kikyouya blog

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魔法の天使クリィミーマミ DVD メモリアルボックス

2007-03-13 05:26:55 | アニメ

たいていのアニメ作品というのは評価が分かれるものである。
でも、見た人すべてが高い評価を与える作品がある。
「魔法の天使 クリィミーマミ」もそんな作品である。

一昨年から昨年にGyaoで何度も放送してるから見た人も多いのではないか。
kikyouyaもマミは好きだったけど、
今は亡き夕方のアニメ再放送枠でチラチラ見たただけで
通しで見たのはGyaoが初めてだった。

そのクリィミーマミのDVD-BOXが発売されます。

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同じ値段で送料無料だけどこういうこともあるからなあ。。。

魔法少女アニメといえば、初代魔法使いサリーや魔女っ子メグちゃんなどを
第1次ブームとすれば、クリィミーマミとミンキーモモ(空モモ)が第2次ブーム。
以降、セーラムーンを経て、「おジャ魔女どれみ(←ATOK2007一発変換)」
「カードキャプターさくら」「コメットさん☆」
「ふたりはプリキュア」「魔法少女リリカルなのは」と今に続く。

魔法少女アニメを大きく分けると
戦う魔法少女」と「戦わない魔法少女」になる。
最近はセーラームーン以降「プリキュア」だとか「なのは」だとか
「戦う魔法少女」が主流である。「さくら」もどちらかといえば「戦う」方だ。
「戦闘」シーンがあれば、お話もふくらむし、華がある。
それに対して「戦わない魔法少女」というのは少数派。
「マミ」と「モモ」がそうだが
近年では「どれみ」とか「コメットさん☆」になるのか。

そんな中で究極の「戦わない魔法少女」といえば、クリィミーマミだろう。
ライバル魔法少女もいなければ、何の使命もない
おてんば少女がアイドルに変身するお話。
教育的示唆があるわけでもなく、成長を描くわけでもない
アイドルに変身する以外は平凡な日常が淡々と描かれているだけである
こういう作品は当時としても斬新だっただろう。
これ以降、魔法少女アニメは数あれど、こういう切り口の作品はない。
今の魔法少女アニメはここから枝葉をつけて発達したといっても過言でない。

「大人に変身する」、「アイドルに変身する」のはおもちゃ会社の思惑も手伝って
80年代前半のマミやモモの時代に確立された手法ではあるが、
今となっては、子供でも化粧することが普通になるなど
子供と大人のボーダーが曖昧になったり、
アイドルがより身近な存在になったため、
それだけでは訴求力に欠けるようになったから「戦う」という要素が付加された。

また、マミは
劇中のアイドルが歌う曲を担当声優が実際のアイドルとして歌う
メディアミックス的展開とか
変身アイテムがおもちゃ会社の意向で途中で替わるとか
最終回でエンドロールを本編に取り込む手法とか
今のアニメでは当たり前に行われてることが
初めて行われた作品でもあります。

今では、
魔法少女モノは
仲間かライバルか問わず複数で、敵と戦うのが主流というかそれしかない。
それが一人で誰とも戦わず、
52回駆け抜けたクリィミーマミというのはすごいとしかいいようがない
しかもそれが20年以上前の作品というのだから。
なのはのような「戦う魔法少女」もいいけど、
その原点には「戦わない魔法少女」がいたことも知ってほしい。

 


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