6月21日が二十四節期の夏至だった。
一年を通じ最も昼が長くなり、夜が短くなる。
宮古島では20時を過ぎてもまだうっすらと明るい。
ところで夏至の札幌と那覇では、札幌のほうが
昼の時間が長くなる。この間、函館のほうに遊びに行ってきたが、
暗くなるのが宮古島より1時間以上早かったと記憶している。
なのに夏至では南西諸島の宮古島より北海道の札幌の方が
昼の時間が長いという。
北半球では、春分から秋分までの間は緯度が高い
北ほど昼間の時間が長くなる。
夏至の札幌の昼は那覇より1時間半ほど長くなっている。
夏の間は北に行くほど昼が長くなり、高緯度の地域では
白夜になるそうだ。
また赤道上の昼の長さは年中12時間。
冬至には逆に那覇のほうが札幌より1時間半ほど
昼間が長くなる。
理論上ではなんとなく納得しているが、やはり信じきれない。
札幌の知り合いに電話をして確かめようかとも考えたが、
久しぶりに電話をして
「明るい…?こっちは夕日が沈んだんだけど。」
なんて聞きづらい。
そうだ!今どきウェブカメラがどこにでも設置されていて、
いつでも見ることができる。
札幌のウェブカメラを見ると、その通り、宮古島より明るかった。