はじめまして、kerosakaと申します。
樹脂粘土で「ミニチュアフード」という食品サンプルのミニチュア版のような物を作っております。
こちらでは、制作したミニチュアフードの紹介をしたり、取るに足らない私自身の日常生活について綴っていこうと思います。
早速ですが、最近制作したミニチュアフードアクセサリー達です。
上から、トンカツが出来上がる過程を表現した3連ブローチ&生肉とトンカツのピアス、モーニングブローチ、羽付き餃子ブローチ&助六ブローチ。
昨年末に自宅を引っ越しまして、旧居に住む間ずっと感じていた小さな負い目から解放されることができました。
負い目を感じていたお相手はこちら、最大限に高円寺を主張しているスリッパです。
4年ほど前、旧居に入居したばかりの頃にヴィレヴァンで購入した物です。
旧居は高円寺までは徒歩圏内ではあるものの若干阿佐ヶ谷寄りな上、住所自体にも“阿佐谷”と入っている地域であり「高円寺に住んでいます」とは声を大にして言う事はできませんでした。
しかし当時の私は何もない代田橋(ごめんなさい)から越してきたばかりの完全なお上りさん状態で、憧れの高円寺の徒歩圏内に潜り込めた嬉しさのあまりついこのスリッパを買ってしまったのです。
もちろん周囲の友人達からしても私の住まいは紛れもなく阿佐ヶ谷(しかも正確には南阿佐ヶ谷)。
我が家に遊びに来る人来る人、トイレに入るとこのスリッパを一瞥し必ずと言っていいほど「なんで高円寺?」と尋ねてくるわけです。
三度ほどこの問いを投げかけられたあたりでようやく「ここはやはり高円寺圏内ではないのだな…」と確信することが出来ました。
こうしてこのスリッパに対して「本当は高円寺にあるべきお前を阿佐ヶ谷に閉じ込めた上に、他人から存在意義まで問われる事態になってしまい申し訳ない…」という罪悪感を持ちながら4年間を過ごしたのです。
しかしついに昨年末、高円寺駅から徒歩5分の場所にたまたま良い物件を見つけることができた私は、晴れて正真正銘の高円寺住民となり、堂々とこの高円寺スリッパを使えるようになったというわけです。
それだけのお話でございます。
ちなみに阿佐ヶ谷も高円寺と同じくらい大好きです。
おやすみなさい。