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低周波地震の動き

2013-05-09 17:39:55 | 自然災害
 ◎気象庁「東海地震に関連する調査情報第1号」で、浜松地滑り付近の低周波地震、地殻変動について言及
テーマ:地震と科学
2013-04-26 11:57:59
平成25年4月22日17時00分気象庁地震火山部東海地震に関連する調査情報** 見出し ** これは、東海地震に関連する調査情報(定例)です。地震防災対策強化地域判定会(定例)で評価した、定例の調査結果の発表です。 カラーレベルは青です。 現在のところ、東海地震に直ちに結びつくとみられる変化は観測されていません。 (平成23年3月24日から従来の東海地震観測情報を東海地震に関連する調査情報に変更しています。)** 本文  ** 本日(4月22日)開催した第324回地震防災対策強化地域判定会(定例)で評価した、主に前回(3月25日)以降の東海地域とその周辺の地震・地殻活動の調査結果は以下のとおりです。1.概況 現在のところ、東海地震に直ちに結びつくとみられる変化は観測されていません。2.地震活動の状況 静岡県中西部の地殻内では、全体的にみて、2005年中頃からやや活発な状態が続いています。 浜名湖周辺のフィリピン海プレート内では、引き続き地震の発生頻度のやや少ない状態が続いています。 その他の領域では概ね平常レベルです。 なお、愛知県、長野県県境付近のプレート境界付近において、4月22日から深部低周波地震が観測されています。3.地殻変動の状況 全般的に注目すべき特別な変化は観測されていません。 GNSS観測及び水準測量の結果では、御前崎の長期的な沈降傾向は継続しています。更に、傾斜計、ひずみ計等の観測結果を含めて総合的に判断すると、東海地震の想定震源域におけるフィリピン海プレートと陸のプレートとの固着状況の特段の変化を示すようなデータは、現在のところ得られていません。 なお、愛知県、長野県県境付近のプレート境界付近に生じた「短期的ゆっくりすべり」に起因するとみられる地殻変動が、4月19日頃から、周辺のひずみ計で観測されています。

(1)地震前駆現象(じしんぜんくげんしょう)とは、大規模な地震の前に発生する、地震の前触れと考えられる特徴的な現象の総称である。前駆現象、地震前駆活動、前駆活動などとも呼ばれ、名称は定まっていない。

地震前に起こるとされる諸現象全体を指す。また、このうち主に地象(地面現象、地質的現象)のみを指したり、民俗・民間で地震の前触れとされるもの(宏観異常現象)以外を指したりすることもある。


地球の表面を構成する地殻には、プレートの移動や断層運動などによる圧力(応力)がかかっていると考えられている。大規模な地震が起こる直前の段階(最大で地震の数十年前)では、次第にその圧力が蓄積され、最終的には限界に達するほどの大きなものになっていると考えられている。

この圧力が蓄積される過程では、力や熱などのエネルギーが不均質(まばらで偏りのある状態)になってしまう。これが根本的な要因となって、何らかの力学的・電磁気的・物理的・化学的な現象が発生する。これが地震前駆現象である。

さまざまな地震前駆現象があるといっても、そのすべてが大地震に関係しているわけではない。しかし、目にすることができる・できないに関わらず、どんな微細な現象でも大地震発生の手がかりとなる可能性があることから、地震予知の観点から注目されている。

 地震前駆現象には、さまざまなものがある。地割れや岩石の変形、小地震、地震雲といった典型的なものもあれば、変位計などの計器を用いて解析を行わなければ分からないようなものもある。
前駆的地震活動(ぜんくてきじしんかつどう)とは、前駆的活動、前駆活動、前駆地震とも呼ばれる、大規模な地震の前に発生する特徴的な地震のことである。前震とは異なる。

厳密に言えば、地盤の応力変化や単なる地面の移動など、地震を伴わない活動は、前駆的地震活動には含めない。
さまざまな周期で周期的に活動している活断層の活動には、余震活動期・静穏期・前駆的活動期という3つの活動期があると考えられている。その中で、前駆的活動期に起こる地震が前駆的地震活動である。この地震は、蓄積されていく断層周辺の歪みが大地震に向けて開放され始めている、あるいは一定のレベルを超えて歪みが目に見える形で現れ始めているために、発生する。
海溝型地震が発生するような地震活動地域の場合、2つのプレートの境界部分には、プレートが密着して強い圧力がかかっている固着域、比較的スムーズに滑っている安定すべり域、その中間に当たる遷移領域の3種類があり(名称には防災科学技術研究所が使用している用語を使用)、遷移領域で前駆的地震活動が起こる。
なお、火山においては、噴火や火山活動の前触れとして特徴的な火山性地震が発生することがあり、これも前駆的地震活動あるいは前駆地震と呼ばれる。噴火予知の重要な情報源の1つである。
(2) 前駆的地震活動の種類
現れる前駆的地震のタイプにはさまざまなものがある。小地震が急増するもの、普段起こっていた地震が急減するもの、突発的な中規模地震などがあるが、その種類と断層のタイプや地震の発生型などとの明確な関連性は見出されていない。
また、特に命名されている現象には以下のものがある。
スロースリップ - 主に遷移領域で発生する、低速の滑り。との2種類がある。 「サイレント地震」地震性の無いスロースリップ。 短期的スロースリップ - 数日間かけて発生するスロースリップ。
長期的スロースリップ - 数ヶ月~数年かけて発生するスロースリップ。
「スロー地震」地震性のあるスロースリップ。 浅部超低周波地震 - 固着域より浅い部分の付加体で発生する小地震。
深部超低周波地震 - 遷移領域で発生する、周期20秒前後の小地震。
深部低周波微動 - 遷移領域で発生する、周期0.5秒前後の小地震。

アフタースリップ - 固着域や遷移領域で発生する滑り。余効滑り、余効変動と呼ぶ。地震性の有るものと無いものの両方がある。
プレスリップ - 固着域で発生する、地震または滑り。前駆すべり、前兆すべりとも呼ぶ。気象庁などが発表する「東海地震に関連する情報」の重要な基準となる要素。
このほかに、前駆破壊、前駆微動などと呼ばれる現象がある。
スロースリップが、愛知県、長野県県境付近のプレート境界付近において、4月22日から深部低周波地震が観測されています。それが静岡県の地滑り地帯に近い、影響がありそうでさらに東海地震発生震域内での動きに連動すると南海トラフの地震につながることが心配されている。

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