第 2 級 俳句講座 3号
オノマトペの続きです。
オノマトペを使った作品の多い俳人の中に
「 村上鬼城 」がいます。虚子門下の重鎮となる人です
少し見てみましょう。
” うとうとと生死の外や日向ぼこ ”
” 大男やゆさりゆさりと稲運び ”
” 禰宜達の足袋だぶだぶとはきにけり ”
” ぬり盆にざらつく砂や早松茸 ”
” をうをうと蜂と戦う小百姓 ”
” ほっほっと蓮の実を噛む微酔かな ”
” 残雪やごうごうと吹く松の風 ”
” ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな ”
” もうもうと雲吹き落す田植かな ”
” ざぶざぶと素麺さます小桶かな ”
” 蓮に花ゆらりとゆれてちりにけり ”
この様に自由多彩に使っています。自分が過去に
作句した中からオノマトペを使えるものがあれば
使用して推敲すると面白さがわかります。
・・ 続く ・・
オノマトペの続きです。
オノマトペを使った作品の多い俳人の中に
「 村上鬼城 」がいます。虚子門下の重鎮となる人です
少し見てみましょう。
” うとうとと生死の外や日向ぼこ ”
” 大男やゆさりゆさりと稲運び ”
” 禰宜達の足袋だぶだぶとはきにけり ”
” ぬり盆にざらつく砂や早松茸 ”
” をうをうと蜂と戦う小百姓 ”
” ほっほっと蓮の実を噛む微酔かな ”
” 残雪やごうごうと吹く松の風 ”
” ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな ”
” もうもうと雲吹き落す田植かな ”
” ざぶざぶと素麺さます小桶かな ”
” 蓮に花ゆらりとゆれてちりにけり ”
この様に自由多彩に使っています。自分が過去に
作句した中からオノマトペを使えるものがあれば
使用して推敲すると面白さがわかります。
・・ 続く ・・