KERC活動日誌

柏アーリー・リコーダー・コンソート
古楽リコーダーアンサンブルの日々あれこれ

2017年4月8日 練習日誌

2017-04-09 14:05:23 | 練習日誌 2016~ 
午前の部
 場  所:豊四季台近隣センター 会議室C
 出 席 者 :3名
 活動内容:自主練習
 
《練習曲》
 ・JS Bach(Für Blockflötenqurtett eingerichtet von HU Staeps)/Drei Stücke aus dem “Wohltemperierten Klavier” I.Praeludium -   II.Fuge - III.Fuge.(各楽章の雰囲気はこちら
 ・Herbert Baumann (1953)/Sonate für 3 Blockflöten
 ・JS Bach (藤井凡大編曲)/小フーガ ト短調
 ・JS Bach (藤井凡大編曲)/平均律クラヴィーア曲集第1巻より 第8番
 ・Georges Bizet (1872) (藤井凡大編曲)/組曲「アルルの女」より 前奏曲 - メヌエット - カリヨン
 
 
新年度を迎え,柏は桜が見事に咲きそろって川沿いを散策する人たちの目を愉しませてくれています。
 
本日もTIさん、グリさん、ワタクシの3人。 
今日は高橋先生もあいにくの急用にてアンサンブルレッスンはお休み。
しかしよゐこな我々KERCメンは、先生の言いつけを守りきちんとバッハの課題曲をおさらいしました。
とは言え、カルテットの曲というものは、1人欠けると途端に難易度が上がるものなのですね。
特に先週は曲の進行のキーとなるアルトを先生が吹いてくださっていたため、これがないと入りがうまくつかめず腰砕け膝震えのガクガクな演奏に。
全曲2~3回さらってみて、「はて、どうなんでしょうねえ……?」みたいな雰囲気のまま、なんとなく「さ、次の曲いきますか」「ですね」「そうですな」となる我々であります。
 
TIさんが満を持して取りいだしたるは、時の流れに焼けて茶色っぽく変色した「たのしいホームミュージック」作品集。昭和のかほりがムンムンします。
 

ヘルベルト・バウマンHerbert Baumannは1925年ベルリン生まれの指揮者・作曲家。今日までに500以上の劇場音楽を作曲し、さらに30本以上の映画音楽を作曲しているとのこと。
現代曲らしく、譜面づらは簡単そうなのに吹いてみるとなかなか難かしい。でも3声でこれほど面白い響きが出せるのかと感嘆するようなコクのある作品で、とても楽しめます。
次の3作を編曲した藤井凡大(ふじい ぼんだい:1931-1994)は、浅学にして存じませんでしたが日本では有名な作曲家・音楽教育者なのだそうで、無理なく3声に再構成されており、どのパートも楽しめるすばらしい編曲。
とは言え、どれも家族で愉しむにはやや骨があり、かえって家庭不和を招かないか不安になる難易度に眉をひそめるワタクシたちでありました。
 

午後の部
 場  所:豊四季台近隣センター 会議室C
 出 席 者 :3名
 活動内容:自主練習
  
《練習曲》
・Jacob van Eyck/Der Fluyten Lust-hof II(Amadeus)
  76. Philis schoon Herderinne, met 2
  77. Engels Liedt, met 2
  79. Amarilli mia bella, met 2
  80. Prins Robbert Masco, met 2
・GF Händel (arranged by RD Tennent)/Andante and Allegro from the Trio Sonata Op.2 No.1 HWV.386
・A Corelli (arranged by RD Tennent)/Three Trio Sonatas (12 Concerti Grossi Op.6 Nos.10, 11, 9, 6, 1, 2)
  Sonata I   Preludio - Allemanda - Adagio - Corrente - Allegro - Minuetto
  Sonata II  Preludio - Allemanda - Adagio-Andante largo - Sarabanda - Giga
  Sonata III Preludio - Allemanda - Corrente - Gavotta - Adagio - Minuetto
・A Vivaldi (arranged by Takuya Shigeta)/Concertino pep 2 flauti, archi, e basso continuo Op.47/2 RV 533
・北御門文雄編「アルト・リコーダー二重奏曲集 3 ルネサンスの音楽から」より
  William White/Fantasia
  William Byrd/Gloria tibi Trinitas
  Thomas Morley/La Girandola
  同/La Lamento
  同/La Sirena
  同/Fire and lightning from heaven
 Matthew Locke/Suite No.1
 
TIさんの午後はバイオリンと一緒ということで、またしてもグリさんと二人。
さればということで、お近くにお住まいのKERC OG YKさんにお助け呼び出しメールを急送。
エイクの2重奏版をさらって寸刻ののち、YKさん堂々のご降臨。
あゝ神々しくも気高くも、2週連続おぢさんデュエットの惨事は回避されたのでありました。
ありがたやありがたや。
 
[記:べ]
 
コメント    この記事についてブログを書く
« Recorder Trio & Quartetto ... | トップ | ■ 「自己紹介・連絡先」 記事... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

練習日誌 2016~ 」カテゴリの最新記事