種の良し悪し

写真の桃山錦です2本種が付いていますが少し様子が違います。

下の種は白っぽく赤い筋か見えますが、上のは緑が濃く特に特徴も無く普通です。

以前、豊明殿は2本種が在って本芸が出たのは1本だけだったと言う話を聞きました。

種に個体差が見られるので蒔けば子供にも個体差が現れるしょう。

（下の種に期待していますが・・・）

また「桃山錦は後爆ぜなので仔の時青でも成長して縞が出るよ」とも教わりました。

む～ん富嶽の様に柄が無ければポンポンと捨てれません、沢山作って観察をします。

でも、まずは播種が上手く行くよう神様にお願いします。

神頼み・・・

今年は残暑も厳しそうです、今日も午前の温室の気温は４０℃でした。

フウラン自体、寒さより暑さの方が弱くしかも種を付けた物は可也大変なんでしょう

ね・・・

６月の後半に交配したものは来週後半には播種が可能に成ります（２カ月経過したので）

そろそろと思っていた物も写真の様に突然枯れてしまう物も出てきます、酷暑の所為かそれ

とも花粉に問題が有ったのか解りませんが、毎年幾つかはこのように取れてしまいます。

実生は運の良し悪しが左右する世界です、開花や開花のタイミング、種が付く付かない、

移植の時のカビの発生、縞がでる確率などは神頼みの世界です、技術で解消できないので、

また面白いですが・・・

期待している品種もまだ有ります、播種できる出来ないも又神頼みです。

流星

富貴蘭の花もそろそろ終わりです。今年も約70～80の交配をしましたが種を付けている物や

既に落ちてしまった物も有ります。

写真の流星が今年や～と開花しました、金星や星車と同様花粉を収めるポケットが無いため

セルフは出来ません、色花品種と交配したかったのですが棚の中で花が咲いている物は翠華

殿しか有りません。

今年の最後の交配は翠華殿＊流星に成りそうです。



去年交配した物も、早い物は最後の移植です、面白い物があればまた紹介します。

また月末からは播種も始めます又忙しくなりそうです。