昨日、今シーズン初の渓に入ってきた。
朝から嫁さんの具合はあまり良くなかったのだが、
僕に気を使っているのだろう「いいよ、久しぶりやけん行っておいでよ。」と言ってくれた。
一度山に入ると、携帯電話が使えないので、頻繁に連絡することができない分、心配は増す。
なら、行くのやめればいいやんという話だが…(笑
当日。
朝から曇天の空。
前日、前々日とひどい豪雨だったので、かなり増水してるだろうな。
増水すると、流れが速くなり水深も増すので遡行するのがとてもしんどい。
また、僕はドライフライしかしないので、ポイントもかなり制限される。
まっ、とにかく行ってみようということでS氏を迎えに行く。
今日の僕の相棒は、S氏。
二人でいつもの山へ出発。
2時間程度走って、目的の川へ到着。
川はこの通り…。
予想通りの状態。
濁りこそさほどでもないが、水量がハンパない。
しばし、S氏とミーティング。
話し合いの結果、もう少し上流にポイント変更。
上流になるほど水量は少なくなるので、ほのかに期待しながら第二の目的地へ向かう。
道路からは川の様子は見えないので、準備を済ませた後崖を降りていく。
果敢に斜面を下りてゆくS氏。
降りていくスピードがハンパない。
川にたどり着き川を観察すると、やはりここもかなり増水。
が、しかたない。
ここから釣を始めることにする。
早速、竿をだしフライを浮かべる。
流れが早いので、ラインをさばくのが忙しい。
反応はというと…全くなし。
少し釣り上がってフライを流すが…反応なし。
活性が低そうだ。
遅れて釣り始めたS氏にそのことを伝えようと振り返り「今日は活性低そ…」
釣っとるし…満面の笑みである。
その後も僕の不調(不釣?)をよそにポンポンと釣りあげていくS氏。ハンパない。
ついにはこんなのまで…
尺岩魚である…。
S氏は水を得た魚のようにその後も連続で釣ってゆく…ハンパない。
(この季節の緑色は何とも初々しく、美しい。)
一度のあたりも無いまま、ホワイトウォーターを前に途方にくれる(笑
本当に一度のあたりも無いまま…(しつこいっちゅーねん)
(コケ好きの僕にとっては、渓流の景色はたまらない癒し。)
(変わった形の木。今まで厳しい自然の中に身を置いていたのだろう。)
こんな風景写真を撮っているのも、釣れてないからだ。
釣れている時なら、気づいてもいないだろう(笑
で……… 終~~~~~~了~~~~~~~っ!
一度の反応も無いまま。
まっ、こんな日もあるよね。と、自分を慰める(笑
帰り道、簡単に入渓できそうな場所を発見したので、
ちょっとのつもりでフライを落としてみる。
キャストした…ん!
出たっ!
合わせる。
かかった!
釣れた…!
型は小さいながらも、貴重な一匹!
いや~~ボウズでなくてよかった…。
小さなヤマメに感謝。
その後、数回キャストすると、また出た!
今度は食いつく姿がはっきりと見て取れた。
でかい!
岩の下から出てきたその姿は、一瞬ではあったがかなりの大きさだ。
パクッとフライを咥え反転。
合わせる!
右手にガツンと魚の重量が伝わってくる。
「よし!」
…と、すぐに重さが抜け軽くなった…。
終~~~~~了~~~~~!
肩を落とし、ボウズよりも深いダメージを負う僕。
次こそは…と思いつつ竿をたたんだ。
~おまけ~
帰りの峠の茶屋で、シェパードを発見!
なんとロングコート!
穏やかな顔つきでとっても優しいシェパードでした。
店内にこんな写真も
バンビと遊ぶシェパード!
この子、ほんとに優しいんだな~!
今度アルとフライに行ったら帰りに遊ばせたい。
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シェパの記事、あんまりないので控えめに(笑