唐津市近代図書館のイベント情報

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「没後40年 野口彌太郎展」は12月11日まで!

2016年12月05日 | 展覧会
現在開催中の「没後40年 野口彌太郎展」もいよいよ残り1週間となりました!

野口彌太郎画伯は、明治32年(1899)東京の本郷生まれ。
昭和4年(1929)フランスに渡り、4年間の滞欧生活の後は主に独立美術協会を舞台に活躍します。
独特の明るく豊かな色彩と流麗な筆致により、戦後の洋画壇における具象系の代表作家として大きな足跡を残しました。
昭和39年(1964)に毎日芸術賞を、48年(1973)に芸術選奨文部大臣賞を受賞。
50年(1975)日本芸術院会員となりますが、翌51年(1976)に逝去、享年76歳でした。

長崎県諫早市は彌太郎画伯の父の郷里です。
約半年間という短い期間でしたが、画伯も諫早で少年期を過ごしています。
長崎を愛し、終戦後は毎年のように訪れてはその風景を描き続けました。
彌太郎画伯の死後、野口彌太郎顕彰会より長崎市に作品が寄贈され、
平成5年(1993)に長崎市野口彌太郎記念美術館が開館しました。
本展覧会では、没後40年の節目にあたり、同館の所蔵品を中心とする70点の作品により、
唐津とのつながりも織り込みながら彌太郎画伯の足跡をたどり、その画業を紹介します。

唐津を描いた2点の作品「呼子の船」「唐津の眺め」も展示していますよ。
この機会に、野口画伯の鮮やかな色彩とのびやかなタッチをぜひお楽しみください。

最終日12月11日(日)の午後2時からはギャラリートークも行います。

○特別展「没後40年 野口彌太郎展」


【とき】

  平成28年11月5日(土)~12月11日(日)
  午前10時-午後6時(入場は午後5時30分まで)

【休館日】

  月曜日
  ※ 12/7(水)は美術ホールのみ開館

【ところ】

  唐津市近代図書館 美術ホール(1階)

【出展作品】

  油彩画57点、水彩・素描13点 計70点

【入場料】

  ・一般 500円
  ・唐津市内の75歳以上の人 250円
   (受付で市のシルバーカードや健康保険証などをお見せください)
  ※ 有料入場者20人以上の団体は2割引
  
  ・高校生以下の人は無料
  ・障がい者手帳を持っている人と同行者1人は無料
   (受付で障がい者手帳をお見せください)

【主催】

  唐津市近代図書館

【協力】

  長崎市野口彌太郎記念美術館、長崎県美術館、諫早市美術・歴史館、親和アートギャラリー



■唐津市近代図書館■
TEL (0955)72-3467
〒847-0816 佐賀県唐津市新興町23番地(JR唐津駅南口すぐ)
ホームページ http://www.city.karatsu.lg.jp/kyoiku/toshokan/

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