健太郎の物見遊山

不動産業界に25年。現在、全国行脚中なので、全国の面白い話題や不動産関係の話、健太郎の個人的なブログを提供していきます。

むし湯、初体験(鉄輪温泉)

2007-08-06 18:22:26 | Weblog
 一度は入ってみたかった「むし湯」を初めて体験した。10分程度の時間なのに、むし風呂を出るときは少し眩暈がした。私達が行った「鉄輪温泉」は別府から由布院方面に向かう途中にある。町全体が温泉めぐりできる。

 町営の無料駐車場に車を止めて私達が目指した「鉄輪むし湯」は新しく石畳を敷いた「みゆき坂」を少し登った所にあった。敷地に入って直ぐ右側に、足湯ならぬ「あし蒸」がある。4席ほどの椅子があって、そこに両足用に箱が置いてある。

 利用者はその箱の中に足を入れて「あし蒸」することができる。(ありがたいことに無料)
むし湯は古民家風の作りだったが、建物の中は普通の温泉の受付だった。入浴料500円、タオル200円、レンタル浴衣210円(持参でも可)を支払って脱衣所へ。

 脱衣所で健康状態をチェックされ問題なかったら、浴槽で体を洗うように指示される。それが終わったら浴衣に着替えていよいよむし風呂へ、部屋に入る前に10分間のタイマーをセットしたものを手渡された。

 むし風呂の中は蒸気と床一面に敷いてある薬草の臭いで独特の匂いがする。枕元に石が置いてあってそれを枕に寝ることにした。5分もたたないうちに物凄い汗がでてきた。(普通のサウナであれば3回ほど入らないとこんなに汗はでない)

 足の裏も熱くなったのでタイマーを見たらまだ7分、その間汗が止まらない。日頃我慢できる私がギブアップしそうになった。その後はタイマーを見ながら時間が早くたつことをひたすら願った。ピー、私の願いがようやく届いた。

 「ふっー」その一言、部屋をでたら浴衣は汗でビッショリだった。浴衣に付いた薬草を払い落として浴槽へ、暫くは体を洗う気力もなく冷水をひたすら体に当てた。不思議なものでむし湯は何分立っても汗が引くことがない。

 お陰さまで前日の二日酔いが一気に醒めた。