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うんたま森のキジムナー

大東寿司

沖縄本島から東に約390キロ。
南北ニ島のアベック島からなる大東諸島は、今から100年ほど前に
八丈島から移り住んだ人たちによって開拓された。
沖縄県に属しているが方言のない島である。

また空から見ると一面に広がるサトウキビ畑に囲まれていて、
集落からは海が見えない島である。
いつだったか「海に囲まれているのに日常で海を見ることはない。」と
いっていた人がいた。

食の文化も沖縄とは違う。
「大東寿司」は好例で、沖縄の中でもこの島だけしか見られない
特産品だった。那覇空港でよく買うもののひとつでもある。
醤油、酢、酒、砂糖をベースにしたタレに、サワラやカジキ、
マグロなどのネタを漬け込み、甘酢飯で握る。
辛味もワサビだけでなくカラシも使う。
江戸前の漬けに似ているが、ルーツは八丈島の「島寿司」である。

現在こうした方法で寿司を食べる習慣があるのは、
八丈島と小笠原、そして南北大東島だけとされる。
あらかじめ醤油に漬け込むのは腐敗防止のため。
加熱しないので、魚に含まれる栄養素も無駄なく吸収出来る利点もある。
食糧資源に乏しい絶海の孤島で生きる島の人たちの工夫がうかがえる。
以前は那覇空港経由であったので、大東寿司は定番のお土産であった。



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コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

きじむな
那覇空港でよく買います。
経由便に乗ると翌日は大東寿司が定番となっています。
昨日、生のアーサが売られていたので買ってきました。
生のアーサは美味しいです。
ダイバー
関東一円の山を歩き回った挙げ句、八丈島にまで山登りで行った時に真っ先にお寿司屋さんに飛び込んで「島寿司」頂きました🙋 翌日早朝から道案内を依頼した若いご夫婦のネイチャーガイドに連れられて八丈富士に登り、下山後に時間が余ったので、お転婆な妻に誘われるまま、生まれて初めてスキューバダイビングと云うものをマンツーマンで体験しました🥲 好奇心旺盛で人一倍元気な妻でした😔
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