かえるのワークフロー開発日記

SharePointとInfoPathでワークフローを作ります。オイラ開発者と違うけど大丈夫かなぁ?

InfoPathのSharePoint連携(カスタムリスト編)

2009年05月31日 | 日記
オイラはまだSharePoint(MOSS)は始めたばかりなんだけど、InfoPathを利用する時に便利なのがカスタムリストなんだ。

カスタムリストは、SQLServerのデータベースや外部ファイルなどにデータを格納しなくても、InfoPathから直接参照して必要なマスタデータをSharePointから取得出来る便利なデータ保管庫でメンテナンスも簡単なんです。

経費精算の申請書を作る場合に精算するプロジェクトコードが必要な場合は、InfoPathで以下手順で作るんだよ。

1. カスタムリストにプロジェクト名とプロジェクトコードをペアで登録する
2. InfoPathのデータ接続でカスタムリストを参照する
3. リストボックスのデータ接続先をカスタムリストにする
4. リストボックスの表示名をプロジェクト名に値をプロジェクトコードにする

これで、プレビューでの動作確認ではプロジェクト名を選択すると、プロジェクトコードが設定されるんだ。 

これをInfoPathを使わずに作るとなると、開発者にお願いして、テーブル設計、.NETやSharePoint SDKを使った画面開発、テスト・・・
いったいいくらになるんだろう?

本当にInfoPathって『コスト削減』になるし、便利です。

でも、カスタムリストは便利なのですが制限事項などがあり、判って使わないと危険なんですよ。 列名には何が使えるか、項目のMAX値はいくらなどかは確認してから使ってね。
それからマスタデータも巨大化すると遅くなるので、1,000件を越えるようなマスタデータは、マスタをSQLServerにした方がいいと思います。