムとして完璧なまでに、オートフォーカス化に成功したのも、ミノルタが最初だ。α-7000は当時、世界中で大成功をおさめた。AFの技術自体はそれ以前から、たとえばニコンなどはF2SBという、かなり旧い頃から実用化には踏み切っていたものの、各社ともレンズや機構が巨大だったり、使えるレンズに制約があったりと、まだまだ実験的な部分から抜け出ていなかった。このミノルタに追随する形で、キヤノンもニコンもAF化に踏み切った。キヤノンはFDマウントを捨ててEOSとして現在の礎を築き、ニコンもラインアップの刷新を余儀なくされた。しかしいずれも、ミノルタの後塵を拝することになったのである。

 デジタル時代になっても、小型デジカメに縦方向に潜望鏡のようにレンズを組み込んだり、センサーを移動させる方式の手ブレ補正機能を考案したり、いずれもそののちに他社に取り込まれた技術だ。ちなみに余談だが、最後のディマージュは、レンズユニットごと揺らして手ブレ補正してしまうという、これも変わった発想であった。

 その他、デジタル時代に復活した高級フィルムコンパクトのTC-1には、ディスク型の円盤状絞りが採用されたりしている。

 ユーザーにとって意味のない自社開発、のかけ声だけのメーカーが多い中で、本当にユーザーサイドに立って、驚かせてくれ、楽しませてくれた、希有のメーカーだったのだ。

 ライカとの協力で生まれたCLやCLEも、もちろん名機として今も君臨している。

 日本でカメラを盗まれてしまったユージン・スミスに機材を貸し出し、これによってスミスは水俣の作品を撮ることができたという逸話もあるし、1970-80年代の初頭の篠山紀信氏は、ミノルタの宣伝塔であった。事実、あの頃のミノルタで、さまざまなポートレートが撮られたのだ。ロッコールレンズは人肌を美しく、軟らかく写す、といわれたのもこんなところが原因かもしれない。


 長々と書いてきたが、もしこれから写真を、それもフィルムカメラを買って使ってみたいと思っている方々、トイカメラやフジのクラッセなどもいいのだが、2000年前後に製造された各社のAFデジタル一眼レフならば、レンズ付きで2-3万円で、十分な性能のものを入手することができる。とくにミノルタα-sweet IIは同時代のキヤノン EOS Kissなどより性能が高いのに、本当に廉価になってしまっている。このあたりのカメラに明るい単焦点、とくに50mm F1.4などを付ければ、目から鱗、楽しいこと請け合い?である。
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アメリカンチェリー

2007-06-04 00:28:37 | 銀塩写真・カメラ
 いつの頃からか、日本特有のものじゃなくて、コイツがよく食卓に現れるようになった。
 いかにも肉厚で、アメリカ的、とでもいうのだろうか? でも味が悪いわけでなく、ついつい食べ過ぎてしまったりもする。

 今回は興味深い形をしていたので、Nikon Coolpix P5000で撮影してみた。ちょっと気軽なマクロ撮影でも、コンパクトデジカメならお手の物だ。
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