Kids’Soccer Hamada

島根県浜田市でキッズサッカーの普及を目指し活動しています。

AED心肺蘇生術講習

2008-03-09 01:07:54 | 4th soccer
 AED、心肺蘇生術というと、あまり自分たちには関係ないかなぁて感じでしたが、先日、出雲の中学生が部活のサッカー練習中に倒れました。それも心肺停止状態で。幸にも、その子供は数日後に意識を取り戻したそうで、その場で、心臓マッサージをおこなわれた学校関係者の方の迅速な対応があったから助かったと思います。もし、その場に自分しかいなかったら?と思うと「ぞっ」としませんか?
 というこが起こったからという訳ではありませんが、8日に市内の少年サッカーチームが企画された講習会に参加してきました。講師に、クラブの保護者で救急救命士の方を迎え、約3時間の講義を実技をまじえ、真剣に講習を受ける指導者、保護者、そして子供たちがいました。

 近年の少年スポーツの普及から、こういう心肺停止(心臓しんとう)が全国で年間に数例発生しているそうです。しかも子供たちに。
 この心臓しんとうは、胸部に衝撃が加わったこと (よく野球でボールが胸にあったときなど) により心臓が停止してしまう状態で、その多くはスポーツ中の健康な子供や、若い人の胸部に比較的弱い衝撃が加わることでも起こります。
 サッカーでは胸トラップを行ったときに発生します。このとき、その子供の命は、この技術を学んでいるといないでは、助かる命も助からなくなる可能性がありえます。不幸にも、そのような場面が身近で起こった場合、救急車を呼ぶのは当たり前ですが、その到着までの数分間に心臓マッサージを行うと助かる確率が数段高くなります。それでも動かない場合は 「AED」 です。
 これは、 「自動体外式除細動器」 で、心動かなくなった心臓に対し、電気ショックを与えることにより、正常なリズムに戻すための器具で、2004年7月より普通の人でも使用できるようになり、病院や診療所、救急車はもちろんのこと、駅、学校、公共施設などの人が多く集まるところを中心に設置されています。ちなみに、浜田陸上競技場では、野球場・県立体育館・武道館、市立一中、浜高、医療センターに設置してあるそうです。一度確認してください。

 今後、キッズ浜田でも、この心肺蘇生講習会を開催していきたいと考えます。



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