ホウロクシギ(Numenius madagascariensis) Eastern Curlew
ここは、街中から歩いてすぐの干潟(Esplanade)。
土砂降りから小雨に変わった雨はしばらくすると上がり、今度はさっきまでの空模様が嘘であったかのように晴れ渡った。
大きなカニを捕らえたホウロクシギがどうやってそれを食べるのかと見ていると、自慢の長い嘴でカニを何度も軽く放り投げながら脚を落としていき、最終的には甲だけにしてから飲み込んだ。
↓
オオソリハシシギ(Limosa lapponica baueri) Bar-tailed Godwit
満潮から潮が引き始めたため、露出した干潟の泥地にはオオソリハシシギやオオアジサシが次々に舞い降り出した。
コアジサシは夏羽と冬羽の個体が並んでいたけれど、これは繁殖個体と越冬個体の両方が居るかららしい。
ギンカモメ(Larus novaehollandiae novaehollandiae) Silver Gull
チュウシャクシギが何か獲物を掘り当てたのをすかさず見つけたギンカモメ達は、すぐさま寄ってたかって横取りにかかった。
獲物を盗られたチュウシャクシギはしばらく怒りをあらわにしていたけれど、諦めたのかまた歩いて餌を探し始めた。一方ギンカモメ達は、また一定の距離を保って休み、チュウシャクシギが次はどんな獲物を捕らえるのかとじっとり見守っていた。
コサギ(Egretta garzetta nigripes) Little Egret
この日本人からしたら違和感たっぷりのコサギは、日本の E.g.garzetta とは別亜種。
趾もほとんど黄色くないし、日本の非婚姻色のコサギの目先の色をカマンベールチーズ色とするならば、このコサギの目先の色はチェダーチーズ色をしている。
ちなみに脚の色は若さゆえのもの。
ササゴイ(Butorides striatus macrorhyncha) Striated Heron
これまたずいぶんと褐色味の強いササゴイは、水路脇の草むらにジッと佇んで魚を狙っていた。
【2010/03/13/オーストラリア Cairns,Australia;Mar. 2010】
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