沖縄では二十四節気の小満から芒種までの期間が梅雨にあたるので、
梅雨のことを 方言で「スーマンボース」という。
今年は6月6日が「芒種」だった。
稲科植物のもみ殻のトゲのことを「芒(ノギ)」というそうだ。
この芒を持つ植物の種を蒔く時期が芒種であるという。
芒種が過ぎれば後10日ほどで梅雨が明ける。
梅雨明けの目安となるが、冠水するほどの大雨が降る時期でもある。
沖縄の梅雨は本土の梅雨と違い、一日中雨が降る日は少ない。
太陽で照り付けられて焼けたアスファルトに水をまくようなスコールのような
雨が降る。 びしょ濡れになっても雨が通り過ぎれば、また太陽が顔を出す。
そんな日が続くのが沖縄の梅雨である。
ただし、梅雨の明ける前に降水量の帳尻を合わせるかのように大雨が降る。
それが芒種を過ぎた頃にやってくる。 海の上ではまわりの景色が雨で
消えてどこに船がいるのかわからなくなる。
今は航海計器のおかげで自船位置はリアルタイムで画面に映し出される。
陸上は大雨の影響を受けてあちこちで冠水が起こる。
宮古島は宮古島特有の地形から水捌けの悪い箇所があり、市内各所で短時間に
冠水する。そんな場所には道路に表示されているが、なかなか気付かない。
車の運転席まで水に浸かることもあるので、梅雨明け前の大雨には注意が必要。
梅雨明けは6月21日頃。
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きじむな
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