名無しの教師の日誌

ある公立中学校教師の教育私論と日記です。

打ち水するとWBGTが上がるのでむしろ熱中症リスクが上がるんじゃないか説

2018-07-29 09:44:26 | 日記(その他)
我が国の首都の都知事が、打ち水でオリンピックを乗り切ろうと発言し、話題になっています。

その効果を支持する方は、ぜひこれを読んで下さい。

暑さ指数(WBGT)について学ぼう(環境省)

簡単に言えば……

熱中症予防には、WBGTの測定が肝要である。
→WBGTが高くなると、熱中症のリスクが上がるから、運動をやめるべきだ。
→WBGTを決定する要素の7割は湿度である。


つまり、気温をちょっと下げるために湿度あげたら、熱中症のリスクをあげるだけです。

よって、打ち水なんて、規模とタイミングを間違えたらWBGTをあげるだけであり、熱中症のリスクをあげるだけだと考えられます。

何も考えずに素人が水をまきまくったら、効果無いどころかマイナスだと思うのですが。

ちゃんとした気象学者が計画を立てて、消防あたりが組織的に散水するなら良いとして

そうでないのに真面目にやろうとしているところが本当に恐ろしい。



効果のない努力は美談ではなく害悪だと思うんですけどね。


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