年末年始の寒波は17度をきる寒さだった。
年明けからも天気が悪く、しばらく寒い日が続いていたが、
連休あたりから天気が回復して気温がグングン上がり、宮古、八重山では
24℃を超える夏日となった。
スーパーや車、施設内ではクーラーがかかっている。
この暖かさに起こされるように、沖縄気象台から9日、
サクラの開花宣言があった。
那覇でサクラが咲き始めたそうだ。
平年より9日早い開花宣言。
サクラの開花には冬の低温が必要であるという。
サクラは冬前に花芽を形成して休眠し、冬の低音にさらされた後に
再び気温が上昇すると開花を始める。
沖縄では冬でも日中はサクラの開花が可能な気温に上昇するが、
サクラのつぼみはいったん低温に晒されないと開花しない。
沖縄では北から寒気が南下するので、早く寒気にさらされた北部から
サクラが開花をはじめる。
そう、沖縄のサクラ全線は北〜南へと南下してくる。
沖縄のサクラは、本土の桜(ソメイヨシノ)と違って、寒緋桜という種類。
沖縄では花見の習慣はないが、沖縄でのカンヒザクラの三代名所と
呼ばれているのは本部町の八重岳、今帰仁の今帰仁城、
名護の中央公園。
本土でのソメイヨシノの開花には確か「400°の法則」というのがあると
何かの本で読んだ。
2月1日から、日々の気温を足して400°を超えたときに桜が開花するそうだ。
いつの日からソメイヨシノをこころゆくまで見ていたい。