ホームレスから学ぶ社会学 

2008年2月社会を見つめる視野を広げるため「ホームレス研究会」から改名しました。過去ログ検索は画面の右上で可能です。

日本の失われた10年を作った人 -「日本は大ばか野郎」、FRB元理事が経済政策を批判 -

2009年02月28日 | 政治・社会・経済
Nikkei 2/28 「日本は大ばか野郎」、FRB元理事が経済政策を批判

-抜粋-
 「彼らはゴッド・ダム・ストゥーピッド(大バカ野郎)だ」
 フレドリック・ミシュキン元米連邦準備理事会(FRB)理事が27日、ニューヨーク市内で講演し、1990年代の不況を長期化させた元凶として日本の財政・金融政策を厳しく批判した。米金融界の大物が露骨に日本の政策を批判するのは異例だ。(以下略)
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記事だけをみるとショックですが、冷静に過去を分析してみました。
次期選挙の参考にしてください。(出所:wikipedia)

-日本の失われた10年とは?-
バブル崩壊という現象は単に景気循環における景気後退という面だけでなく、急激な信用収縮、土地や株の高値を維持してきた投機意欲の急激な減退、そして、政策の錯誤が絡んでいる。
1989年12月に第26代日銀総裁に就任した三重野康はこれまでの金融緩和政策から一転して金融引き締めに転じた。前年の1989年12月に冷戦終了宣言が下され、世界経済がグローバル経済化に構造転換が始まり、円安に転じ始め、株価も翌年の1990年1月より下落に転じていたにもかかわらず、バブル経済の解消を目的に必要以上の金融引き締めを行ったことで、1990年代の日本経済は「失われた10年」を迎える結果となった。(中略)
数値的に確認できる「バブルの崩壊」と、体感的な「バブルの崩壊」にも最大で数年程度のずれがある。データ上、バブルの崩壊は1991年10月ごろ始まったが、必ずしも誰もが直ちにそれを体感したわけではない。バブルの崩壊を経済学的現象ではなく深刻な社会問題ととらえるとき目安となる時期は1995年~1997年頃であり、それまでは(事実としてバブル崩壊が始まっていたにもかかわらずそれを認識できずに楽観的でいたり、そうでなくても、まだ持ち直すかもしれないと期待していた人々がほとんどだったと見られる。ただし、経済政策の失敗によって1997年以降の景気が極端に悪化し、リストラや採用抑制が一層激しくなっているため、本格的に実害をこうむった1990年代後半~2000年代前半を特にバブル崩壊による景気悪化と振り返って捉えている人も多い。

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-この間、失敗と揶揄された政策を担ってきた総理大臣・主務大臣・日銀総裁は-
1989年~1993年内閣
75 宇野内閣 1989年6月3日 - 1989年8月10日 総理大臣:宇野宗佑 大蔵大臣:村山達雄  与党:自由民主党
77 海部内閣 1990年2月28日 改造内閣- 1991年11月5日 総理大臣:海部俊樹 大蔵大臣:橋本龍太郎  与党:自由民主党
78 宮澤内閣 1991年11月5日 改造内閣 1993年8月9日 総理大臣:宮澤喜一 大蔵大臣:羽田孜(改)大蔵大臣:林義郎 与党:自由民主党
79 細川内閣 1993年8月9日 ‐ 1994年4月28日 総理大臣:細川護熙 大蔵大臣:藤井裕久 与党:日本新党・日本社会党・新生党・公明党・新党さきがけ・民社党・社会民主連合・民主改革連合(参院)

1989年~1993年日銀総裁
25 澄田智 1984年12月17日 - 1989年12月16日 群馬県 大蔵事務次官、日本輸出入銀行総裁、日本銀行副総裁
26 三重野康 1989年12月17日 - 1994年12月16日 大分県 日本銀行副総裁
27 松下康雄 1994年12月17日 - 1998年3月20日(願) 兵庫県 大蔵事務次官、太陽神戸銀行頭取、さくら銀行会長
28 速水優 1998年3月20日 - 2003年3月19日 兵庫県 日本銀行理事、日商岩井会長、経済同友会代表幹事
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1998年頃から経済がどうもおかしい、世界的な経済潮流の転換期を迎えたときに、時代の流れを読めない・読み違え、楽観的に構えてきたツケが、この失われた10年の大きな原因なのです。
100年に一度の不況となるかもしれないと言われているにも関わらず、現政府の楽観主義な構え方、姿勢。
失われた10年をそもそも日本に作ったのは、暢気で楽観的な政治家
不況が深まりを見せ、完全失業率 4.1% (平成21年1月 季節調整値)、不況が長引けば230万人の失業者がでるという予想もあります。

そして、政治や経済、国際経済に関心のない方、悪い政治家を適当に選んだり、選挙をすっぽかしたりしていれば、結局そのツケは、未来の社会として、自分自身に返ってくるのです。
いいですか、今の派遣切り、政府の責任にばかりしていられないんですよ。
派遣労働の規制緩和を採決したときの政府に関心を持っていましたか?
その次の選挙で、その当時の政党や政治家を調べて投票していますか?
他人任せにしてきたツケは、いつか必ずわが身に返ってくるのです。

そんなことで今日の一言:
原因は自らが作って結果となり返される。
日ごろから、注意・関心は持つこと。
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与謝野馨大臣は未来型景気対策のニーズを理解している

2009年02月22日 | 政治・社会・経済

2/21 テレビ朝日 サンデープロジェクト

2/20 与謝野財務相:予算成立まで3ポスト兼務
-抜粋-
麻生太郎首相は20日夜、与謝野馨財務・金融・経済財政担当相が3ポストを兼務していることに関し「(09年度予算案や関連法案の)成立前(に兼務を解くこと)はないです」と述べた。・・
--

与謝野大臣はサンデープロジェクトに出演しご自身の意見を述べていました。
さすがは現内閣の3ポストを抱える重鎮、ベテラン政治家。
政治に関しては小泉元総理以上に知り尽くしていらっしゃるのでしょう。言葉・発言も、しっかり頭で考えてから重たくゆっくりした流れでお話されていました。失言もゼロ。
時間を割いてゆっくりお話を拝見したのは初めてでしたが、与謝野さんならがけっぷち麻生政権を支えるに相応しい大臣なのかもしれないと感じざるを得ないお人柄。リレーでいえばアンカーのような役割?

小泉総理は、古株政治家の世代交代を願っているという世論があります。
2/21小泉氏の欠席「不問にした方がいい」自民・山崎氏
-抜粋-
自民党の山崎拓前副総裁は21日午前、福岡市で民放番組に出演し、衆院解散・総選挙の時期に関し「4月解散、5月選挙でいいと思っている」と述べ・・
--
せっかく政策を考え国会で議論をしている議員を前から鉄砲を撃ち足をひっぱっているのは麻生総理のほうではないか・・というコメントを小泉さんはおっしゃいました。
これの解釈について自民党の若手・中堅議員は、小泉元総理は、議員の世代交代を願って2/3議席のことをおっしゃったのではないかと、解釈している人もいるようです。
前に進む=現在の経済危機・政治不信からの脱却を図ろうとする議院に、それをくじくように前から鉄砲を撃つ議員がいたのでは、あまりにも悲しすぎます。
鉄砲を撃ち相手を倒そうと人が思うのは、自分が身の危険にさらされているためですよね。つまり、わが身の保身のため?

こうした古株、時代錯誤の重鎮議員がいる限り、日本は前に進む事は困難です。
私は政治家ではないから、議員さんが何を考えているのかはわかりませんが、本気で国を考えている政治家から出されるこうした発言たちは、政治とはこんなに遠い場所にいる一般の私たちにすら、こうした想像を促します。

与謝野大臣は、サンデープロジェクトの冒頭で、未来型の政策ニーズが世論から求められていることの理解を自らの発言において発信しました。
・従来型の公共工事のニーズを世論は否定している
・農業支援
・高齢者、介護に社会保障財源手厚くする
・これまでと違う景気対策 等々
政治家の中でも重鎮に値する与謝野大臣がそれを認識していることがわかったことだけでも、私は少し安心しました。

そして、もう一人自民党の重鎮、私は個人的に好きな谷垣さんも、古株ながらも未来型の景気対策(過去の政策に頼らない)を述べていたことがわかりました。
谷垣さんは、自身の娘さんから今の社会に対する考え方を聞いたり、地元の方に尋ねたりされているそうです。特に年金対策や少子化対策、人口構造について、総理に対し国会で意見を述べていたことが印象に残ります。

政治から退いて欲しい政治家とは、政治家である意義を国のためではなく、身の保身と、地元のこと、権力維持、名誉、議員としての特権収入しか考えられない旧来思考の議員さんです。
現職の国会議員は、この不況脱出を第一に考え、国の景気がよくなる、将来に希望がもてる国づくりを志す議員さんであっていただきたいです。
歴史に名前を残したいそれは大きな志を持って議員になった方なら誰でも抱く願望かもしれません。建築物(橋・道路・建物)に自分の名前が入ることが、社会に貢献した証だとされ、過去に昔の古株議員の中では流行したそうです。
今はもうそんな時代錯誤はないと信じますが、そのために権力を持ちたいと、少しでも思うなら、今すぐ辞職していただきたいですね。

最近気になる政治のキーワード、それは、議員の世代交代。
実はこれが一番景気対策に効果をもたらすのかもしれませんね。

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小泉元総理と渡辺喜美元自民党議員 -衆議院選挙2009-

2009年02月20日 | 政治・社会・経済
Nikkei 2/20 「残念」「それなりの見識で」 小泉氏の欠席発言で閣僚
-抜粋-
小泉純一郎元首相が定額給付金の財源特例法案の衆院での再議決に欠席する方針を示したことを巡り、20日の閣議後の記者会見で閣僚からも発言が相次いだ。
・・・
---

定額給付金法案成立にむけて議論が交わされています。
自民党の元小泉総理の発言が問題視されている中で、渡辺喜美議員がこうした発言を述べていることがニュースになっておりました。

時事ドットコム 2/19 早く言ってくれればよかった=小泉氏造反表明で-渡辺氏
-抜粋-
渡辺喜美元行税改革担当相は19日、大阪市で講演し、小泉純一郎元首相が定額給付金関連法案の衆院再議決の本会議に欠席する考えを示したことについて「もうちょっと早く言ってくれればよかったのに」とこぼした。・・・
---

このお二人の行動・言動ですが、共通するものがありますよね。
民意をきちんと理解・傾聴してくれているのがこのお二人の議員の特徴です。
私たち国民は、定額給付金などもともと望んでいなかった。それよりも、この不況の対策を早期に緩和・解決・解消するための、より効果的な政策を出して欲しかった。
それを現在の与党(自民・公明党)そして麻生総理が民意など聞いていられるかといわんばかりに、国民の意見(世論)を無視するかのように、一部の政治家やその周辺の人々の中の狭い意見により断行し、打ち立てたのが今回の「定額給付金案」でした。民主主義を無視するな。と思うのです。

今回の定額給付金反対騒動を起こしたこのお二人。
同盟を組むなどして、国政を変える運動をおこしていただけたら、政治にももっと国民の関心が向くのではないかと思います。
 過去にずっと支持してきた自民党は、既に国政を任せるという意味では、今後期待できる政党ではなくなり、一部の有能な若手議員さんは残って頑張っているものの、古い化石化した議員さんは、力で若手や派閥議員を集め、時代錯誤の政策ばかりに時間と費用を浪費し、期待できない政策ばかりを打ち出して、無理やり法案を通そうとする。
古株議員でも、本当によい知恵を持っていらっしゃる方も中にはおられるのでしょうが、大半はもう時代遅れの思想・政策案しか出せないのではないでしょうか。期待できる政策を打ち出せず、議員歴だけを無駄に長く積みたいだけなら、国家議員から退き、自ら社長として会社でも起こしてトップとして好きなだけ君臨したらよいのです。それなら臨終の床に就くまで生涯トップで君臨できるのですから。 ただし会社の経費は全額税金ではなく、資本金による自己負担ですが。まともな政策もだせないのに、税金で食べていこうっていうその心意気が甘いんです。

あ、あとですね、渡辺喜美さんが、
自民党の古賀議員より刺客を送られる可能性が高いという記事をご紹介いたします。
MSN 2/3 自民、栃木県連に渡辺喜美氏への「刺客」要請
-抜粋-
 自民党の古賀誠選対委員長は3日、党本部に党栃木県連の梶克之幹事長を呼び、自民党を離党した渡辺喜美元行政改革担当相が出馬する衆院栃木3区に、対立候補を擁立するよう要請した。古賀氏は3月までに公募を含めて候補者を選定するよう求めたが、梶氏は「地元には刺客を立てないでほしいという要望がある」と述べ、県連に持ち帰って党本部の指示を検討する意向を示した。・・・
---

渡辺喜美さんは、将来の国を背負っていける可能性のある大切な、有言実行・質実剛健な議員の一人です。一方、道路族の俗称で有名な族議員の古賀議員で目立った行動は、長年道路族として君臨し、時代に逆行した思想を持っている可能性が高い議員さんとわたくしは見ております。ただ、人は変わるもの。現在はどのような思想を持ち政治をとるつもりか不明ですが、これまでの過去がある分、行動は注視すべきと思います。
未来に期待できる有能な若手議員をつぶさせるような真似は決してさせてはいけません。
また、これに対し、
下野新聞 2/18 「恩返しする」と福田知事 渡辺氏を継続支援
-抜粋-
渡辺喜美元行政改革担当相の自民党離党を受け、同党本部が次期衆院選栃木3区に対立候補を擁立するよう県連に要請した問題に関連し、福田富一知事は十八日の会見で「お世話になった人に恩返しをする」などと述べ、渡辺氏を継続して支援する姿勢を示した。記者の質問に答えた。 ・・・
---
とあるように、今の時代は仁義・正義感に溢れる政治家が国民から支持されるのではないでしょうか。勿論政治家は沢山知識を持っていなければなりません。無学な人に政治は任せられませんから。票稼ぎに起用されるタレント議員以外の政治家のほとんどは、政治を執り得るだけの知識のベースがあるのが常識です。

みなさんは、みなさんが信じた議員を素直に選べばいいのですから。

この人についていけば、現在の混沌状態の国政が変わるのではないかと期待させる議員さんをセレクトしてみました。日ごろから注目している方たちです。いつか時代の風雲児となると思います。
無所属:渡辺嘉美江田けんじ→(仮称「国民運動体」)
民主党:長妻昭馬淵澄夫
自民党:石原伸晃小池百合子河野陽平
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企業の部門機能とは -営業・企画系は仕事を増やして結果を出し製造ラインを助けよ-

2009年02月18日 | 政治・社会・経済
ご存知でしょうか?
企業の中の部門機能を。
知る人はしっている、関心がない方は知ろうとしない。
今私達は、昨今の平成大不況とも戦後最大の危機と言われる大不況の渦中にあります。仕事に上下など優劣はない!とキレイごとをいう方がいますが、これ、実は大いにあるんです。社会人経験のある方、人事異動経験者の方は、十分ご理解されていると思います。

部門機能ってなあに?と危機感のない方は、今後の教訓としてしっかり覚えておいてください。

まず、今の不況で真っ先に解雇、クビをきられている部門ってどこでしょう?
それは、生産・製造ラインです。 つまり不況で真っ先に切られる部門が製造ってことになるんです。なぜなら物が売れないから。
物を販売して売上げを得ている会社というのは、売って利益を得て経営が成り立ちます。物を販売するには製造・生産しなければなりませんから、勿論工場や製造ラインという事業部があるんです。
しかし、今日のように不況になると物が売れない、受注が減る、だから作らない。すると、これまで生産ラインで働いてきた人は、あっさりと仕事がなくなってしまうんです。
更にこれが大手の場合は、各部・各事業部・工場が専門化されていますから、特に工場で雇われている人は、そこ以外に振り替え先がないんです。
今派遣切りで大変な状況にさらされている方の多くは、工場のライン製造にいたかたが多いでしょう。

一方で、本社組織は部門は分けられていても、そこそこ部門間の交流と知識となるベースを共有しているわけで、いざというときは儲かっていない部署から、儲けている部署に人を振り替えることができるんです。

森永製菓がシンプルに部門機能を紹介していました。
企画・マーケティング部門:製品は企画部門だけでつくられていくのではなく、お客様の声をはじめとして、研究所、工場、営業、広報、総務など、さまざまな部門との連携のもと形作られていきます。それらの要となり、製品づくりを担うのが企画・マーケティング部門です。また、常にアンテナをはり、社内外の様々な情報を収集し、製品づくりに反映させていくとともに、新しいビジネスチャンスを提言する大きな役割を担う。

販売・営業部門取引先への商品の導入、店頭での販売促進の企画立案、また市場での情報収集など様々な業務を行う。

そこで今回のつぶやきですが。
今の不況、売れない・売れないと及び腰、悲観視しているのではなく、本社組織の企画・営業・販売部門は、売れる商品の企画をコレまで以上に尽力し、つくらなければならないんです。なぜなら本社の人間の給料は、工場にいる多くのスタッフよりも高いのですから。
日ごろから比較的高い給料が保障され、それでいてほとんど不況の影響を受けないんです。本社という宮殿にあぐらをかいて、俺は大丈夫~♪なんていってる場合ではなくて、製造部門を助けることができ、売れる商品を生み出し、会社を守れるのは、企画部門なんですから。
企画し、商品化(途中研究開発部門を挟む)されたなら、次は営業部門が頑張らなければなりません。この大不況では、ちょっといい製品なんか企画したって売れません。消費者の本当に欲しがる商品を(的確なニーズの把握)により産み出し、営業部に精力的に売るようにけしかけなければなりません。

ワークシェアリングの導入を検討する企業がこれからは増えると思いますが、そんなものは、一時の時間稼ぎでしかありません。この不況は、そんなに短期間に改善する見通しがないことは、ニュースをみて皆さんご存知かと思います。
その一時の時間稼ぎを企業全体がしている間に、妙案を出し、利益を増やす商品を企画するのが、企画部の使命です。

今の不況を乗り切るには、こうした企業・各部全体の努力が不可欠だと思います。
勿論、一つの商品を企画しても、それが製品化・商品化・実用化されるのは半年、1年かかるかもしれません。ですが、英会話と同じように、今この時からはじめなければ、成長はできないという考え方を踏まえれば、理解していただけると思います。
これまでネガティブ・無関心でいた各社企画部門若しくは企画・営業の役割を担っている方は、気持ちにテコいれし、過去最大の企画力を発揮し、会社を、そして雇用を、自らの力でまもっていただきたいと、この場をお借りしお願いしたいのです。

ただ会社の方針を決定するのは、取締役と経営企画です。
商品企画をするスタッフの意欲をくじくことなく、上手に指示・サポートしていただきたいです。せっかく商品企画としていい企画をだしたのに、あれもダメ、これもダメ、予算外、今からでは予算が組めないを、融通がきかないのがこの部門の特徴です。ネガティブになりやすい時こそ、経営企画が上手にやりくりをしていかなければ、雇用どころか会社が救われません。

最後に。
こんな不況期だからこそ、ネガティブ志向ではなく、ポジティブに仕向けなければ。守りの姿勢ではなく、攻めの姿勢で、全社・社員を盛り立てるのが経営者の役目です。
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命を粗末にしないこと -自殺する前 チェック項目-

2009年02月18日 | わたしという人
人の死生観は十人十色。
とりわけ、今回は命について、みなさんに考えていただければと思いました。
以下は、すべてひとりよがりな死に方です。
--
家族のためにお金を残し保険金を期待して自殺するお父さん。
職場で辛い目にあい、堪えきれず自殺する中高年。
学校でいじめにあい、堪えきれず自殺する学生。
老後の寂しさに堪えきれず自殺する高齢者。
--

まず、自分が死にたいと思うなら、その前に、周囲にそうしていいか、聞いてみてください。
十中八九、そんなわけないでしょ!という返事が返されると思います。
尋ねる相手にもよりますが、少なくとも、家族、友人、職場の仲間と、その3種には尋ねてみる価値はあります。
人間は生活において様々な活動の場があります。
家庭・学校・職場、趣味のサークル、等々。
その中で一つの場所で、自分が不要・粗末に扱われただけで、いまの人達はすぐに悩み、死のうとするようです。

2/17 時事通信 月別の自殺者数を公表へ=景気悪化考慮、1月分から-警察庁

昨日報道された、経済の悪化により、自殺者が増えると予想し、自殺者数を月別に公表するとした警察庁のニュースはみなさんもすでにご存知かと思います。

私はこの公表自体、不必要と思ったのですが、みなさんはどう思われましたか?
その数(人間が死んだ数)を見て、めいめいがどのように考えるのでしょう。
人によっては、助けなくては、または便乗して自分も死のうかななど、両極端の結果がもたらされるかもしれません。
小泉政権によって加速した、自己選択・自己責任を尚感じるニュースでした。
勿論、死ぬも生きるもその人の自由。
ですが、そう思う以前に、もし苦しい状況にあり、死にたいと感じる方は、今一度どうして死にたいのかを考えてみてください。

そもそも、私の経験上、生きているときなど、しんどい時のほうが多いにきまってるんです。その分、順調な時が訪れた時に嬉しさや楽しさがあるんですから。
これまで要領よく生きてきた人ほど、一時のしんどい状況についてのストレス耐性ができてないため、どうして自分ばかりが損をするのか、不遇な状況にあわなければならないのか・・等の主観的な思いを抱きがちです。
もし、少しでも自分はそうした傾向があるかも?と思うならば、考え方をいっそう変えてみてください。
もともと人生なんぞは、辛いことの方が多くて当たり前であると。
これは、著名人の長嶋監督もおっしった名言です。

日本人はもともと、サムライ文化ですから、自殺者が多いという説もあります。
つまり、失敗したら切腹して詫びる文化。
武士とはプライドで生きているもの、だから自殺願望を抱く方の先祖はプライドの高いサムライだったのかもしれませんね。DNAが記憶しているのかも。
ですが、今の時代、サムライはいますか?
明治維新以後、この日本にはサムライはいないのです。
自分の過去はサムライだった?だからプライドが汚されるなら死んだほうがましなど、うぬぼれた考えを持っている方は、時代錯誤もいい所。

今の時代、自殺するような人は周囲の迷惑や事後の周囲の悲しみを無視した自分勝手でとんでもない無責任者と捉えるほうが正しいと思うのは私だけでしょうか?

死んじゃった人はいいですよ。悲しみなどわからないのですから。
しかし、残された遺族(家族)、友人、関係者は一生その悲しみや痛みを記憶して生きていくのです。

プライドとは生物の中でも人間だけが持つ尊い誇らしげな心です。
鳥は自殺しないし、猫も犬も牛もイルカも自殺しません。
人間だけが、自殺という行為をするものと理解されています。
しかし、いくら自らのプライドがゆるさないからといい、死んでいいかどうかは、話が別。

当BLOGにも、稀に自分など死んでしまったほうがましかもしれませんという、コメントが過去に届くことがありましたが、その返事は一律にしてNOです。

自殺とは、苦しみや辛さに負けた→つまり自分の弱さに負けた、みせかけのプライドを持つ人の行為と私は捉えます。
この世の中に、自殺によって死んでいい人など一人もいません。
人が死んでいいのは、自然から、お迎えが来た時のみです。

補足
[自殺前のチェック項目]
1.死ねば辛いことが全て終わる→甘えた考え、情けないと思わない?本当にプライドあんの?一度、お寺の住職さんに会いにいってみて。
2.自分などいない方がいい→誰がそういった?100人に聞いてみた?100人が賛成した?全員から死んだほうがいいと言われたら考えてみたら。
3.楽しいことなどひとつもない→この社会の何を知ってんの?全部知ってんの?楽しそうな人になんで楽しいか聞いてみた?
4.リストラされた、家族に面目ない→家族に死んでもいいか聞いてみて。
5.誰も助けてくれない→助けを求めたの?誰に?どうせ2,3人じゃない?少ないと思うけど。
6.助けを求めたけど、とりあってくれない→相談する相手を間違ってない?
7.ただ死にたい→あなたは病気です、自殺前に病院にいってみて。
8.今の状況から解放されたい→死ぬ前に、まずは一部または全部を捨ててみて。

まずは、死にたいと思った人、ここに来て上記をチェックしてください。
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グローバル経営展開後の不況時の倹約対策 -海外事業部・拠点の人員削減-

2009年02月17日 | 政治・社会・経済

私のような一般者でも、このたびの不況の深さを感じざるを得ない状況です。
将来を見据えて貯蓄し、自分の生活を日ごろから倹約しています。
そうした不断の努力を心がけて生活をしていると、どうしても会社の経営を家計と対照してしまう癖があります。

以下、不況を乗り切るための方策とし、いい意味で再考していただきたいのですが・・・。

私たちが不況にさらされているときは、まずはぜいたく品の購入や海外旅行等の特に生活上必須でないものから抑制していきますよね。
そんな時、夫の海外転勤によりアメリカに渡った元同僚からメールが届きました。
友人の夫は、大変優秀でしっかりとその腕で、海外で営業展開をし功績を挙げ、会社の利益に貢献できる人。

先日、大阪府の橋本知事がTVで紛糾したように、グローバル経済で多くの企業や法人が海外拠点をつくり自社の人材を派遣し、都道府県が国に納める上納金の無駄遣いについて激怒している光景を目にしました。知事が激怒したことは、研修生のような立場で、海外事業所に転勤し、ただ遊んでいるだけの人材がおり、そのために府から巨額の金額を政府に納めているというものでした。
これは、現在どの企業・法人でもグローバル時代に対応し、多角化経営を目指す法人ならばどこでも実施されていること。

私はここで何をいいたいのか?
それは、今の時期、海外転勤にかかる費用の見直しを提言したいのです。
海外という離れた場所にいる彼らは、普段こそ存在を感じることはできませんが、実は彼らが海外にいるという事実は膨大な経費が会社から支出されているんです。

皆さんの周囲にも海外に転勤した友人・知人がいらっしゃいますか?
彼らがどのような生活をしているかご存知でしょうか?
会社の辞令で、海外に転勤になった場合、その生活費のほとんどは、会社負担で成り立っているのです。 子どもがいればその子どもの在学費用、そして賃貸住宅の家賃も会社の軽費でまかなわれます。

仕事として、その人材をその拠点に置き、利益がもたらされるならば、それはその企業について重要なこと。 企業利益が一昨年まで好調だった頃には、研修生、つまり海外事業所がどのようなものか、親が全額負担で子を留学させるような感覚で駐在・転勤させている実体があるのです。

過去に私が外資の秘書をしていた頃、アメリカから赴任した駐在員のアシストをしていた頃、会社が借りていた家賃、いくらだったかご存知でしょうか?
六本木界隈の2LDKの賃貸マンションで、Directorなら50~70万/月、Managerなら30~50万/月なんです。
また、仕事で遣った接待費は全額会社もち。打ち上げ等パーティーの主催が自社の社員ならば、全額会社のクレジットカードで会社負担となります。10名前後のパーティーで13万/回程度でしょうか・・・。(あくまでもこれは外資の一例です)
勿論、わたしがアシストした上司は、即戦力として送られた駐在員でしたが、そうでないケースは、一度帰国させるべきではないかと思うのです。

会社の経営者は、将来有望な人材を育成するためならばと、わが子を育てるように、海外に人材を送ってきました。その赴任期間はたいてい時限付きと思いますが、このたびの不況で、パートや派遣等を無慈悲に解雇する前に、実は1人につき膨大な経費をかけて海外に送っている駐在員を選別し、直接利益にかかわらない人材は一度帰国させるべきではないでしょうか。
また、事業所としておく拠点が、不採算拠点である場合も、速やかに撤退するべきです。

先日の記事でもお示ししたように、この不況を乗り切るためには相当の覚悟と倹約が必要です。無理・無駄・ムラを徹底して省くようリストラしないと、再び不況が長引き辛い状況を自らよびこむ形になる可能性があります。

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すぐ就職したい人は -有効求人倍率から学べ・SOHOのすすめ-

2009年02月17日 | 政治・社会・経済
不況が深まってきました。

2/16 Nikkei 与謝野経財相「戦後最大の経済危機」
-抜粋-
与謝野馨経済財政担当相は16日の記者会見で、景気の現状について「戦後最悪、最大の経済危機だ」と述べた。今後の対応に関しては「世界の国々が回復するのに足並みをそろえていく」と、追加経済対策の検討を急ぐ考えを示した。 以下略・・
---

足並みをそろえていくことも勿論大事なことですが、独自の思考や提案により先んじて自国の景気をこれ以上下げないように努力することも必要なのでは?と感じた記事でした。

これからより一層、失業者の増加が予想されます。
もしもこれから失業の可能性がある方は、こちらを目安に仕事さがしをすることも一つの方法かもしれません。

厚生労働省 一般職業紹介状況(平成20年12月分及び平成20年分)について
ハローワークを尋ねた方はすでにご覧になったことがあるかもしれません。
ここには、職種別の有効求人倍率なるものが示されており、その倍率が高いほど入社しやすい状況にあることを意味しています。
現在の直近データは平成20年12月の分ですが、それを例示しますと以下のようになります。
M  飲食店,宿泊業 2.5%
N  医療,福祉 2.6%
世間を賑わす派遣切りの代名詞である製造業に関しては、
F  製造業 -43.7
と、新聞やニュースの記事で騒がせるだけのことはある求人倍率の低さとなっていることが伺えます。

また、補足で仕事探しに関する情報を提供いたしますが、
ワークシェアリングや、勤務時間の圧縮に踏み切る会社も今後は増えてくるかもしれません。一家を支えるお父様、夫の収入減で不安を抱える奥様方等、これまでの家計が維持できないのでは困りますね。
その時、お薦めしたいのが、在宅SOHO。世帯内の情報化が進んだ現在では、在宅ワークという業務も定着しつつあります。(ご存知な方が多いですよね)
先に注意だけ喚起いたしますが、インターネットは情報検索が容易ではありますが、内職、在宅ワーク、自宅で稼ぐ等のキーワードでヒットする、仕事斡旋・提供サイトは危険なものが多いように感じました。しかし、SOHOをキーワードにすると、優良(普通の)な会社が出てくるように思います。
もしSOHO(在宅ワーク)で収入を補填したいと考える方は、以下を参照されてください。
※すべてのお仕事について完全なチェックはできておりませんのでご了承ください。
SOHO(在宅ビジネス)

そして、ネット時代ゆえの在宅ワーク悪徳商法も蔓延しておりますため、ご注意を。
行政書士 齋藤 聡さんの事務所HPで紹介されております
悪徳内職商法業者を見分けるポイント
まずは、応募する前に必ずコチラを読んでからSOHOにTRYすることをお奨めいたします。

さて、みなさん、不況を凌ぐ準備はできましたか?
ベストは、今の現状を維持すること。
仕事は辛くてもそのままでいることです。
でも、どうしても辞めなければならない事情が発生した時は、それはその時。
普段から自らのセーフティネットを張り巡らしておくことでどんな事態に陥ってもそれは乗り越えることができるのです。

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評論家議員は不必要 -リーダー不在なら、個々の議員が知恵を出して-

2009年02月15日 | 政治・社会・経済

TBS News i 2/15 小沢代表、「リーダー不在」を批判

-抜粋-
民主党の小沢代表は東京都内で講演し、「今の危機的な日本社会には必要とされるリーダーが存在しない」と、小泉発言などで揺れる麻生政権を批判、改めて政権交代を訴えました。・・以下略
---

この記事について。
あくまでも個人的な意見として、記事にします。
麻生総理について、リーダーとして不適切であるという記事が昨今賑わいを見せています。
この不況の重大な局面で、こういう議論はしていただきたくないですね。
確かに一国の大黒柱(総理大臣)の資質としては問題があるのかもしれませんが、今そんなことを議論すべき時期でしょうか?
たとえば、郵政民営化に反対でした発言が毎日のように報道・議論されておりますが、その批判のために、毎日毎日2時間3時間と時間を割いてほしくない。
不況対策は、万全なのですか? 
今そんな議論をしていて景気はよくなるのですか? 
私たちの国はよくなるのですか?
議員、政党として、次期衆議院選挙で勝利することは、失職するかどうかの命綱であることは理解できます。しかし、どの景気を判断する直近の指標は、ほぼ前面減退です。
NIKKEI NET(日経ネット):景気ウオッチ-GDPや月例経済報告
※リンクより列挙されている景況指数をみなさまもご覧ください。

現段階では、まだ不況の序章にすぎないといわれています。
このまま対策なくして時間のみが経過すれば、今の状況よりますます悪くなることを懸念し、各国で大規模な景気対策が講じれられています。
それを総理の失言、漢字の読み間違い、リーダーとして不適任とか、そんな小学生がするようなつまらないあげあしを取るような議論に時間を割くくらいなら、有効な景気対策を一つでも多くあげてみろ! と、声高に言いたいです。

麻生総理の発言や自民党の動向は、われわれ国民は、あなたがた議員が騒がなくても、冷静に観察しております。その結果は、選挙ででるでしょう。
今最も注目していることは、不況の入り口に立たされている中で、どの政党、どの議員が、どれだけこの不況に有効な対策を講じることができたかどうかの成果のみです。成果を出せない政治家・政党になど票など決していれることはありません。

そして、政治家、議員であるにもかかわらず、評論家のように、弁舌ばかりが達者で、実行が伴わない政治家も不必要です。議員などすぐにやめていただきたい。

どうして日本の政治家は、評論家が多く集団でしか発言できないのでしょう。
景気がよろしく、順調なときは余裕があるからそれでいいのかもしれません。
今はそんな悠長な議論を交わしている状況ではないんです。

最後に。
リーダー不在な組織なら、全員がリーダーの意識を持ち議論を交わしていただきたい。
そして必要な法案、政策であれば、党派を超えて早期に成立させていただきたい。

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麻生政権では自民党が倒れる可能性がある? -米ヒラリー国務長官民主党・党首との会談打診-

2009年02月11日 | 政治・社会・経済

2/11 Nikkei クリントン米国務長官、民主・小沢氏に会談打診 衆院選後にらむ
-抜粋-
・・・民主党関係者は10日、米国大使館側から「17日に会談をしてほしい」と要請されたと語った。以下略
---

アメリカって分かりやすい(意思のはっきりした)国ですね。
現与党・自民党である総理と会談するのは外交の基本。
しかし、基本はやって当たり前の行為であって、そこから外れる行動にこそ意味のある行動が隠されています。
今回は米大使館より民主党に打診があっての会談設定となる予定。
アメリカも自民党が次回の選挙で倒れる可能性があるから会談設定の申し込みなのでしょう。
昨日取り上げた記事で、同じ轍を二度踏む愚か者を載せました。
今の内閣の緊張感のなさ
過去を省みて反省し、二度と同じ過ちを犯さないようにして欲しいものです。
昨日のオバマ大統領の発言を聞き、アメリカが日本の教訓から学べというコメントを間違っても喜ばしいと思わないように!
だってこれ、市民の言葉に直せば、ノロノロ・グズグズしていたから、ああいう愚かな結果にいたったんだ。と言っているのと同等の意味なんですから。

日本は今1990年代の不況よりも、もっと深い不況に突入していく可能性があるんです。
その危機感と緊張感は、国民以上に政治家は持っていただきたいと思います。
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同じ轍を二度踏むのは無能 -オバマ大統領の演説の中で登場した日本の過去-

2009年02月10日 | 政治・社会・経済

Nikkei 2/10 米景気対策、日本の失敗教訓に オバマ大統領

-抜粋-
オバマ米大統領は9日夜、就任後初めてとなる公式記者会見で「何もしなければ雇用や所得が失われ、経済危機は破局に至る」と述べ・中略・・
1990年代の日本の長期停滞にも触れ「迅速に行動しなかったために『失われた10年』と呼ばれる不況を経験した」と指摘。日本の教訓に学ぶ必要性を訴えた。
--

日本のバブル経済が崩壊してからの10年間の中に私の就職時期もありました。
戦後初の就職氷河期といわれた時期です。
今二度目の超就職氷河期を迎えつつある日本ですが、上記の米国大統領の発言を聞けば、日本政府が迅速に行動しなかったために10年もの間、不用に不況にさらしたというようにとれないでしょうか。

今の内閣の動向、みなさんはどのように思いますか?
国会で無駄な答弁や議論はなされていないでしょうか?
再び日本は、無能者のように同じ轍を二度踏むつもりなのでしょうか。
暢気に言い訳議論をしている首相、金のばらまき政策で時間を稼ぐ無駄、言った言わないの空しい水掛け論、どうして今優先すべき課題に集中せず、そんな議論を笑いながらできるものでしょうか。

2/10 Nikkei 早川政務官、辞任意向を撤回 「軽率だった」
-抜粋-
早川忠孝法務政務官は10日、法務省内で記者会見し、2009年度予算の関連法案などの成立後に政務官を辞任する意向を撤回した。・・以下略
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撤回などどうでもいいから、しっかりと政府の職員なら政府らしい仕事をして欲しいものです。マスコミのリポーターに追いかけられ、ニヤニヤと笑いながら逃げる様をみてがっかりです。
政府の緊張感すら感じられません。

私が思うに、今真剣にこの国の危機を真剣に対処しようと行動しているのは、渡辺嘉美さん。
渡辺さんは本当に普段からきりっとした表情で真摯に事を成そうと努力し実践しておられます。
麻生さんやその他自民党の幹部議員さんも、渡辺さんの真剣さを見習って欲しいと思うばかりです。

真剣に取り組む姿勢の見られない議員は、全員国会から席をなくすべきではないでしょうか。本当にこの不況の最中に国会やTVでにやけた議員を見ると腹ただしくなってきます。
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