
ハイイロオウチュウ(Dicrurus leucophaeus ) Ashy Drongo
朝、いつも同じ枝にとまっているハイイロオウチュウ。2羽でなにやら世間話か。
見ているこちらのことなど気にも止めず、私の頭上あたりを飛ぶ虫をフライングキャッチしては食べていた。
ヒラヒラと軽やかに舞う姿からは気品さえ漂う。
この日からちょうど1週間後に、西表島でもハイチュウを見た。
関東では、(私的に)22日から春。
この月曜日から私の鼻や眼はスギ花粉を感知し始め、空気の香りも春になった。
ここ数週間忙しさが続き、更新もままならない日々・・・。春だというのにフィールドに出られないという、それはそれは苦しい日々だったが、最近やっと一区切りついた。
「スレーター」と「シンプソン」を某密林で買い込み、500種以上の鳥の英名を日本名に訳したけれど、まだまだ勉強が足りない。
残された時間があまりにも少なすぎて困る。
鳥の英名は、ある程度使われる単語が決まっているから覚えやすいわけで、
色や模様・・・red,black,green,white,blue,yellow,brown(チャ),orange(オレンジ),grey(ハイイロ),dusky(コゲチャ、ウスズミ),tawny(黄褐色),rufous(アカチャ),buff(バフ),chestnut(栗色),crimson(アカ),scarlet(クレナイ),pied(カササギ、マダラ),banded(シマ)
部位・・・billed(ハシ),fronted(ビタイ),browed(マミ、マユ),cheek(ホオ),eared(ミミ),eyed(メ),crested(カンムリ),headed(カシラ、ズ),faced(カオ、ツラ),throated(ノド),collared(エリ),breasted(ムネ),bellied(ハラ),winged(ハ),shouldered(カタ),backed(セ),rumped(コシ),footed(アシ),tailed(オ)
分布・・・eurasian,pacific,northern(キタ),eastern(ヒガシ),western(ミナミ)oriental,common
サイズ・・・pigmy(マメ),least(コ),little(ヒメ、コ),lesser(ヒメ),great(オオ),greater(オオ),powerful(オニ)
他にも色々あるけれど、これらの特徴に、例えば「Finch」といった基本的な名前が加わる。
かといって英名の直訳が和名になるとは限らないけれど、英名を覚えていれば識別にも役立ちそう。
【2010/08/05/Borneo,Malaysia】
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