耕治人の小品「そうかもしれない」を読む。
この作者のことはまったく聞いたことがなかった。
いい小説だ。
痴呆になった妻が、心配する夫のことを忘れてしまい、
介助者に「あなたのご主人ですよ」といわれて
「そうかもしれない」
と呟く。
寒々とした脱力感におそわれる話だ。
(My Favorite Songs)
フランキー・ライモン&ティーンエイジャーズ
「恋は曲者」
Frankie Lymon - Why Do Fools Fall In Love (Hollywood A Go-Go 1965)
大昔の深夜放送で(録画してあった)
フランキー・ライモンを主題にした映画
「WHY DO FOOLS FALL IN LOVE 恋は曲者」
を観る。
拾い物だった。
リトルリチャードが共演してたりして。
フランキー・ライモンは全然知らなかったので、ネットで調べた。以下、その情報とちょっとした感想。
フランキー・ライモン。いい曲で歌もうまい。それまであまりなかったアップ・テンポのドゥーワップ「恋は曲者」を作りデビューしたのが13歳。ティーンエイジャーズの平均年齢も13~14歳。ロックンロールの映画にも出演。ジャクソン・5はこのグループをモチーフにしたとも言われる。3人の妻を残し、25歳でヘロイン中毒のため他界。もうちょっと長生きしていい曲作って欲しかったな。
「恋は曲者」は競作となったが、彼自身のバージョンが6位。ダイアモンズが12位。ゲイル・ストームが9位。グロリア・マンが59位といずれもヒット。後々のカバーバージョンではハプニングスが41位。ダイアナ・ロスが7位とヒットを飛ばしている。
ホワイ・ドゥ・フールズ・フォール・イン・ラブ(字幕版) - Trailer
(過去記事再録)