セントバーナードのキングスウッヅ犬舎雑感

犬種の正しいタイプを求めて46年
世界に通用するセントバーナードの作出と啓蒙

パウル大忙し

2014年09月11日 00時40分35秒 | ペット

先の日曜日(9月7日)のドッグショーで今年の北海道内のショーは、全て終了した。
色々と反省が多かった今シーズンであったが結構楽しんだ今シーズンでもあった。08092014_bb_39
パウルをなんとかチャンピオン完成させようとパウルも頑張ったが私の調整ミスで今シーズンの完成は、不可能となった。セントバーナードとしては確実に充実してきており来シーズンに期待をもたらしてくれている。

パウルは、ショーの疲れを癒す間も無く交配が待っていた。相手は、ベイビーである。彼女は、ウィンヅと交配して作出したトップと言うオス犬を作出したが6か月を過ぎても片睾丸であったので四国のペットホームにペットして譲渡をしたが犬としては、良い犬の部類に入るオス犬であった。今回パウルと交配したのは、彼女の頭部の大きさと骨太で硬い体質を見込んで交配をした。(↓King's woods Baby Powder ♀)15062014_bb_19

パウルを交配したのは、前回のパウルとザルマの仔犬でロングの男の子を待ち望んでいた希望者がパウルの仔犬をと繁殖者としては、うれしい注文を付けられていたからである。勿論キングスウッヅのセントバーナードという事でお待ちになる方々にもセントバーナードの仔犬ならあちこちのペット屋さんや繁殖屋さんにて容易に購入できるのに半年や1年もお待ちいただくなんて身に余る光栄である。その要望に応えるためには、他の繁殖者の繁殖犬にない「犬種の正しいタイプのセントバーナード」を作出することにより応えたいと思っている。

パウルの交配は、9月8日と今日の2回交配した。08092014_bb_39_2

今日の交配より8日の交配の方が当たりのようだ。写真は、8日の交配の写真である。

現在他の牝は2頭交配適期に近づいている。
1頭は、ザルマであり、もう1頭は、ザルマと同胎のチーである。いずれも今回は、仔犬を採る気持ちはないのでオスと完全に分離している。更に近いのは、ディスコクイーンである。
彼女には、ロングでもあることからショートのスターリンを交配する計画である。スターリンは、童貞君であるので経験犬のおばちゃま犬と筆おろしを経験をさせて当犬舎以外のメス犬から交配依頼があっても有償で交配をするに相応しい種牡にしておかなくては、依頼者の希望に誠意を持って対処できない。(出番を待っている間のパウルと私7日のショー会場にて ↓)
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余談であるが一般的には、筆おろしの場合には、オス犬所有者が交配の謝礼金を払うというのが犬社会の慣例である。なぜならその童貞君が生殖能力があるかどうかもわからず、どんな仔犬を作出するかも解らないオス犬を初めて使っていただくというメス犬所有者に対する敬意と謝礼である。
今年は、当犬舎の次世代犬を模索するという意味合いから若い牝には全て交配をする予定である。今後兵庫ダン君の同胎「愛燦々」とスターリンやバウムの同胎犬「スコッチ」も交配することを予定している。相手は、当犬舎出身の関西に居るロングのオスを使う事にしている。そのオーナーにも了解を取り1か月近く当犬舎に滞在することになる。

今日のFBにパウルのドッグショー報告をしたところアメリカセントバーナードクラブの会長であるジョン(Joan Zielinski )からコメントでクインシー(Am.Ch.Revilo's Quincy)にそっくりだと書かれていた。

Quincybob 更に「クインシージュニアー頑張れ!」と激を飛ばしてくれた。クインシーは、1997年のナショナル展(BOB審査員ジョン?写真ハンドラーは、オーナー/ハンドラーのビルオリバー)の覇者であり単犬種展優勝回数の全米記録保持犬でもある。パウルは大クインッシー血液が5代祖上4本配置されており似るのが当たり前で気付かなかった私が愚かであった。クインシーは、体長:体高のバランスが良い犬の模範として当時良く引っ張り出されていた。 パウルの血統は、こちら

http://kingswoods.biz/mydogs/heypaul.html

Quincy3copy


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