さくちゃん40日目。
27日水曜日は用事があって昼から仕事を休みもらっていました。
14:30にミルクをあげてしばらく遊んだあと眠り、17:00過ぎに寝床に様子をみにいくとまたぐったりしています。今回は息も荒く、呼びかけに対しても反応がほとんどありませんでした。すぐに薬を飲ませましたが飲みこむ様子もなく、すぐに病院へ。
前回病院では辛そうでも抵抗する様子があったのですが、今回は意識消失が著明でされるがままの状態でした。採血すると血中アンモニアが1000を超えており、肝性脳症で意識レベルが低下していました。とりあえずアンモニア濃度を下げるために輸液、抗生剤、浣腸などをしてもらうことになりました。
薬とミルクしか与えていなかったのにこんな状態になったため、「門脈シャント」という病気が疑われました。
門脈シャントリンク→ http://www.iwata-vet.com/?p=colum&id=16
大きな病院で造影CTと診察をしてもらうため土曜日に予約をとりました。
治療開始から2時間経っても意識が戻らず、入院することになりました。このまま意識が戻らないことや、急変して最悪の事態となってしまう恐れもあります。
さくちゃんを病院に預け帰宅しました。
あんなに小さいさくちゃんが居ないだけで家の中は静まりかえっています。
ほんの1か月ちょっとしか家に居ないかったのにすごい大きな存在になっていたんだと改めて思いました。
次の日(木曜日)、仕事が終わって様子を見に行くと元気な声で鳴いていました。
点滴はされていたものの自分の足で立って、腹減ったー!!!!と絶叫しているさくちゃんの姿を見て涙が出ました。
正直、最悪の事態を想定してしまっていたので、いつもと変わらないさくちゃんをみてホッとしたと同時に、頑張って生きようとするさくちゃんを私がもっと支えないといけないんだと覚悟しました。
生まれてきてすぐに雨の中、姉妹たちと捨てられ、それでも生き延びたさくちゃん。
高アンモニア血症で二度も意識消失しそれでも復活しました。
これからもっと美味しい物を食べて、いっぱい遊んでいっぱい撫でられて猫ライフを満喫してもらわないといけません。まだまだお空にかえるには早すぎます。
明日の診察、検査でどうなるかわかりませんが、オペで治るのならば治してあげたい。きくちゃんと同じように美味しいものを食べて好きなようにのんびり暮らせる生活が送れるように。
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