3月24日になると母を思い出します。
あれから10年、音楽の事だけしか知らなかった私は
いやでも一人暮らしを為ざるをえなくなりました。
ホームヘルパーやガイドヘルパーも利用していますが、
それも限られた時間。必ず必要なのが食べること、
一人で外食も如何な物か。
撥を包丁に持ち替えて、
周りからのアドバイスを受けながら四苦八苦、
失敗の連続ですが今では何とかなるようになりました。
目玉焼きはなかなかの物だと自画自賛。
有るとき、大きな肉を焼いたら
大変小さくなりましたので
「火を入れると縮む物だ」と思い、
味噌汁に小さく切った若布を入れたら、
ものすごく膨らみびっくりしたものです。
食べている姿はすぐに思い浮かぶのですが・・笑
かれこれ15年
料理のできる人が箏や三弦を弾く人よりも多いので
私にもできると確信が有りました。
私の炊事の姿を想像してくださいね。