旧暦12月8日は「ムーチーの日」
ムーチーとは、方言で「餅」のこと。
沖縄特有の伝統あるお菓子の一種で、旧12月8日に、健康長寿祈願のため、
縁起ものとして 食べる風習がある。
サンニンの葉で包まれたムーチーがスーパーにズラリと並べて 売られている。
サンニン(月桃)の葉で包まれていることから「カーサムーチー」とも
呼ばれている。
そんな沖縄のムーチーには沖縄民話や、物語から食べる習慣がきている。
昔、大里村に兄と妹が住んでいた。 兄はいつしか山にこもるようになり、
時々、里におりてきては家畜を襲い、最後には 人まで食べるように
なってしまった。
妹は鬼と化した兄を退治することを決意し、崖の淵に兄の好物のムーチーを
使って 誘い出す。現れた兄のすきをついて崖から突き落とし退治した。
その日が12月8日だったと伝えられている。
また、ムーチーの日前後に強い寒波が押し寄せて底冷えすることから、
この寒さのことを 「ムーチービーサ」と呼んでいる。
実は、2023年、ムーチーの日がない。 新暦と旧暦の差と、2022年にその関係で、
2022年に2回のムーチーの日があったため 今年のムーチーが無くなった。
そんなことは気にせずにムーチーが売られている。
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キジムナ
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