沖縄は台風の通り道であり、沖縄の人は誰もが大きな台風を
経験している。立秋を過ぎると大きな台風がやってくる。
いくつもの台風を経験してきたが、
一番大きかったのは台風14号。
平成15年9月だった。マエミーと名付けられた台風14号が
発達しながら北西に進み、宮古近海に来たときは中心付近の
最大風速が55mの猛烈な台風となった。
台風は発達を続け気圧は912hPaさがって、70mを超える風が吹き荒れた。
迷走した台風で2日間の暴風にさらされた。
嵐が過ぎ去った後は怪獣が踏み荒らしたように電柱はなぎ倒され、
車はひっくり返りあの状況はすごかった。
オバァは「もっと大きな台風が来たことがあるさぁ」
と言っていたが、今でも台風がくると、あのとき台風14号を思い出す。
オジィやオバァは「コラ サラ デラ」台風の合言葉のようにいう。
気象台の記録では過去に宮古島に襲来した過去最大の台風のことを
宮古島台風(1959年) 第二宮古島台風(1966年)第三宮古島台風(1968年)と
記録している。
これらの台風の名前がコラ サラ デラ台風である。
50mを超える台風で、1966年のコラ台風では瞬間最大風速85mを記録している。
ちなみにこの85mという数字は当時の風速計のメモリが85mまでだった。
何もかもが吹き飛ばされたとオジィ、オバァは笑って話していたが、
どんな大きな台風でも何もかもが吹き飛ばされても何年後かには笑って
話せる日が来るのだと改めて思った。
そろそろ大きな台風が現れそうだ。
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きじむな
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