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Quiet storm

Slow life♪

振返ってみて、、、

2011-07-02 12:24:19 | 日記
久しぶりの更新です!



思い起こせばこの一ヶ月は大変だった。



東北の復興支援から帰ってきてからいろんな感情が交錯し、まったくブログ書く気になれなかった。



一日目の釜石はまだよかったが、大船渡や陸前高田や宮古では完全に心が折れるほどで言葉でなかった。


<大船渡>


<陸前高田>

昔の町並みを知らないので瓦礫の山だけを見てもそんなに悲しいという感情は出てこない。しかし、町中を車で走ると、それなりに昔の町並みの面影を見る事になりとても辛く重たい光景だった。津波の被害がなかったらこの地域はとても美しく綺麗なところだったのが浮かんでくる。
瓦礫の撤去は、木材やコンクリを撤去するのはいい。しかし、瓦礫の中や砂や土の中から、写真や私物が多く出てくる。中でも、幼い女の子の姉妹が笑顔で写っていた年賀状が出てきたのが一番心に残っている。その年賀状には、「新年あけましておめでとうございます! 今年も一年よろしくお願いします」と書いてあった。その年賀状は思わず自分の持っていたタオルで綺麗に泥を落として、地元の人に渡してきた。
それが、一番つらかった!


<大船渡>


<陸前高田>

周りでは機動隊や警察が遺体の捜索を行っている。自衛隊の人たちが撤去作業や復旧作業行っている。おばぁちゃんと娘さんがものすごい埃と瓦礫の中から必死に思い出の物を探し出している。おじぃちゃんがただただ呆然と壊れた港に立ち海をずっと眺めている。そんな光景をみてると、俺はこの二ヶ月間何をしていたのかと自分を責める事が多かった。


<陸前高田>

写真もいっぱい撮ろうと思ったけど、さすがに心に余裕が無く撮れなかった。



正直、写真をゆっくり撮る時間も無かった。



結局は不完全燃焼のままで九州に戻ってきた気が最近までずっとしてた。



しかも、戻ってきてから粉塵の影響かなんかで喉が完全にやられてしまって、2週間ほどは完全に体調を崩してしまい、声は出ないし、熱は出るでとても大変だった。



でも、行かないより行った方がよかったのは間違いがない。



できれば、もう一度戻る事ができるなら戻りたい気もする。



数年後、復興した岩手を撮りに必ず行こうと思っている!



この経験は次に必ずいかそうと思う!



そして、この思いをいろんな形で表現していければと思う。




<大船渡>

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
復興支援 (yama)
2011-07-03 16:15:06
こんばんは。
実際の現地でliveさんが感じたことはきっと
すごく重要で大切なことなんだろうと思いま
す。現地に赴かなければ分からない、感じる
ことが出来ないことってたくさんあるのでしょ
うね。

復興支援で直接現地に行かれたLiveさんはす
ごいとボクは思います。自分の時間を割いて
でも現地で支援活動するってパワーが必要だ
と思います。この経験がLiveさんに大きなプ
ラスになったことだとボクは信じています。
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Unknown (管理人)
2011-07-04 14:08:09
Yamaさん、こんばんは!

僕は九州に住んでるので、直接的には地震と津波の影響を受けてません。毎日起きている出来事をどこか遠い世界のでき事かのように、もっといえば他人事のように感じてました。テレビを通して見るだけでは、やっぱり感じる事はできないと思ったんです。

だから実際に行って、匂いをかぎ、音を聞き、手で触ったりといろんな形で感じようと思ったんです。そうする事で自分自身も見つめ直すことができるし、自然の理解も深まると思ったんです。

パワーがあってもそれをうまく使うことができなかったのが悔しいです。それくらい、自然の力は物凄かったです。

この経験を上手く活かせるように努力していかなけらば、、、
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