出歩記

気の向くままに歩き回り、歩いた軌跡を写真と共に記録に

東北の紅葉 (4) 秋保2

2020-10-31 | 仙台日記

東北の紅葉 (4) 秋保2
前回、秋保に来た時に立ち寄った観光案内所でもらったガイドマップを見ていたら、観光案内所の裏手が観光名所の「磊々峡」であったことを発見し、再び秋保を訪れた。
磊々峡(らいらいきょう)
観光案内所「秋保・里センター」の裏手に「磊々峡もみじのこみち」入口標識がある。ここから下りて行くと眼下に奇岩が織りなす崖の下に川の流れが見えてくる。秋保温泉には何回も来ているが、温泉街の裏手にこのようなところがあるとは知らなかった。
  
峡谷を眺め、写真を撮りながらも15分も歩くと「もみじのこみち」は終わってしまい、「覗橋」に出てしまう。
この橋は県道62号仙台山形線から秋保温泉街に分かれるときにいつも車で通る橋であるが、歩いて渡るのは初めてである。橋の上に立ち止まって下を覗き見ると磊々峡の景観を見ることができる。この橋からこのような景色が見られるとは思ってもみなかった。
橋の真下の石にはハート形の窪みができており、若い女性たちが写真を撮っていたので、おじさんもツラれてパチリ。
覗橋の脇には遊歩道入口の標識がある。ここから下手の650mが本来の「磊々峡」と称するところのようだ。
  
遊歩道はよく整備されており、白い泡を立てながら流れる水の流れを見ながら、所々にある奇岩や小さな滝をゆっくりと眺めて歩くことができる。残念なことにはモミジの葉は殆ど色がついておらず、「紅葉の磊々峡」を見ることはできなかった。
   

天守閣自然公園
「天守閣自然公園」なる名称の公園が以前から秋保にあるのは知っていたが、名前が胡散臭い印象を受けていたので行ったことがなかったが、ネット情報で紅葉の見所に入っていたので行ってみることにした。
この地は戦国時代から江戸時代前期に秋保摂津の守の居館が建てられていたところに近いということで、平成22年に「小屋館跡庭園」に改称されたとのことである。
  
背後の秋保石の山から自然に剥がれ落ちた岩石をうまく使った池泉回遊式庭園である。一部の樹は色づいていたが、もう少し後になれば素晴らしい紅葉の庭園を見ることができると思われる。
  


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