さくちゃん 2歳誕生日

さくちゃんがうちの子になって2年になりました。



本当のお誕生日は何日か前になると思います。



へその緒がついたまま紙袋に入れて捨てられていたらしいですが、そんな酷い事ができる人間がいることに腹立たしく思う反面、さくちゃん以外の同じような猫をどうすることもできない私も似たようなものなのかと思えたり…



しかし、さくちゃんは

1)産まれてすぐ紙袋に捨てられていた不幸→拾って保護してくれた人がいる幸運



2)いろんな人を経由して割とすぐ飼い主候補が見つかった幸運（りおちゃんも）



3)私1人では子猫を育てる時間確保が難しかったが、息子が春休みで協力ができるタイミングが合った。



4)小さすぎてミルクを自力で飲めなかったり、体温調節や、湿度管理、排泄など私の職業柄の知識や経験が役に立てた。



5)肝性脳症で意識レベルが二回もダウンしたが、治療も功を奏し復活できた。


その後は肝臓食を食べながら、何事もなく2歳を迎えられた。


振り返ってみると、さくちゃんは死なない運命だったんだな。

生命力が強いと思います。


魂が弱ってたらこんな何度もトラブルに見舞われ、体力もまだない産まれたてだったらお空に返ってもおかしくない。


人間がさくちゃん達を捨てたけど、人間がさくちゃん達を助けて今も生きているのは必然なのかも。


ただ、3匹いたうちの1匹はすぐにお空に返ってしまったのが悔やまれます。これもその猫の運命だったのかな…

その猫ちゃんの分も合わせてこれからもたくましく、天寿を全うしてもらえるように、人間はサポートしていきたいと思います。